Y Combinator 2019S スタートアップまとめ(Demo day 2日目)

Keita Matsuyama(松山馨太)
Code Republic Blog
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14 min readAug 21, 2019

Y Combinator 2019 Summer BatchのDemo Day 2日目のスタートアップをまとめて紹介します。

昨日に続き、英語は間違ってる可能性がありますので、ご了承ください。。Demo Day 1日目のスタートアップは以下記事をご覧ください。

Asher Bio

免疫力を強化、がん細胞を取り込む免疫療法薬を開発しているそうです。

Talar

食料品と食事キットを配送するサービス。10ドルの配送料と10%の手数料を徴収しており、既に90人の顧客がいるそうです。

spotLESS Materials

あらゆる汚れに対応したガラスコーティング材を販売、カメラレンズや自動車のフロントガラス、トイレ等様々な製品に対応しています。

Vendr.com

SaaSが増加する中で各種SaaSサービスの注文・契約更新管理を行うサービスを提供。

Trella

中東の配送料は米国の3倍あるそうで、中東のトラック運転手と運送業者をつなぐプラットフォームにより効率の改善・透明性の工場を目指しているそうです。

Business Score

数十のデータプロバイダーによるデータから、取引先企業の与信スコアを生成するスタートアップのようです。

Fit to Form

クイズに答えて自分の体系にフィットするドレスを見つけられる女性向けオンラインショッピングプラットフォーム。

Shiru

乳製品と卵を代替するタンパク質を開発。

Coco

ベネズエラからの移民が家族に食料品を配送できるプラットフォーム。月間売上10,000ドルを達成しているそうです。

Arpeggio Bio

体内で薬がどのように機能するかを測定するための RNAプロファイリングという技術を提供。今年度の売上は75万ドルを見込み、ノバルティスなど上位10社の製薬会社のうち4社と提携しているそうです。

Canix

大麻農家が手動で記録、政府へ申請していた作業をモバイルアプリによるバーコードスキャンと管理ソフトウェアで代替するサービスを提供。

Gen1E Lifesciences

炎症性疾患・加齢性疾患の治療に効果のある薬品を特定する技術を提供しているようです。

Embrace

モバイルでのエラーやバグを発見できるツールを提供、開発者がバグを修正できるようにしており、既にWish、Goat、OkCupid、Headspace、Boxedなどの企業が使用しているそうです。

Microverse

新興国のリモートで働くソフトウェア開発者向けのスクールを運営、目払いなし、給与発生後に支払うISAを採用、学生は給与の15%をMicroverseへ支払仕組みとのことです。2019年1月のローンチ以降50,000人の応募がきているそうです。

Wingman

インサイドセールス向けのボット。営業電話から想定される回答やマニュアルを提案してくれるようです。担当者1人あたり月額80〜100ドルで現在のMRR5,000ドルだそうです。

Kraftful

スマートホームデバイスの製造業事業者向けに管理ソフトウェアを提供。元IFTTTチームのメンバーによって設立されているそうです。

Encellin

糖尿病治療用の細胞移植技術を提供。

Proof Trading

機関投資家向けのデータ分析や調査ツールを提供、6つのトップティアのファンドからの内諾を得ているようです。

Mudafy

中南米版コンパス。不動産取引の売り手と買い手をマッチングするプラットフォーム。

Globe

Airbnbのようなホームレンタルを1時間ごとに提供。仕事中の電話や休憩等に活用できるスペースを借りれるサービスとなっています。

Cuboh

複数の飲食デリバリー用アプリを管理するプラットフォーム。注文量を単一のアプリで管理できる様にしているそうです。

Lucid Drone Technologies

ビルの洗浄を行うドローンを開発、月額約3000ドルで清掃会社に貸し出すサービスを展開。MRR約33000ドルに相当する契約得ているそうです。

MyPetrolPump

インドの商業用自動車・トラック・発電機に対してガスを供給するサービス。1,400社の顧客を有しているそうです。

Narrator

スタートアップ向けにデータ分析とそのインフラを提供するサービス。現在月間売上91,000ドルを生み出しているそうです。

GitStart

小さなコーディングタスクを開発者のグローバルネットワークに依頼できるサービス。開発者はピアレビューにより評価される仕組みとなっているそうです。

Hey Healthcare

セラピスト向けの医療費の自動請求ソフトウェアサービス。セラピストオフィスのほぼ半数が保険に加入しておらず、セラピストの登録と請求保険会社の双方の支援を行っているようです。

PayMongo

フィリピンの決済管理ソフトウェア。現金・クレジットカード・振り込みなど各決済手段に対応した管理サービスを提供しているそうです。6月のローンチ以降900の加盟店を獲得しているそうです。

