8の字に「十牛図」を巡ってみたの巻。

こちら、かの有名な「十牛図」

十牛禅図ともいい、
禅の悟りを牛になぞらえて、
真理(牛)を探しに行く筋道を10枚の絵で表したもの。

この「牛」はただの牧牛ではない。

自分の心にある「本当の自分」のこと、
つまりは「心牛」

自分探しの旅に出る。

見つけて、捕まえて、飼いならす。
そして、我が家に連れて帰ると・・・

そんなストーリーの解説や考察は、凡夫の自分よりも
「正馬先生の「心牛」探しの旅─」など先達を当てにするとして、

今回は違った視点で、再構成し紹介したく念う。

そもそも、桑原の2018年の2大テーマは、
The 8th sense(第8感)Cre8(クリエイティビティ)

Cultivating creativity(Cre8)through 
Synergy, Store-Consciousness, Synchronicity and play!

「意識」は氷山の一角くらいに閉じ込められているけども、
自分の熱量を高めていけば、氷(秩序)は溶かせる。

やがて、水(カオス・粒子)になり、
沸騰し、水蒸気(波動世界)になる。

全体の卓越性を再認識することで、

自分の内部の凍った海を打ち砕くのだ!

そうやって意識と無意識をスウィングさせ、自由爽快な行き来が可能になると、

「→ → →」

(※風が吹けば→ → →桶屋が儲かるくらい「超」飛躍💦)

意識は大円鏡智として円満な全体性を取り戻し、大宇宙をの如く円(まどか)に映し出すようになる。

南方熊楠もこの神通力を体得し、「第8感(阿頼耶識)」やその奥の院である「大不思議(真如)」に達する「光」の体験をしていた。

このあたりが創造の源泉に通ずると確信している。

ここまでが前提であり
本筋の十牛図に戻るなら、

「8」という理由(だけ)で、
この「第8図」に(だけ)着目していた。

まさに「空」であり「大円鏡智」

「円空」

そういった「⚪︎(円)」のイメージで手に取った、ありがとう寺の町田先生『エロスの国・熊野』を読んでいて、痛く共感したのが、

鎌倉期に日本仏教はアニミズムからヒューマニズムへの転換を成し遂げたのだが、それを単純に進化論的な発展と見るわけにはいかない。日本仏教はますます自然空間から離れ人工空間になずんでしまった。おかげでこの国の霊的資質はたいせん痩せてしまったように思われる。
「悟り」というような研ぎ澄まされたロゴス追求を標榜する宗教は、大地の野生から遊離してしまうと虚無的にならざるを得ない。
「無」「無心」「無我」というような概念が、万物への限りない愛情を包含した上での積極的諦観ではなく、消極的理解にとどまっているのは、今日の禅の限界を示していると言える。

たしかに、下手に頭だけで捉えてしまい虚無主義の廃人に陥ってしまう者も見てきた。これでは空海の十住心論でいう「第7住心」止まり。

(まとめは、綜學 林先生を参照)

そういう消極的理解に囚われず、自然を愛でたり、心を宇宙大に拡げたりする実体験を経て積極的諦観まで昇華させる必要があると念う。これが虚無から「第住心」へと切り抜けるブレイクスルーポイントでもあった。

そして、ここまで読み進めて、大きな閃きがあったのが、

「だから、8の次の第9図は自然に回帰しているのか💡」

源へ還る。自然へ還る。母なる地球へ還る。

「だから、真理の超越的側面として仏教の抽象世界が金剛界曼荼羅に相当し、山川草木など自然を通じて真理を体現する具象世界が胎蔵界曼荼羅に対応するのか💡」

「だから、両界曼荼羅は、陽と陰、火と水、男性と女性、ロゴスとエロスのように、宇宙生成の2つの原理がワンセットで存在するのか💡」と、

自分自身も人生の旅の道半ば、
今回の発見でまた一段と深く味わえるようになった。

まさに胆から喜んでいる感じ🎵 Ahaha!

この人生の奥の院を実体験する道筋を、
「8の字のダイナミズム」で再構築したのが下図。

これは「本当の自分」である「心牛」を再発見する学びの旅。

最終的には、迷いが無ければ、悟りも無い。

そして、結びの第10図では、日常に戻り
メンター(師)として後進の育成に当たっている。

夢(心牛)を見ては諦め…
諦めきれず__…

願いを託し、託され…
名を継ぎ、技を受け継いで…

ここまで脈々と続いてきた。

それが次の人へ、また次の人へと…

そうやって、まだまだ人生の旅は続いていく…

To be continued

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