石黒正数インタビュー

FoxLoveMe
Sep 4, 2023

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!! WARNING !!

日本語は非常に複雑なので、質問に間違いがあると思いますが、私はそれらを最小限に抑えるようにしました。

― 漫画家としてのキャリアをどのようにスタートさせたのですか?

出版社に読み切り作品を持ち込んで、それが新人賞を経て掲載されました。

― あなたは旅の初めにあなたを助けたメンターを持っていましたか?

技術面での師匠はいませんでした。精神的に支えになったのは妻ですね。当時はまだ結婚していなかったですが。

― あなたの作品のインスピレーションはどこから得ますか?

普段の何気ない会話や、思い出など、身の回りの出来事が多いです。

― 漫画のテーマやプロットはどのように決めていますか?

自分がどんなものを読みたいかで決めています。

― 漫画家として成功するにはどのようなスキルや資質が必要なのでしょうか?

個人的に思うのは「分かりやすく伝える技術」が一番必要だと思います。

― 漫画を出版するために編集者や出版社とどのように協力していますか?

日本の出版事情の中ではごく平均的な協力関係だと思います。雑誌に掲載してもらって、僕は出版社に貢献できるよう頑張っています。

― 自分の作品に対する批判やフィードバックにはどう対処していますか?

基本的に批判は無視です。ミュートです。自分が読みたい物を描いているので。

― 今後どのようなプロジェクトをリリースする予定ですか?

今の所、原作の「天国大魔境」を無事完結させるくらいしか予定がありません…。

― 私たちが知る限り、スタジオは声の演技を選ぶ際にオリジナルの作者に耳を傾けることができます。 特定のキャラクターが特定の声優によって声を出すことを好みましたか、それともこの選択をスタジオに任せましたか?

選出はスタジオにお任せしました。話し方や声のトーンでちょっとだけ意見を聞いていただきました。

― あなたはあなたの漫画のすべての適応に満足していますか?または、いくつかのことを変更したい場合があります。

ああすればよかった、ここをちょっと直したい、デイテールを描き間違えた、と思う細かい事は尽きません。

― あなたの作品のキャラクターは生きているプロトタイプを持っていますか? もしそうなら、どれですか。

基本的にモデルにしている人間はいません。たまに歌手や俳優などの写真をみかけて「こういう眉毛が良いな」「この目つき良いな」などと思って取り入れてみる事はありますが、その人の名前までは調べないです。

― あなたは燃え尽きたことがありますか? もしそうなら、彼らはどのくらいの頻度で起こりましたか、そしてあなたが動く動機は何ですか?

前作の連載「それでも町は廻っている」が完結した時、少し燃え尽きた感はありましたが、1年以内に「天国大魔境」に取り掛かりました。生活が不安だったからです。

― あなたの好きな漫画/アニメは何ですか?

今だと「ジョジョ」ですね。高校生の頃からずっと読んでいます。

― 作品の中で秘密の意味を探して作者に帰属させるのは正しいと思いますか、それともまず彼らが見せたいことを彼らから学ぶ必要がありますか?

そうですね…難しいところですが、漫画のキャラクターは作者とは真反対の言動をする事もあるし、作者が望まない結末を迎えることもあるので、すべて作者に帰属させるのは難しいともいます。 上級者向けの読み方ですね。

― 多くの人は、人気とお金の出現で、最初の給料をさまざまなものに費やしています。 マンガで稼いだ最初の多額の給料は何を費やしましたか?

デビュー作の賞金で、当時住んでいた大阪から東京へ引っ越しました。本格的に漫画を仕事にするために。

― あなたは世界のさまざまな部分でファンの意見を見つけるために、任意の外国のフォーラム/Twitterの投稿にあなたの仕事のレビューを見ていますか?

アニメに対する海外の反応を日本語に訳した記事は読んでいました。

― あなたは物語を書くときに初心者が作る明白な間違いについて教えてくれますか?

ストーリーは型通りにして、キャラクターで個性を出そうとするというやり方は間違っていると思います。それだと近いうちにAIに負けます。

―「天国大魔境」のインスピレーションは何ですか?

いろいろあるのですが、ひとつ挙げるなら海外の軍隊の払い下げ品で買ったMA-1(空軍のジャンパー)ですかね。 キルコのキャラクターはそれを眺めていて思いつきました。

― (天国大魔境) なぜあなたはポスト黙示録について書きたかったのですか、そして何があなたにそれをするように促したのですか?

物質文明や法律が失われている方が人間の本質が出ると思ったからです。それは「人間とは何か」が描きたかったからです。

― 漫画「天国大魔境」の制作のアイデアはどのようにして生まれましたか

見ている風景が全部滅んでいる様を妄想しながら散歩をしているうちに、だんだんと形になったような気がします。

― 漫画「天国大魔境」の最終版に含まれていなかったアイデアについて教えてください。

これもいろいろあるのですが…、初期のプロットではマルが年齢的にもっと幼かったです。 あと、当初は舞台が廃墟ではなくてほとんど砂漠化していました。

― たとえば、歴史の要素、キャラクターのイメージ、プロットの動きなど、作品の特定の要素を借りることについてどのように感じますか?

真似にならないアレンジをして取り入れるのは良いと思います。「天国大魔境」には「古事記」という日本の神話を取り入れています。

― あなたの作品には、例えば誰かの作品に触発されて、意識的に借りた要素がありますか?

藤子F不二雄作品、大友克洋作品の影響は大きいです。もはや意識しなくても混じってきてしまうと思います。

― あなたの仕事の最も困難な部分は何ですか?

背景を描くのが大変なのと、ストーリーの構成がややこしい事です。

― あなたはCIS地域からのあなたのファンのための任意の単語を持っていますか?

描き始めたころは、まさか日本の漫画マニア以外の多くの人に読んでもらえるとは思っていませんでした。 なので、日本に住んでいないと分かりにくい表現などもあるかもしれません。 しかし海外の方に読んでもらえるのはとても嬉しいです。これからもよろしくお願いします。

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