Dropbox Paperチームが大切にしている事と、デザインの話

Masanori 3284
7 min readDec 4, 2017

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Unleash the World’s Creative Energy~創造的なエナジーを解き放て~

こちらのイベントに行ってきました。

意訳とか勝手な解釈入っているかもなのでそこら辺はご了承を。
ただめっちゃ良かったです。それが少しでも伝わればっ!…

ざっくりイベントの内容をいうと

  • Dropboxはクリエイティブを支える企業にブランディングを変えた
  • チームでプロダクトを作る意識がとても大切
  • Dropbox Paperはドキュメント作成を再考したもの。チームでプロダクトを作るために必要な機能を載せている
  • KPI!無理にバイラル施策をするのではなく、使いやすいプロダクトになることが最重要事項

まずDropboxについて

File in sync →Team in sync
仕事をする場所を選んで仕事をする

ブランドイメージの変更。
クリエイティブ作業を支える企業になる

Dropbox Paperについて

登壇者
Design Manager
[Kurt Varner(@kurtvarner)さん | Twitter](https://twitter.com/kurtvarner)

-Drop box Paperのユーザはクリエイターが多いとの事

チームについて

結構多い印象。ちなみに多いからみんなで作る意識大事だし難しいって感じの話してました。

Dropbox Paperチームの3つのテーマ

  1. Build a team that care (集中できるチームを作る)
  2. Be opinionated (自分の意見を持つ)
  3. Put people at center (人を中心に)

1. Build a team that care

Care about ~Design~ → Care about Product
誰もがデザインについて考えるのは難しいが誰もがプロダクトについて考えることはできる。
純粋にプロダクトに向かうのは難しい。プロダクトに集中できるメンバーでチームを形成する事が大切

デザイナーがただデザインの話をしていても孤立するだけだよ。って絵

Sence of ownership

オーナーシップを各々が持つ。メンバーがそうなれるように様々なトライをしている

Hacky Hour

全職種がばらばらになり好きな機能を作る時間をとっている。好きなものをチームで作る感覚。実際にこの手法で取り入れられた機能もある。みんな笑顔😀

Encourage experimentation

作った機能をComposer Teamで検証して…みたいな話だったような。

Participatory design

参加型デザイン。

様々な部門の人に参加してもらう。
ユーザオンボーディングの例。実際のユーザストーリーを張り出して皆で話す。

top company goal

KPIの話をしてたと思う。
[Yutaka Ishiiさんのツイート: “PaperのProduct Managerに聞いたKPI設定…”](https://twitter.com/ytk141/status/936543425754570752)
現在のKPIはアクティブ率。
アクティブ率を作るにはコラボレーションが鍵。
誰かひとりでもチームにアクティブユーザーがいれば、チーム全体がアクティブになる。
なので無理にバイラル施策をするのではなく、使いやすいプロダクトになることが最重要事項

2.Be opinionated

プロダクトに関わるメンバーが自分の意見を持つ

まずPaperのデザインについて

エディタの起源をたどる。Microsoft Wordは印刷目的のアプリ。働き方は変わったのに、現在でもほとんどUIは変わっていない。google docsも過去のデザインに紐付いてしまっている。

全ては白紙からスタート。ツールをゼロから考え直した。
Paperで全ての可能性を切り開きたい。

ここでデザインについての紹介

4つの大切にしてる設計原則について

1. Confidence through clarity
2. Flow through focus
3. Creativity through play
4. Teamwork through trust

1.Confidence through clarity

自信を持つこと。

プロダクトとして何が大事なのかを定義する。
Paperはコラボレーティブなプロダクトだからこそ、誰が何を言ったかという点が配慮されている。確認するのではなく、視覚でわかるようになっている。プロダクトの定義が明快であれば自信を持つ事ができる

2. Flow through focus

必要なときに必要な機能を使えれば良い。考えの阻害、邪魔をしない。
Dropbox Paperの中でもそういう思想で機能を考えている。

3. Creativity through play

楽しみながら仕事をする。
クリエイティブな発想は、遊びながら働く事で出てくると考えている。
ステッカーやemojiはそういう発想から出てきた。

4. Teamwork through trust

ベストなチームワークは信頼から生まれる。
Paperは常にチームメンバーを意識する事ができる様になっている。編集権限など細かい所で信頼を意識したプロダクトになっている。

3. Put people at center

*Talk to users. All. The. Time.*
マジでユーザに向き合って言ってるぜ!

User first

常にユーザーと話すように心がけている。
ユーザーを理解するためリサーチチームが常に研究している。そこから参加型デザインのアプローチにより学ぶ事ができる

Real world Wednesday

3週間に1回5人のユーザを呼んで15分セッションする。
スピードデートの要領でデザイン、コンセプトのテストをする。

Customer Chat

なんて言ってたか😇…

まとめ

チームでプロダクトをいかに作るか。それに対して明確に言語化されていてぶれない思想がある印象でした。
言語化されていて、語れる。Dropbox Paperのチームはそれを実行できる組織という感じ。
そしてそれを笑顔で語るカートさん。素敵。

今回紹介できませんでしたが、トークセッションで対談されていたhaiokaさんのアルバムがめっちゃ良いので載せておきます。ずっと聴いてられる…

https://open.spotify.com/album/60GhlOZSUsllZeASvecnce?si=bcqrh3m2Tlue_SJfsldWCw

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