モテるWEBサービスについての話

今スタートアップで主な事業はウェブサービスやアプリとなってきました。

そこではみんなが必死になって良いアイデアをひねり出してインターネット上に誕生させてきます。その際にみんな同じことを考えます。

みんなダウンロードしてくれるかな?

毎日サイトに見に来るかな?

お金払ってくれるかな?

広告クリックしてくれるかな?

このような事はみんなが考えています。この疑問を解決するのも自分自身です。みんなが毎日PCDA(この言葉はあまりすきじゃないんですけど)を回しています。

ではどうしたら思うような最高のモテるサービスを展開していけるかを考えていきましょう。

ユーザー思考

今流行りのウェブサービスのほとんとがユーザーありきです。どれだけユーザー数を獲得して毎日のようにサイトに訪問してくれるかを競っている状況です。

そのために必要なのは大きくいうとUX(ユーザー体験)です。

一回来てくれたユーザーに良い体験をしてもらえば続けて訪問してくれるものです。その良い体験をさせるために考えなければいけないのがUXです。

UXには何があるか

UXはいいアイデアをひらめき、それを形にしてみて、その次に本格的に考える必要があるものです。

具体例を使って考えてみます

音楽コンテンツ収集型サイト(CGM)を構築したとします。

自分の楽曲を投稿してみんなに聴いてもらうのが目的です。

soundcloudやmuzie、myspaceと多くありますが、「目的」としてはどのサイトも同じになってしまいます。(多少ビジョンは違うかもしれないが)

だとしたらこれらのサービスよりもUXをより良い物にする必要があります。

他にも「差別化」すればいいじゃないかというのはありますが「目的」が同じサービスの中では差別化を図るということを考えるよりも、その目的自体の体験を優れたものにすることが大事です。

例えばボカロ楽曲に特化したサービスならば差別化が図れるかもしれません。ハイレゾ(良い音質)で聴けるサイトにすればそれも差別化です。

しかし「自分の楽曲を投稿してみんなに聴いてもらう」ということがそのサービスの基盤だとしたらそこに注力してUXを育てていくことが大事です。

UXを育てていく際に簡単な方法があります。

まず基盤の目的を分解してみることです。こうしたら目的達成するんじゃないかということ(いいユーザー体験してもらうこと)

1自分の楽曲がたくさんの人に聴いてもらえること

2自分の楽曲に対してリアクションされること

3他の人の楽曲を聴きたいと思えること

とりあえずこんなものだとします。

次にどうすればそうなるか考えます

1について

たくさんの人に聴いてもらるにはもちろんサイトにたくさんの人が訪れなければいけません。CGM型サイトは言ってみればコミュニティサービスなので人同士をうまく繋げなければいけません。

コミュニティはフェーズによって書き手・読み手のどちらが重要か変わる

けんすうさんの。コミュニティサービスのフェーズの使い方についてうまくまとまっています。

人を集める前に数人でもいいし自分だけでもいいので楽曲を投稿して、後参加したユーザーにどういうサイトなのか理解させる必要があります。

後参加したユーザーが面白い(感動)と思えばユーザー獲得の一歩になります。

ということは始めから投稿されている楽曲に特徴を持たせる必要があります。楽曲自体の良さというのはセンスになってしまうので置いておくとして、それ以外で、聴いている状況を特徴的にするなどといった手法が使われます。

例えばその楽曲を聴いているページがJavascriptによって派手なヴィジュアルデザインで波形通り動いていたり、リアルタイムでユーザーのアクションが動いていたりです。

これらを特徴的にしたのが、SoundCloudの場合は、コメントを楽曲の再生時間におけるというものです。ニコニコ動画の場合は、動画にコメントを流すというものがありますね。

個人の感想ですが、僕は動画に自分に対してのコメントが流れてきたら面白いと思いました。いちいちコメント欄を覗きに行かなくてもいいので一手間省けるというのもありますし、読めないぐらい早い流れだと、目の前の電車を必死に目で追いかけるみたいにおもしろかったりします。この時点で僕という1人のユーザーにひとついいUXだということを体験させたことになります。

2について

人は他人からリアクションをもらうのは嬉しいものです。これがもっとも強いユーザー体験にもなりかねません。

自己顕示欲などを利用するのが手です

イイねされたら嬉しいですよね。Facebookの勝因のひとつですね。

しかし今となってはイイねだけじゃ足りないかもしれません。これは時代の流れをつかむしかありませんが、他の形で自己顕示欲をもたせればユーザーのサイトへの執着につなげることが出来ます。

フォロワーを増やすという自己顕示欲も今の流行ですがどこまでいけるかわかりません。あえてフォロワー数を他人に見えなくするというのも、サイトの本質に集中させるためいいかもしれません(フォロワーが多いから良いという勘違いがあるため)

自分が楽曲を投稿した後にどういうリアクションがいいユーザー体験になるのか考える必要があります。

例えばその楽曲の歌詞の続きを書いてもらったり、カバーしてもらったり、ライナーノーツをかいてもらったりといろいろ考えられます。(そういうリアクションだけが集まるようなUIにする)

イイねよりも何倍も面倒臭いリアクションになるのでそう簡単にリアクションをもらえないかもしれませんが、ひとつもらえた時の感動はイイねの何倍です。

こういうところでウェブサービスに特徴を持たせることが、結果として類似サービスとの差別化にもなります。

3について

投稿してリアクションを待つことしか取り柄のないサービスはユーザーの増え方が弱いはずです。投稿しない一般層がこないからです。

そのために投稿しなくてもサイトを楽しめるためにコンテンツを利用しないといけません。メディアサイトであればいい記事を載せれば検索によってくるかもしれません。しかし今回の例は「楽曲」です。いまさらですが、なかなか難しいです。良い楽曲を載せれば。というのには無理があるからです。某代表の言葉ですが

人を集める良い楽曲というのは、今の時代「有名」であるということ。全く変調のないつまらない楽曲でもプロモーションなどによって有名になればそれは人を集められることになる。逆にいくらビートルズ並みの曲を作ったとしても聴いてくれなければ人は集められない

という前提があります。(音楽についてではなくネットマーケティングの話です)

spotifyは有名な楽曲が集まっているから強いのです。コンテンツを素人から収集する場合はもちろん無名なものばかりのスタートになるのでそこをどうにかするしかありません。

考え方を変えてみます。類は友を呼ぶ というのを信じてみましょう。

世の中には無名アーティストのほうが有名アーティストよりはるかにいます。

無名アーティスト同士が集まりやすいコミュニティを構築すればいいのかもしれません。楽曲の質で考えるよりもサイトに呼び込みたいターゲットを考えればそれが対処策になる可能性もあります。

無名アーティスト同士なら同じ土俵にいる仲間として他の人も聴きたがるかと思います。

さいごに

3についての考察は雑ですみません。。頭が回らなくなってしまいました。。

しかし、このように自分の閃いたアイデアについて本当にユーザーに体験させたいことをはっきりさせ、そして分解して、自分なりに「こうなるってことはこういうことなんじゃないか?」とかんがえる癖をつけることはモテるウェブサービスを作るにおいて良い練習だと思います。実際に自分のサービスではないが、仮想サービスを立てて、「どうしたらこのサービスは最高にモテるウェブサービスになるのか」を企てることはスタートアップする前でもいい練習になると思います。

今回は自分の練習のためでもあったし自分の考察レベルをあわらにすることにもなりましたが、文字を書く練習にもなりました。

駄文失礼いたします。

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