心の五重塔(東洋心理学)

修理固成
8th sense
Published in
Jul 11, 2018

仏教では、世界の実相は「大円鏡智の世界」だと言われる。

「宇宙は大円鏡智の世界で、

その大円鏡智は喜びである」

大円鏡智とは読んで字のごとく、
大きな丸い鏡に宇宙が映ることだから、

宇宙の根本にある「喜び」が、
空の器に余すところなく表現される。

全てをまるごと受け入れる

大きな意識=「第三の眼(3.0)」

仏教には、「唯識」という東洋心理学があり、

人の心を階層別に精密に分析するという
科学的に心を観る理論体系「八識論」が存在する。

つまり、人格を「8層」の
重層的なものとする理解の角度から見て

「表層心」と「深層心」の
真相を解明した仏教の基礎学である。

こころを実体視する危険性があるが、
理解のためのひとつの方便として

さらに簡潔に綜まとめしたのが、

「こころの中の五重塔」だ。

唯識学では、
アラヤ識(第8感)こそ、こころの最深部とされており、

その深層心の汚れを除いた境地が「大円鏡智」である。

The wisdom that clearly elucidating Universe.

萃点の如く、すべてのいのちが
自分とつながっていることに気付く。

人間は二階建てであり、

1階、2階の下に地下室があって
そこに記憶の残骸がある。

しかし、本当の物語はそこにはない。

もっと深いところに”地下2階”があって、
そこに本当の人間のドラマやストーリーがある。

僕は以前から地下一階の下には、

”わけのわからない空間”
広がっていると感じていました。

こう述べたのは、村上春樹。

「無意識の蔵」を開けた
深いゾーン状態(θ波)、

その無垢なる純粋意識は

「光の意識(Light Consciousness)」

神仏や道徳、経営人生、インド修行など
入り口や手段はとにかく何でも良いから、

とにかくこの「真我の燦たる靈光」を、

ひとりでも多くの人の内から
湧き上がらせることを念としている。

しかし、私たちは光を失ってしまった。

生命の働きに意識が生まれ、
意識だけが突出するあまり

生命と意識が分離し、
多くの人から豊かな創造性の芽を摘み取った。

未来に向かって生きていく
力が落ちている、という自覚の元、

自己探訪の過程で
内なる光が溢れ出す場を作っていく必要がある。

「習った教え」よりも
「備わった光」に身を委ねよう。

人間の精神のルーツを辿り、
真に活力に満ち、自由な創造性を呼び起こす

魂のモーニングコール

物質的なものにコントロールされる
現代人の危機的状況を打開するために、

内なる源を振動させる!🌀

一度は失われた「自由な精神」を回復し

現実に生き方が変わり、

その人の魂そのものが
目に見えて向上するような

精神エネルギー場を増幅展開していく!

これからの仕事、社会、人生にむかい、
未来を切り開く活力を養うフィールドを拡大する。

この地球人類の冥闇や逆境を
創造の道へと逆回転させていくために!

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