Dockerのインストール方法
以下の記事を参考に、Dockerのインストールと初期設定をまとめていきます。
また今回は、前回の記事でまとめたDockerの概要の続きになります。
まずは、前回のおさらいとなる、Containers(コンテナーの)についてです。
コンテナーは動作可能なイメージをインスタンス化したものになります。つまり、イメージを基に作成、実行されています。
イメージはアプリそれ自体、また動作に必要な環境を立ち上げる為の、設定がなされたパッケージです。それら(code, runtime, libraries, environment variable, cofig file)全てが、その一つのイメージに含まれます。
また、コンテナーはhost machineの環境とは独立したものになります。設定を行って、host上にあるファイルやポートに、コンテナーからアクセス出来るようにします。
アプリの実行時には、コンテナーはhost machineのカーネルを用います。これは、VMがハイパーユーザーを通して仮想のアクセスを可能にする事と比較すると、優れたパフォーマンスになっています。個別のプロセスで実行され、他の手段より少ないメモリで処理が行われる利点がDockerにあります。
以上が、コンテナーの簡単な説明になります。では、実際にDockerをインストールしていきます。以下のサイトから、CE versionのDockerのMac版(使用しているOSに依る)、をインストールします。
次のコマンドを打って、インストールの確認を行います。
akiyamatsuyoshi v1-TDD $ docker --version
Docker version 17.07.0-ce-rc4, build fe143e3
また、次のコマンドを打った時に、前回の記事で説明したDockerの処理が行われることを確認できます。
$ docker run hello-world
以上がインストール方法になります。
次は、Dockerの使い方を、コンテナーを通して見ていきます。