カウンターパーティコミュニティーアップデート2016/05/23
昨日、Counterparty Foundationから、カウンターパーティに関連するニュースをまとめた公式コミュニティーアップデートが出たので、内容を簡潔に日本語で紹介します。5月はカウンターパーティ上でのスマートコントラクトの実装に関する公式アナウンス、内部体制の刷新、パートナーシップなどニュースが多い月でした。
エコシステム内のプロジェクトアップデート
Spells of Genesis
Spells of Genesisが今後のロードマップを公開しました。公式リリースは9月の予定になります。
Storj
Storjは6月2日、ベルリンでローンチパーティを開催。分散型クラウドとして、オープンベータの公開を間近に控えている。
SaruTobi(Mandelduck)
SaruTobi Androidが公開され、カウンターパーティトークンを通してSoGのゲームアイテムをSaruTobiでも使えるように。IndieSquareのサービスを利用し、トークンを通したゲーム間のコラボレーションが現実化。
カウンターパーティに関するニュース
日本でのカウンターパーティトークンの使用に関する記事が公開され、bitcoin.comニュースなど各種ビットコインメディアでも紹介されました。
また、Counterparty Foundationが、メインネットでのスマートコントラクト実装に関するロードマップを公開しました。Ethereum Virtual Machine(EVM)をカウンターパーティにポートすることで、Ethereum上で作成可能なコントラクトがカウンターパーティ上でも実行できるようになります。また、カウンターパーティ上でのスマートコントラクトは、カウンターパーティ上ですでに作成されたトークンと連携させることが可能なのも特徴です。今後の開発の進め方などについて1か月の議論期間を設け、XCP保有者による投票を行います。
開発アップデート
P2SH(Pay to script hash)が6週間以内にカウンターパーティで本番アップデートされます。
これにより、ビットコイン同様のマルチシグネチャ対応のアドレスへのトークン送受信が可能になるだけでなく、ウォレットセキュリティの改善、より複雑なコントラクトの作成、将来的にマイクロペイメントチャンネル、ライトニングネットワークの実装などが可能になると考えられおり、非常に重要なアップデートとなります。
(この記事はCounterparty Foundationの公式アップデートを、IndieSquareが要約して日本語で紹介したものです。より詳細な情報は英語の原文をご確認ください。)