イチローが抜かれる日

本日(20日)、アストロズのホセ・アルトゥーベが、3年連続となるシーズン200安打を達成し、通算安打を1,030本に伸ばした。

10年連続200安打を達成し、通算でも3,027安打のイチローを抜くのは、誰あろう彼だ!という話ではなく、来年にも並ばれ、抜かれるかもしれないプレーヤーが他にいる。レンジャーズのベルトレだ。

ベルトレはすでに今期164本のヒットを放ち、通算安打を2,931本まで伸ばし、来季中の3,000本安打達成を確実視されている。年齢も37才と大ベテランだが、ますます円熟味を増したバッティングは一向に衰えを感じさせない。


下の表は、イチローとベルトレの2010年から現在までの、安打数と通算安打数、そしてその差(イチロー — ベルトレ)を示したものだ。

出場機会の減少もあってか、イチローのヒット数は年々減少していて、214→184→178→136→102→91→92本と半分以下に落ちてきているのに対し、ベルトレは2011年シーズンを除いて、コンスタントにヒットを積み重ねている。

イチローとベルトレの通算安打数の差も、最大で395本あったのが、現在では96本と100本を切っており、このままいけばもしかすると、来シーズン中にも追いつかれ、抜かれるかもしれない状況なのである。

イチローには、自身の納得がいくまでプレーをしつづけて欲しいが、要望があるとすればマスコミの方だ。「3023安打のルー・ブロックを抜いたので次は3053安打のロッド・カルーだ」と上を向いて煽り立てるのもいいが、下からどんどん迫ってきている選手がいることも、きちんと冷静に報道しておかないと、抜かれた時に「イチローはいつまでやるつもりだ」と掌を返したような報道にならないか、とても心配だ。

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