最底辺のブログ

omija / qeqeqe
3 min readMay 12, 2019

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選択肢が少ないから動きやすいときがある。どれにしようかなぁ、と迷っている間にロスするものがあるわけだ。

ブログは、まさにそれが言える。書ける場所がいくつかあると、どこに何をどう書き分けようかと”書く前”に煩わしさを抱えちゃうから、書く機会を逃して、どんどん筆無精になってしまう。

というのは、正直ボクの話なのだが、同じようなことで地団駄を踏む人はまわりにもいくらかいるのは調査済みなのである。

迷いを減らすためには、どうすればいいのか。答えはシンプル、何を書いてもいい受け皿的なブログをつくることだ。ボクの場合、今まさに書き連ねているMediumがそうなんだけど、位置付けとしては”最底辺”のブログとしてる。

だから、特にテーマもないし、誤字脱字があってもいいし、何を書くのかはキーボートははじきながら考えるし、とりあえず、「書いたらどうなるんだろう?」に対するアンサーを書き上げるだけ。だから、わりと楽に楽しく書けている(Mediumを最底辺にしてるのは、設定の手間も少なくシンプルで書きやすいから)。

ここで書いたあとに、ああなんかいいかんじに書けたなぁ、となれば、構成を変えたり、修正を入れたりし、他のブログに書き直すということもする。最底辺であり、他のブログに書くための”下書き”にもなっている。

ついでにいえば、書き分けとは別に意識してるのは、きれいな文章を書こうとしないこと。もっと言えば、自分をよりよく見せようとしないこと。自分が思い描くようなうまい文章を書けないからといって、そこで立ち止まっていても、うまい表現が浮かんでくる可能性はまず低い。それが自分の今の実力と思い、次のエントリに向き合えばいいだけの話なのだ。自分に期待することなく、納得いかない文章でも、とにかく公開させてみると問題は解決である。

もちろん、べつに公開することにこだわらなくてもいいわけで、紙のノートに書き溜めていくってのも悪くない。ボクも最近は、懐かしの原稿用紙に四百字内で書くようにしている。書くことは、自分の頭と心にあることを整理すること、見えづらくなっているものを見やすくすることなのだから、とにかく自分が書きやすいかたちを探せばいい。

ちゃんと書こうとすると、オチみたいなものを考えるんだけど、するのが手間なので、特にそれらしいことを書くでもなく、終わるひさびさのMedium帰還エントリ。

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