マーケットの魔術師から学ぶ 投資で勝つための教え

経験から人は学ぶ

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『マーケットの魔術師ー投資で勝つ23の教えー』(ダイヤモンド社)より、23の教えについて、私上山が思ったこと感じたことを1つずつ記事にしていきたいと思う。

今回はその1回目。

失敗は予測できない

マーケットの魔術師の多くは最初に失敗している。投資でいう失敗、すなわちお金を失うということだ。それも大金を失っている。マイケルマーカスは4万2千ドルを失い、トニーサリバは1週間で6万ドルを失った。

それでも彼らはやり続けた。失敗の教訓からリスク管理を学び、その後大成功を収めることとなる。

成功への転機

マイケルマーカスはエドスィコータと出会った。成功者から直接学ぶことは、トレードに限らずその道で成功するための王道だと私は考えている。スポーツの世界でも、名選手やコーチ、監督から指導を受け才能を開花させている。

それでもマイケルはすぐに成功できたわけではない。

700万ドルを1万2千ドルに増やし、その後4千ドルへ減らした後、2万4千ドルへ増やした。わずか1年の間である。間違いなくボリュームコントロールができていなかったのだろう。

経験から人は学ぶ

このジェットコースターのような資金の増減を経験した彼は、その後ボリュームをコントロールし、翌年には2万4千ドルを6万4千ドルに増やした。元々お金を増やすがことができていた彼が、ボリュームコントロールを身につけたのだから、これくらいのリターンは驚くべきものではない。

前年との違いは何か?

エドスィコータがボリュームコントロールを教えていなかったとは考え難い。間違いなく資金管理について話をしていたであろう。恐らくマイケルはボリュームコントロールに関する知識はあった。しかし、行動として実践できるほどの理解はしていなかったということだ。

人は体験を通じて真の理解を得ることができる。どんなに「タバスコが辛い!」と友人から聞いたとしても、実際に食べてみなければどれくらい辛いのか、あなたにはわからない。

マイケルは実際にお金を減らした経験から、ボリュームコントロールの重要性を学んだ。

これは必ずしも「実体験しなければ学べない」ということではない。他人の知識、経験も自分に置き換えることは可能だ。だが、他人事から自分ごとに変わるのには、自らの経験ほど特効薬となるものはない。

もしお金を失った時点でトレードをやめていたら

マイケルに限らず、魔術師たちの多くは最初に失敗している。大金を失い、それを何度も繰り返すことさえしている。

それでも彼らは諦めずにやり続けた。

トレードを一言でいうとしたら、私は迷わず「続けること」と答える。あらゆる意味で続けること。これが利益を上げるために必要な最大のポイントである。