奄美大島に2泊3日で一人旅してきた(2日目)


1日目はこちらから

11月7日。奄美大島2日目。奄美大島の最高気温は26℃。

奄美大島は亜熱帯海洋性の気候で、一年を通して暖かい。

そして降水量も多いため、マングローブが存在しています。

この日はとりあえず7時に起床して、どこに行くか全く何も決めていませんでした。

パンフレットとにらめっこしながらマイペースにどこに行こうか考えながら準備。

一人旅だとこういうことが気軽にできるからいい。

天気も良いし、まずは奄美のマングローブ原生林を見ておくことにしました。

名瀬市街地から北方向へ、古仁屋方面へバスで40分ほど走ると見えてくるのが、「黒潮の森 マングローブパーク

奄美の大自然が登場です。名瀬市街地は案外栄えていたから、やっと本当の奄美の自然に触れた感じがしました。

写真で見てもブルーとグリーンがすごい。


オオシマトカゲっぽいのを発見しました。



展望台を登ると見えるこの景色はなんだか神秘的なものを感じます。

これがマングローブです。マングローブは海水の浄化作用や、津波にも効果があるとされています。

今回は時間がなかったのですが、ここではカヌー体験もやっていて、島の人もとてもお勧めしていました。次回は乗ってみたいと思います。


反対方向の道路には歩道がなく、バス停は車道の上にあります。



マングローブパークを1時間ほどで後にしてバスに乗り込みます。地元のご老人の方が数名。



朝ごはんを抜きにして移動してたのでお腹が空きました。時間もお昼に差し掛かっていたので、市街地から40分ほど歩いて少し山を登ったところにあるレストラン「AGARUI」へ。

山から突出して建てられているお店で、高台から見える海と市街地の景色は格別です。リゾート気分を楽しめます。

実際に訪れると分かるのですが、山を登ったあとのこの絶景と開放感はとても痺れるものがあります。この後行く海浜が待ちきれません。

すでにこの時期は札幌では雪ですし、東京は紅葉が始まっています。2、3ヶ月くらいの季節感の差を感じます。

レストランで会った女の子3人です。

彼女たちは全員島に住んでいて、埼玉から移り住んできた子や島で生まれ育った子もいました。

奄美大島は意外にも若い人が多くて歩いていても、ちらほら見かけます。サーファーも多く住んでいるみたいなので市街地も活気付いているみたいでした。

普通にスマホやLINEもやっていて、やっぱり情報通信技術は地域差を意識することなく人間を結びつけることができるものなんだなと、奄美大島に来て改めて実感。

3人には奄美大島でのお勧めBarなどを教えてもらいました。

ランチは、コースでした。贅沢。

海を眺めながらの楽しいひとときは、最高です。

新鮮な野菜を使った自家菜園のバーニャカウダ



山中のみちにて。




オレンジも綺麗




時間は午後2時。あっという間でした。

次は、いよいよ 海へ行きます。

奄美大島最大の海浜である、大浜海浜公園へと向かいます。

市街地からバスで30分ほど。ほとんど誰も通らない海浜への道を一人でカメラを構えながら歩くのはとても気持ちが良い。

だんだんと足が進むにつれ、海が近くなってくる感覚はとてもワクワクする。誰もいないから叫べる感じもすごく良い。


海が近づいてきた!!このワクワク感は行かないとわからないでしょう!すごいテンション上がってます。


こういう写真が取れちゃうのが素晴らしいよね




海岸に到着です。ほとんど人がいなく、自分だけのものにしている感覚。

風が良い感じに吹いていて、青々とした海と空からのパワーで本当に癒される。

思わず砂浜に寝転んで寝てしまった。

やっぱり砂がめちゃくちゃ綺麗。

「砂を手のひらでこすると、星型の砂が混じっていることがあるんだ」

って昨日タラソのおじいさんが教えてくれたなー


綺麗すぎる。。。

誰もいないのも最高



岩の影にはかなりでかいカニが大量に生息していた!