KubeSail

Gitからワンクリックでデプロイできるクラウドホスティングサーバーを提供。現在約3,200人の開発者利用しているそうです。

Zenith

VRゲームと既存のコンソールゲームが融合したゲームを制作する企業。Kickstarterでは1週間で120,000ドルを調達したそうです。

Multis

企業が暗号通貨を預金、給与等を暗号通貨で行い、預金から利子を得ることができる暗号資産銀行。ローンチから12週間で280万ドル以上の暗号資産を管理しているそうです。

Vahan

求職者と雇用主をチャットボット を活用してマッチングするサービス。インドではUberやZomatoなどの企業が利用しているそうです。

Draftbit

簡単にモバイルネイティブアプリを構築できるツール。2019年2月のベータ版リリース以降、5,000チームが利用しているそうです。

Rejuvenation Technologies

老化の原因となるテロメアと呼ばれる物質の寿命を延長することで、老化の防止を目指しているそうです。

Carve

ディーラーで眠っている自動車をレンタカーとして提供するマーケットプレイス。

Apurata

ラテンアメリカで30分以内にお金を借りれる小規模ローンを提供。7月に1,488件の融資を行なっているそうです。

TrustedFor

知っていて信頼できる人物のみと繋がるLinkedIn。スタートアップ関連の著名人を囲い込んでいる模様です。

Data Mechanics

データ処理におけるパフォーマンス管理・メンテナンス作業の自動化を行うエンジニア向けのツール。

Listle

インターネット上の記事を音声化して聞くことができるモバイルアプリ。月額8.99ドルです。

Digi-Prex

処方箋のアップロードにより、近所の薬局よりも最大15%安く、毎月薬品を配送してくれるプラットフォーム。インドの慢性疾患の患者をターゲットにしており、WhatsAppで顧客を獲得しているそうです。

Cloosiv

小さなコーヒーショップ向けにモバイルオーダーとその管理ができるソフトウェアサービス。250以上のコーヒーショップを1つのアプリに集約、1日あたり約3つの新しいコーヒーショップが追加されているそうです。

Figments

eSports業界のWWE(プロレス団体)を目指すバーチャルインフルエンサー制作会社。

Vouch

スタートアップに対してビジネスに関連する保険を提供。年間200ドルからとなり、安価にリスク管理ができるようです。

Tandem

リモートチーム向けのバーチャルオフィスを提供。互いにどのアプリを利用しているかなど誰がオンラインで、何に取り組んでいるかを確認できるそうです。既にAirbnb、Spotify、Dropbox、WeWorkなどが利用しているそうです。

The Custom Movement

既存のスニーカーよりも購入しやすい価格帯でカスタムスニーカーを作り、販売できるプラットフォーム。数週間で70人のアーティストが7,000人へスニーカーを販売しているそうです。

Lazy Lantern

コーディング抜きで自社サービスの様々なデータを分析、予期しない何か(特定のページのトラフィックが急増するなど)が発生した際に通知してくれるサービス。

Vitau

メキシコにおいて慢性疾患の患者向けの毎月薬品を配送するサブスクリプションサービス。

Wren

ユーザーの二酸化炭素排出量をトラッキング、企業はユーザーの二酸化炭素排出量を補う量の植樹を行う福利厚生向けサービス。

Sequence Bio

遺伝子データを活用してより安全な医薬品を発見しようとするプロジェクト。

Curtsy

Z世代のアパレルに特化したフリマアプリ。先週買った服を売って今週新しい服を買うというような生活行動が生まれてきているようです。

Refinery Labs

ドラッグアンドドロップで自社サービスに新しい機能を追加できる開発者向けツール。ローンチから2週間で43社が課金しているそうです。

TradeID

インドネシア版のロビンフッド。インドネシアからアメリカの株式を簡単に購入できるアプリを提供。

Lofty AI

月額100ドルで急速に高評価となっている物件を発見〜購入できるサービスを提供、投資家が不動産を購入した場合、利益の20%を徴収。損失が発生した場合は保証する仕組みとなっているそうです。

Z Imaging

体の内部をARで表示する手術を支援する外科向けプラットフォーム。月額15,000ドルで利用可能、今年1月に臨床試験、来年末までにFDA承認を得る予定とのことです。

Tensil

自動運転・ドローン・IoTなどで利用されるための高速・低電力のチップを開発しているそうです。

FeaturePeek

GitHubのブランチ/プルリクエストごとにテスト環境を構築、開発者が早いタイミングでフィードバックを得られる環境を提供するサービス。

Khabri

PodcastsやSpotifyのようなプラットフォームの影響が少ないインドにおいて、オーディオプラットフォームを提供。既に2,500人のクリエイター、1日平均20分間アプリを使用する60,000DAUの顧客がいるそうです。

