Neblioでのトークン鋳造(Staking)について

hojojon
hojojon
Jul 29, 2017 · 7 min read

PoSとは何か

プルーフ・オブ・ステーク(Proof of Stake, PoS)とは、パブリックなブロックチェーンのためのコンセンサスアルゴリズムの一種であり、Neblioのアルゴリズムもその一部となっています。ビットコインの裏側で安全性を支えているプルーフ・オブ・ワーク(Proof of Work)と同様の機能を提供しますが、プルーフ・オブ・ステークはセキュリティとエネルギー効率という点で大きなアドバンテージを持っています。

プルーフ・オブ・ステークに関して理解しようとするときには、抽選くじという観点から考えるのが最も簡単です。NEBLトークンを所有するすべての人は、“抽選券”を持っています。おおよそ2分間ごとに、1つの抽選券が選ばれ、勝者となれば誰でも新しく生成されたトークンを報酬として受け取ることができます。

ウォレットに最小鋳造期間(24時間)消費されていないトークンがある場合、いくつかの“抽選券”を保有していることになります。抽選券をもっとも多く持っている人の勝利する可能性が一番高くなります。抽選に参加するためには、ウォレットがトークンの鋳造を行っていることを確認してください。そうすると、2分間ごとに抽選にエントリーされます。

どれだけ多くのチケットをそれぞれの人が獲得できるかのを理解する前に、いくつか重要なコンセプトを見直す必要があります。

鋳造(Staking)とは何か

鋳造(Staking)とは、ウォレットがトランザクションの検証を行ったり、トークンを授与したりするために使用するプロセスのことです。ウォレットが鋳造を行っている時、トークンを送る人が実際にそのトークンを所有しており、そのトークンを送る権利を持っているということを確認するためにトランザクションのチェックが行われています。オンライン上のウォレットのほとんどによってトランザクションが有効であると同意された場合、そのトランザクションはネットワークによって承認されます。コンセンサスのコンセプトは、すべてのデジタル通貨にとって不可欠なものであり、Neblioネットワークをセキュアにしているものでもあります。

ネットワークをセキュアにすることに対する報酬として、2分毎に1つのオンラインのウォレットが選ばれ、所有しているトークンに対する利息分を受け取ることができます。もっとも多くの多くの“抽選券”を持っている人が、 報酬を獲得する可能性が一番高くなります。

Neblioの用語では、抽選券は “重み付けトークン期間(Weighted Token Age)”または単純に重み(weight)と呼ばれ、重みはトークン期間の積となります。

TIP: 鋳造を行う方法について

鋳造を行うためには、設定メニューからウォレットがアンロックされていることを確認してください。ウォレットがロックされていると、鋳造を行うことができません。ウォレットが暗号化されていないのであれば(安全のために暗号化されているべきです!)、明示的にアンロックする必要は ありません。ウォレットをオープンにし続けることによって、自動的に鋳造が行われます。

ウォレットの暗号化を行っていない場合は、強力なパスワードを使用するようにし、決してパスワードを忘れないようにしてください。パスワードを忘れてしまった場合、パスワードやトークンを元に戻すことはできません。

ネットワークの重みとは、ウォレットの重みとは、次の報酬までの期待時間とは?

下の図で示すように、ウォレットの右下にあるトークンのスタックに似たアイコン上でマウスオーバーすることにより、すでに上述した用語にお気付きの方もいるかもしれません。

Neblioネットワークプロトコルに従うと、おおよそ2分毎に抽選が行われ、その結果単一のブロックが発見されることになります。

ネットワークの重み(Network Weight)とは、この抽選のために利用できるチケットの数として理解することができます。実際には、ネットワークの重みとは、ネットワーク全体にわたってその時に鋳造されているすべてのトークンの“重み付けトークン期間”の合計です。 今や、重みの合計は、この抽選に参加することを可能にするチケットの数となりました。これは、ウォレット内で鋳造しているトークンすべてのトークン期間を合計することによって計算されます。

参加者はそれぞれ異なる数のチケットを所有しているため、所有する数が多ければ多いほど、より早く勝者になることが期待できます。これは、次の報酬までの期待時間(expected time)となります。もちろん、この数は単なる概算に過ぎず、抽選は完全にランダムなものとなります。そのため、実際に勝利するための期待時間は、高くなったり低くなったりすることがあります。しかし、長期的にはこの差異は平均化されるため、多くの鋳造を通して期待時間がかなり正確に平均化されることに気づくと思います(ただし、ウォレットが休みなしにオンラインになっている場合に限ります)。

実際にこれがどのように機能するかを見てみましょう。下のスクリーンショットの例では、ネットワークの重みは26,410,075であり、ウォレットの重みは754,067となっています。

これまでに説明したことに従うと、期待時間は以下のようになります。

報酬まで、26,410,075 / 754,067 = 35.02 ブロック
おおよそ2分毎に1つのブロックが作成されるため、
35 ブロック * 2 = 70 分(ウォレットによって1時間に丸められます)

PoSのコンテキストに話を戻すと、鋳造に勝利するということはブロックを発見することを意味しており、新しいNEBLが報酬として与えられるだけだなく、ネットワークに対してもっとも最近のトランザクションが有効になります。これにより、Neblioネットワークの安全性を確保するために自分の役割を果たしたことに対して、報酬が与えられるのです!

鋳造に成功すると何が起きるのか?

トークンの鋳造に成功するたびに、トークングループの重み付け期間のパーセントに基づいてトークンの報酬を受け取ることができます。

最小鋳造期間: 24時間
最大鋳造期間: 7日間

Neblioプロトコルに従うと、トークンが少なくとも24時間ウォレットの中でアイドル状態になった後に、重みが発生し始めます。そして、7日間以上ウォレットの中でアイドル状態になった後、追加の重みの発生がストップします。このような制限によって、2つのことが行われます。最小期間により、トークンを最小期間保持しておくことが必要となり、一人の人間によって何千万ものNEBLが購入され、ほとんどすべてのブロックでその一人の人間によって繰り返しトークンの鋳造が行われることがなくなります。また、最大期間により、ユーザーがウォレットを頻繁にオープンしてトークンの鋳造を行うことが促進されます。一人の人間が大量のNEBLを獲得することはできません。6ヶ月間ウォレットをクローズしても、その後トークンがかなりの重み付け期間を持つということもありません。そのような場合でも、1週間だけトークンを保持した人と同じトークン期間になります。

カレンダー日付の代わりに、重み付け期間に対して利息分の報酬が支払われます。そのため、10,000 NEBLを所有していて、カレンダー日付で1年(365日)間鋳造を行ったとすると、7日間に対してのみトークンの報酬を受け取ることになります。これは、ウォレットをオープンにし続け、ネットワークの安全性確保を手伝うことの大きなインセンティブとなります。

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