自分で考える力を身につける方法

昨日のボリュームコントロール講座を終えて

実際に頭で考え、手を動かし、アイデアを形にし、結果を想像する。出てきた結果を振り返り、次にやるならもっとこうしてみようと、一歩前へ進む。参加者が自分で学習し、振り返り、またその先へ自分で進むことができる。ここが大切なポイント。また、そんな形を作れたのではないかと感じている。
 
知識や情報を一方的にインプットすることは、単なる暗記やテストで点数を取れば良いという勉強の仕方で、まったく自分の身につくことはない。自分の学生時代の試験勉強を振り返ればすぐわかることで、当時暗記したものなど今は全く思い出すことはできないし、何の役にも立っていない。
 
これは全てをテストの点数で評価している学校教育に構造的な問題がある。今でこそこんな風に考えるが、当事者だった学生時代は、ただ目先のテスト勉強を終わらせることだけに終始していた。テストで良い点数を取ること、試験に合格すること、そこが最大の目的であり、ゴールとなってしまっている。だから、例えば大学に入学した、企業に入社した、そのあとがなく、あとはなんとなく生きてしまう。
 
この姿勢が義務教育から始まって、10数年間も続くのである。まわりもそういった環境だから、仮に「そうではない」と本人が気づいたとしても、親が、先生が、友達が・・・また飲み込まれてしまう。意志をつらぬいたとしても異端児扱いされることがほとんどだろう。何せ絶対的多数の常識が、自分の常識とは違うのだから。
 
そして、FX。ほとんどの人はお金を増やすことができない。第一の要因は、クジのような当たり外れの感覚でやってしまうこと。全くの初心者はほぼこれに該当する。そして第二の要因は、学習の仕方にある。知識やスキルさえ身につければ、お金が増やせると信じて疑わない。さらに悪いことに、それをこれまでの人生で培ってきたテスト勉強方式で身につけようとしていることだ。この考え方を変えることは、自分の常識を変えることとなるため、自分ひとりでは非常に困難である。
 
やり方は難しいことではない。冒頭に書いた通り、自分で考えて、試してみて、振り返る。そして、また試してみる。この繰り返しである。特別な才能や、スキルなど不要で、誰でも、いつからでも、できることである。言葉として理解できない者はいないだろう。でも、大多数はこれができない。人はクセを治すのは難しい。決してやめれば良いとわかっていても、長い間習慣化されてきたことは、そう簡単には変えられない。でも、変える方法はある。
 
それは、常識が違う環境に入ることである。インプット形式、テスト勉強形式に育ってしまったのは、その環境で長い間過ごしていたからである。何も最初から好き好んで、こうした学習方式を望んでいたわけではない。環境がそうさせてしまったのだ。だったら、その環境を変えてやれば良い。自分で考えられることが大切で、そのためにどうしていくかを常に考えている環境に入れば、それが新しい常識に変わっていく。
 
正解がある世界ならば、テスト勉強で満点を取ることは可能だ。FXに正解があると思っているのなら、自ずとそうした学習を続けるだろう。FXに正解がないと思うのなら、自分で考える力を身につけるしかないのである。


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