Q:未就学児の通学は可能?

結論から言うと可能です。実際に通学している未就学児(来年度から小学1年生)もいます。まずは無料の体験教室を受講してください。

日々、子どもと接していて感じることですが、本当に1人として同じ子どもはいません。100人いたら100人、全員が違った間違い方を新しく発見します。それが、教室をしていて、一番楽しいことだったりします。

もちろん年齢も関係はしてくるのですが、その子が①デバイスの操作ができるか、②文字や図形をどの程度認識できるか、③何よりプログラミングを楽しんでいるか、を見て、問題がなさそうであれば、通塾をおすすめしています。

小学1年生と幼稚園の年長さん。二人とも大笑いしながらプログラミングをしています。

デバイスの操作ができるか

未就学児が最初につまずくのが、デバイスの操作です。マウスを触るのもはじめて、という子がほとんどですし、いくらビジュアル言語とはいえ、プログラミングは、小さな矢印を動かす細かい作業です。ここで上手くいかず、集中力が続かないお子様もいらっしゃいます。

が、これはあくまで「慣れ」の問題です。触っていれば、すぐに上達します。指導のコツとしては、マウスを上手く操作できたら、褒めています。大人には「当たり前」と思われるマウス操作ですが、最初は慣れずに苦戦したはずです。マウスが動かせるようになったなんて、すごい!!です。筆者がマウスをはじめて触ったのは18歳のときなんですから。

文字や図形の認識

scratchはビジュアル言語です。つまり、見た感じの色や形で、それがどのようなプログラムになるのか、類推がしやすいようになっているのですが、それでも一部に漢字が使われています。

漢字は読めなくても、慣れでなんとかなるのですが、ひらがな、カタカナが読めるか、書けるかによって、scratchの理解度は大きく変わってきます。ですので、仮名の知識や習得度は重要です。

何よりプログラミングを楽しんでいるか

ただ、結局、一番重要なのは、その子がプログラミングを楽しんでいるのかどうかだと思っています。子どもは正直で、好きなら、止めてもパソコンを触りますし、嫌いなら、いくらやれと言っても、続きません。パソコンを触っていれば、デバイスの操作や、タイピング、プログラミングなんてあっという間に上達します。

好きこそものの上手なれ。小学校に上がる前のこの時期は、何より「基礎的な力を伸ばす」「好きを伸ばす」ことが大事なのではないでしょうか。プログラミングは「基礎的な力」をまんべんなく伸ばすのに大変有効です。ただ「嫌い」「イヤ」なのに、無理してまで学ぶ必要はないのではないかと筆者は思っています。

まずは無料体験教室へ

ぜろいちニッティングでは、毎月、無料体験教室を実施しています。体験教室には持ち物や前提知識は一切必要ありません。プログラミングやプログラミングから広がる世界を体験してみたい方は、ご遠慮なく、以下より無料体験教室お申し込みください。

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森哲平
ぜろいちニッティング 徳島の子どもプログラミング教室

1979年兵庫県生まれ。2011年より徳島に移住。2015年から徳島市沖浜町にて私設の図書館や子ども向けプログラミング教室を運営している。