財政調整基金の話が出ていたので

野々市市における平成29年度財政調整基金の状況

野々市市は、平成27年度末に約31億円の財政調整基金がありました。そして28年度に約10億円、29年度には約13億円と取り崩されて来ています。29年度の決算時には、新たに財政調整基金に繰り入れられるものもあるかも知れないので予算時においての話となりますが29年度予算では残額10億円弱となります。

財政調整基金を使うことは悪いことか?

まずは、財政調整基金の意味を知る必要があります。財政調整基金とは、自治体が毎年度歳入の出元(財源)にバラツキがあるため(計画していた国からの交付金取得に失敗したとか、取得に失敗したために事業自体が実施されずに予算が余ったとかもある)毎年度余剰となったお金を次年度以降に繰り越して使えるようにするものです。一般的には、一般会計の10%くらいを持っておくのが健全な状況と言われています。野々市ではどうか?ざっくりした計算でいくと29年度予算200億円強の中で予算時に残額約10億円、若干少ないように感じますが現状野々市市では、区画整理事業や中央地区整備事業(図書館を含む文化複合施設に、中央公民館の整備)を行なっており計画的に切り崩しが行われているように思います。
また、個人的に、このデフレ基調の中で基金をためていても、市場に回るお金も小さくなりますし、政府も皆さんが聞いたこともあるようにマイナス金利など貯めて行く事を是としていません。また、リスクを取ってまで運用もできない性質の基金ですので基金として大きな金額を持つことは良しとは言えません。いま物価が下がっている中なので、これからの野々市の為に考えコトやモノに切り崩すタイミングでもあると思います。

財調の枯渇で不安?

確かに不安に感じる部分もあると思いますが、財調の利用が悪かと言うとそれは違います。使い方には、目を配る必要があります。野々市ではまだですがペーパレス化など電子行政の運営に向けてなど大きく予算がかかるものに対しては予算を思い切ってさくことで、これからの自治体運営にかかる予算を削減することもできます。これからの予算は、未来への投資に目を向けて大きく踏み込むべきところは踏み込む、削るところは削れるよう、市議会議員の一人として目を光らせ、時にはブレーキをかけ、時にはアイデアを提案し進めていきたいと思います。

こんな事も出てるよ

地財計画が実際よりも4.6兆円膨らんでいる疑いがあります。そのために地方交付税が必要額を超えて出されているようです。
国と地方の財政状況 河野太郎

地方交付税は、国からもらっているものです。

国は、一般会計予算から地方交付税を出すために国債を発行します。当然、国債には利払いが発生します。
国と地方の財政状況 河野太郎

結果的に、皆さんお住まいの自治体が貯金をする事で、国への負担が大きくなる、ひいては国民の血税の利用に無駄が生じると言うわけです。
こういった中で国はプライマリーバランスの健全化を!っと各自治体へ発信しています。健全でなければ交付金も...なんて話も出ています。今必要以上に溜め込んでいる自治体こそ私は危ないと思います。皆さんの町はどう言う状況ですか?

あっ、交付金の問題は、地方分権を進めていけば、解消にもなる。これについても書きたいのですが物凄く長くなってしまうので今日はこの辺で!

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