Mindset Health

催眠療法を使用して過敏性腸症候群、不安、うつ病、慢性疾患の治療を目指しているそうです。

Carry

SlackやSMSを使用して忙しい人に対して旅行の計画・予約などを一括で提供してくれる旅行アシスタントサービス。

Treble.ai

企業がSMS・WhatsAppを通じてユーザーからフィードバックを得ることができるカスタマーサポートプラットフォーム。MRR16,000ドルを見込んでいるそうです。

AudioFocus

レストランや会議時のような騒がしい場所で友人や家族の声を聞くのに役立つモバイルアプリを提供。

Mighty Health

心臓ん病患者に対して、体重、血圧などを測定して健康な運動計画・食事計画を提供するアプリケーション。

Asayer

Webサイト上の各ユーザーセッション全体をキャプチャ、バグの特定や分析を効率化するツールを提供。

Gmelius

Gmail上でプロジェクト管理ができるツールを提供。プロジェクト管理だけでなく、ヘルプデスクの運用、日々のルーチンワークの自動化を目指しているそうです。現在のDAUは100,000人、月間売上高$180,000ドルを得ているようです。

Mipos.dev

ラテンアメリカにてレストラン向けのオーダーや様々な決済サービスをワンストップで管理できるシステムを提供。

Voyage Biomedical

医師が手術を終えるまで、急速に脳を冷却することにより、脳卒中時の脳損傷を制限するシステムを開発をしているそうです。

LineLeap

バーやナイトクラブ版のOpenTable。飲み物を事前注文したり、注文待ちの行列をスキップして支払うことができるサービスを提供しているそうです。

ReverCare

高齢者介護を支援するプラットフォーム。介護における悩みの相談やソーシャルワーカーとのマッチング、申請資料の代行等を行なっているようです。

Hutsy

不動産業者による物件提案や交渉を自動化、最適なな物件を最適な価格で購入できるデジタル時代の不動産会社。

Eden Farm

インドネシアのレストランに対する果物・野菜の配送プラットフィオーム。農民が農産物の市場需要を予測する方法を提供しており、インドネシアからアジアの近隣地域に拡大を予定しているそうです。

Beacons AI

インフルエンサーの熱心なファンがインフルエンサーへ質問したり、ショート動画の回答を得ることに課金するプラットフォーム。全ての取引の25%を手数料として徴収するそうです。

Monaru

Facebookのデータを活用して、少数の親しい友人や家族と絆より強固なものにすることを支援するプラットフォーム。バーチャルアシスタントにより記念日のリマインドや関係維持のために使うべき時間などを通知してくれるそうです。

Shift Health

病院や診療所向けに患者に来院を促す仕組みを提供、収益サイクルを最適化するサービス。

DirectShifts

医師の短期アルバイトのマッチングサービス。51の病院が参加しており、医師は人材紹介会社を挟まないため収入を最大化できるそうです。医師1人あたり月額5,000ドルの課金のようです。

Flux

ラテンアメリカ向けのQRコード決済サービス。仲介者なしで決済ができ、発売後数週間で32のレストランで利用されているそうです。

Midtype

ユーザーログイン、支払い、データベースなどバックエンドの機能を提供し、フロントエンド開発者によ流サービス開発を支援するサービス。

Waves

特定の性的フェチを持つユーザーに特化したマッチングアプリ。数日前のリリースから既に750人のユーザーを獲得しているそうです。

Symplex

数回のタップによる症状の入力、写真の投稿により、症状を診断、医師を紹介するAI医療サービス。

Boost Biomes

微生物をコントロールする技術により、最大11日間農作物のカビを防止する技術を開発。

Percept.AI

過去のワークフローチケットのデータから学習して、カスタマーサポート業務を自動化するサービス。

Covela

ラテンアメリカのレストランや歯科医院、クリニーングをはじめとする中小企業向けのオンライン保険販売サービス。

Stoic

毎日朝晩の2階ユーザーに対して質問を行い、障害を特定、ストレスを解消するコンテンツを提供してくれる感情トラッキングアプリ。1年間70ドルの前払い形式でリテンションレート40%、売上は毎月52%増加しているそうです。

Dover

企業が探しているスキルセットを理解、採用広報者レコメンドしてくれる自動採用コンサルティングサービス。現在18社の有料顧客がおり、月間売上68,000ドルを獲得しているそうです。

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