カウンターパーティコミュニティーアップデート2016/05/23

IndieSquare_jp
3 min readMay 24, 2016

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昨日、Counterparty Foundationから、カウンターパーティに関連するニュースをまとめた公式コミュニティーアップデートが出たので、内容を簡潔に日本語で紹介します。5月はカウンターパーティ上でのスマートコントラクトの実装に関する公式アナウンス、内部体制の刷新、パートナーシップなどニュースが多い月でした。

エコシステム内のプロジェクトアップデート

Spells of Genesis

Spells of Genesisが今後のロードマップを公開しました。公式リリースは9月の予定になります。

Storj

Storjは6月2日、ベルリンでローンチパーティを開催。分散型クラウドとして、オープンベータの公開を間近に控えている。

SaruTobi(Mandelduck)

SaruTobi Androidが公開され、カウンターパーティトークンを通してSoGのゲームアイテムをSaruTobiでも使えるように。IndieSquareのサービスを利用し、トークンを通したゲーム間のコラボレーションが現実化

カウンターパーティに関するニュース

日本でのカウンターパーティトークンの使用に関する記事が公開され、bitcoin.comニュースなど各種ビットコインメディアでも紹介されました。

また、Counterparty Foundationが、メインネットでのスマートコントラクト実装に関するロードマップを公開しました。Ethereum Virtual Machine(EVM)をカウンターパーティにポートすることで、Ethereum上で作成可能なコントラクトがカウンターパーティ上でも実行できるようになります。また、カウンターパーティ上でのスマートコントラクトは、カウンターパーティ上ですでに作成されたトークンと連携させることが可能なのも特徴です。今後の開発の進め方などについて1か月の議論期間を設け、XCP保有者による投票を行います。

開発アップデート

P2SH(Pay to script hash)が6週間以内にカウンターパーティで本番アップデートされます。

これにより、ビットコイン同様のマルチシグネチャ対応のアドレスへのトークン送受信が可能になるだけでなく、ウォレットセキュリティの改善、より複雑なコントラクトの作成、将来的にマイクロペイメントチャンネル、ライトニングネットワークの実装などが可能になると考えられおり、非常に重要なアップデートとなります。

(この記事はCounterparty Foundationの公式アップデートを、IndieSquareが要約して日本語で紹介したものです。より詳細な情報は英語の原文をご確認ください。)

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IndieSquare(インディースクエア)に関する公式アップデート