これはビビる。


打ち付ける波のしぶきを見ていたら、突然巨大な波が来て、頭からずぶ濡れになってしまった。。。



海岸でぼんやりしていると、日が落ちてきた。

この海岸から見える夕日は格別らしく、島の人は皆絶賛。

すごく良いタイミングに来たものです。

これはシャッターを切らずにはいられない。

素敵すぎる。。。やばい。

これはカップルで来たら最高だろうな。

砂浜で体育座りして波の音を聞きながら、日が沈んでいくのをずっと眺めてたら時間なんか本当に忘れてしまいました。

心が浄化されていくというか、自分がすごくちっぽけな存在に思えた。

やっぱり自然の力ってすごくて、パワーをもらえる。

一人で旅をすると、感性がマックスになって、すべてをすごく広く深く感じることができる。波の音とか鳥の鳴き声とかも全部感慨。

はしゃぎまくって、気がつくと午後6時。

島の最終バスに乗って市街地へと帰ります。

さて、最後の夜の晩餐。

名物鶏飯を食べたあとは、昨日も訪れた焼き鳥屋「てっちゃん」へ。

なんだかあの店のおっちゃんとすごく話がしたくなった。

てっちゃんは、昨日こそ客は僕一人だったものの、夜は大盛況。

席はほぼ満席で、めちゃめちゃ賑わっていました。

この時期はちょうど横浜ベイスターズが奄美大島にキャンプに来ていて、ファンやら応援団やらで凄かった。

焼き鳥のももを注文。これにかかっているタレは、てっちゃん自家製の「奄ったれ」というタレらしく、店主曰くこれだけで1億稼いだらしいです。

店主の手島さんは、とても気さくで、話しやすい。

方言がすごく強くて、言っていることの3、4割くらいはぶっちゃけ理解できなかったけどなんとなく会話しているだけでも楽しい。

こういう人はなかなかいません。

タコの刺身は、手島さんが昼間自ら海に潜ってとってきたのだそう。

60歳を過ぎているのにすごいです。

地元の新鮮な海の幸を食べるのが、観光客にとっては一番嬉しいですよね。

ごちそうしてくれました。


奄美といえばやっぱり黒糖焼酎




店主の手島さん(左)

この日もずっと語り明かしました。

手島さんは20歳のときから一人で商売をしてきたそうです。

現在60歳。実に自営業歴40年の大ベテランです。

「最初は全然儲からなかったぁ。でも今はもう金はいらんってくらい儲かっとる」

すごい儲かっているみたいです。

僕も事業主なので手島さんに儲かる秘訣を伝授していただきたく、いろいろ聞いていました。

「うちは一番高い家賃で、一番高い給料を払い、一番安く客に提供する。だから儲かってる。意味わかるか??」

手島さんはこの言葉を笑顔でずっと繰り返します。

全然意味がわからなかったのですが、やっとわかりました。深いです。

職種は全く違えども、自分なりのビジョンを追い続け、お客さんを喜ばせるため努力と工夫を凝らすその姿勢には圧倒されました。

奄美大島に来てこんな話をするとは思っていませんでしたが、旅というのは本当に思いがけないところで素敵な出会いがあるものです。

60歳の島の焼き鳥屋のおっちゃんと19歳の大学生が、全く違う職業と時代感の空間の壁を飛び越えて、事業をする者のスピリットを語り合ったこの経験は、絶対僕のこれからのステージに生きてくると思います。

「あんた、奄美にきてよかったなぁ。よかったぁ」

そうニコニコしながら僕の肩を叩く手島さんはすごく寛大でした。

奄美の島の人は本当に温かいです。


島のみなさんと遅くまで盛り上がりました。



しゃべり尽くして、あっという間に午前2時。

「てっちゃん」との別れはなんだか寂しいものでした。

週一で通いたいくらい。

必ず、また来ます。

この日の帰路も月明かりがとても素敵でした。

この月を見るのはとりあえず今夜が最後。

明日には帰らなければなりません。

最終日は移動でバタバタしそうだけど、何か面白いことがあればいいな。

(つづく)