irucaの始まりのこと

irucaをどうして作ったんだっけ、という話。

お手伝いしている会社のオフィスが東京と福岡にあって、画面越しにリアルタイムで状況は見えるようになっているんだけど、全員がカメラに入るわけじゃない。だから今電話していいのかな?とか、そもそもオフィスにいるかな?というのがわかりづらかった。

その会社で開発合宿を企画、自分も何か作ろうかなと思ったとき、解決する何かを作れたらいいと思ったのだった。技術的にはPHPで作れば早いのだけれど、折角だからチャレンジしようと思ってNode.jsでExpressを使った。デプロイ先はHerokuと決めていたので、実装言語を変えてもそれほど大きな変わりはなかった。Heroku便利。

そうして1日で作られたirucaは(サービス名は割とすぐに決まった。あとロゴマークのイルカの絵もそのとき描いたはず)、今と違ってAjaxとか使っていなかったし、APIも中途半端にしかなかった。Slack連携は当時もう確かできていたはず。

基本コンセプトである「ログイン不要で使える」というのもそのときから変わっていない。どのサービスもログイン必須になっているけど、そこまでして守らないといけない情報は何なのか、と考えた。推測しづらいURLで十分なのでは、と。この辺は調整さんの考え方を参考にした。

それからirucaは特に宣伝とかしていないのだけれど、IT系の企業だけでなく、非IT系の企業や団体の方が多く利用されている。何気なく作ったものがそうして使われるようになっていくのがすごくうれしいし、楽しい。

何よりITと縁が遠そうなところで使われているのを知ると、作ってよかったな、と思う。irucaは何も複雑なシステムではない。IT系の企業であれば自分たち用のもっと便利なものを作れるかもしれない。でもそうでない人たちが、実際に「誰がどこにいるか」という課題を解決するためにirucaを選んでくれているとしたら、こんなにうれしいことはない。

irucaは基本的にメンバーのステータスの切り替えができるだけのサービスだ。とはいえ「ひとこと」メッセージが書けるようになっているので、そこでのコミュニケーションが伝わりやすく、円滑にできるようにしたいと思う。ただの在席管理でなく、行動予定表だったり、掲示板だったり。何より使ってくれる人たちが自然に、困らずに使えるといいなと。

そんなことを考えながらirucaを作っています。

10mado

テンマドという飯田橋の隅っこにある会社のはなし。

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Hiroyuki Yamaoka / 山岡広幸

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「おもしろいことを歩きながら考えてるうちにどこかしらないとこへ行っちゃって、そのまま何もなかったような顔して玄関のトビラをたたくタイプね」合同会社テンマド(10mado, LLC)という会社をやっています。

10mado

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