英語で編み物

最近、編み物にすごく惹かれます。

昔の編み物は、正直言ってイマイチでしたね。いろいろ理由はありますが、まずはデザインがイマイチだった。

ものをつくる人にありがちな自己満足なデザインだと、せっかく頑張って完成させても、「着れない〜」と涙が出そうだし、デザインが良くても技術が追いつかずやっぱり違った意味で「着れない〜」と泣いてしまったことも多々ありました。

そして、編む技術もイマイチだった。

日本工業規格で記号がきっちり決まっているお国柄、適当では許されない暗黙の了解が気になって「手編み」には(どこそこ学院の終了証書がないと特に)表沙汰にできないような後ろめたい響きがつきまといます。

そしてとどめは、毛糸もイマイチだった。

少なくとも私が編み物に夢中になった時代は、素人でもウールの毛糸にアクセスするのは難しくなかったものの、あまりのチクチクテクスチャーに、編んでいて楽しいと思えたことは、ありませんでした。

ま、いろいろ並べ立ててみましたが、結論は、昔の編み物は本当の意味で楽しかったわけではなく、ストレス解消 — もしくはストレスのはけ口 — として、現実逃避が楽しくて編んでしまう行動だったと、今は思えます。

ラベリーが変えた「今」の編み物

それがここ数年で突然編み物が変容し始めています。それはラベリー (ravelry.com) のおかげです。

ラベリーとは

Ravelry is a place for knitters, crocheters, designers, spinners, weavers and dyers to keep track of their yarn, tools, project and pattern information, and look to others for ideas and inspiration. The content here is all user- driven; we as a community make the site what it is. Ravelry is a great place for you to keep notes about your projects, see what other people are making, find the perfect pattern and connect with people who love to play with yarn from all over the world in our forums.

編み物や織物などのファイバーアートを楽しむ人たちが、作品制作や材料やデザインの情報を整理したり交換したりすることのできるメンバーサイトで、この時代にモバイル対応でなはないというハンデなど全くどこ吹く風状態で、世界中の人たちに愛されているコミュニティです。

私の個人的な観察からいうと、編み図(英語サイトなので編み方インストラクションですね)販売もできるこのサイトは、他の商業用のサイトとは違って、ギスギスギッタリ+ヒガミ感がうすくて、ほっとできます。

Amirisuに希望を感じる

そのおかげで、日本にも新しい編み物の風が吹き始めていますね。そのよい例が、Amirisuです。

ステキ❤︎かわいい❤︎ かなり気に入ってます。

おまけにお店では、クラクラするようなステキな毛糸が売ってるんです。泣ける〜。

こんなステキな編み物雑誌が生まれたきっかけの一部には、ラベリーが関係しているそうですが、英語の編み図・インストラクションを理解しているとやっぱり編み物のセンスが洗練されるのを、実感できます。