メンタルトレーニングのための心構え

メンタルトレーニングと聞いて、何を想像しますか?

・ストレスに耐えられる強い心を作る

・目標達成のためのやりきる力を育てる

などが出てくるのではないでしょうか?

私の中の「メンタルトレーニングの定義」とは、

人が、日頃より発揮できる実力や能力以上の『可能性』を引き出せる状態を作る事です。

人は本来、「その人が実力だと思っている何十倍もの潜在力」が備わっています。

その潜在力を引き出し、可能性を広げるためにメンタルトレーニングは行うものです。


顕在意識では本来の5%程度しか使えていない。

人には、顕在意識と、潜在意識の2つの意識があり、

顕在意識とは、「意識の領域」であり、五感で感じたり、思考したり、記憶したり、言語化したり、日頃の生活より多用する意識的活動です。

潜在意識とは、「無意識の領域」で、意識的にはコントロールすることはできませんが、今までの人生で見た事、聞いた事、経験した事、感じた事、学んだ事、想像した事などの全てが潜在意識のデータベースに蓄積されており、その蓄積量は、顕在意識の十倍以上もあります。

あなたが、本来のパフォーマンス以上に、爆発的に能力を発揮するためには、

潜在意識を引き出すことができるかどうかがポイントです。

こういった話は、いろいろなところで聞いた事があるかもしれませんが、なかなか変われないのが実際のところです。


なかなか変われないのは、ホメオスタシスが働いているから。

では、無意識の領域を意識する場いいのか?と頭でわかっていてもなかなか人は変われないものです。

それは、ホメオスタシスが働いているからです。

ホメオスタシスとは、恒常性維持機能といい、人の本能のようなものです。

寒いとこに行けば、ブルブル震えて体を温め、暑いところに行けば汗をかき体を冷まして、一定の37℃程度にとどまっているのは、まさにホメオスタシスが働いているからです。

同様に、血圧や血糖値といった体の状態を一定に保っているのもこの機能があるからです。

このホメオスタシスは、体だけでなく、心や考え方にも作用しています。

「変わりたい」と一生懸命努力したとしても、このホメオスタシスが働いている限り、「今のまま」でいようとして、その努力をなかなか継続することができません。

自己イメージも同じで、無理やり自己イメージを高めようとしても、また元の状態に戻っていまうものです。

そんな「重力に押し戻される」ように、元に戻ろうとし、今のままでいようとする作用が「ホメオスタシス」ですので、まず最初にやるべきは、その力を解きほぐす必要があります。

解きほぐすためにまず必要なのが、日頃の心構えになります。


メンタルトレーニングのための心構え、自分を信じる事

ホメオスタシスを解きほぐし、潜在意識にアクセスし、何倍ものパフォーマンスを発揮するために、まず必要な心構えは、自分を信じる、という心構えです。

・自分なら大丈夫であろう、

・自分ならきっとうまく、

・はじめはうまくいかなくても、最終的に乗り越える事ができる、

・自分は潜在意識を力をフルに活用し、高いパフォーマンスを発揮する事ができる。

といったように、力む事なく、自然体から自分を信じている状態です。

こういった「自信」の話になると、一般的には、「過去に根拠を求める人」がとても多いです。

過去に、このスポーツで日本一を取ったことがあるので、そのスポーツには自信がある。

まだ、こんなに多くの方の前でプレゼンテーションした事がないので、自信がない、といった感じです。

そういった過去に根拠を求めるタイプの方は、99回うまくいったとしても、1回失敗する事で、テンポが崩れたり、自信を無くしたり、急にうまくいなかなくなってしまったり傾向があります。

うまくいっているスポーツ選手が、スランプに陥る状況は、まさにこのような状況です。

本来大切な自信とは、自分自身の中から、自然と湧き上がってくる自信です。

こんな自分だったら、やった事ないからわからないけど、きっと大丈夫だろう!というような「根拠のない自信」です。

そんな自信を持っている人は、何回かうまくいなかい事があっても、「自分なら大丈夫、次はこうやってやってみよう」とアイデアを出し、改善しながら「また次」と挑戦し、回数を重ねながらうまくなっていき、成功していくタイプです。

自分の人生を信じ、

本来のありのままの自分を信じる、そんな心得えができた時に、

ホメオスタシスがほぐれていき、潜在意識を自然と使っていく事が出来るようになります。

このような心構えはメンタルトレーニングのベースとなります。

まずは、無条件に根拠がなくても、自然体の自分を愛して、自分の人生を信じる事から始めていくと良いでしょう!

One clap, two clap, three clap, forty?

By clapping more or less, you can signal to us which stories really stand out.