大切な紙切れ
Mari Tsuchiya
201

マクロの価値

なんとなく思いついたので。

レシートはまとまった数がそろうとマーケット情報になる。それは消費者属性に紐づけなくても良いのではないか。

コンビニのレジ打ちをした経験があるが、購入者の年齢帯と性別を選択した上でバーコードをスキャンしていた。それにどれほどの価値があるだろうか。

その属性の人は、その周辺で働いているのか、住んでいるのか、旅行に来たのか、移動途中なのか。そこまで属性情報が必要?

たしかにある特定の人物について購買履歴を読むことで人物像を想像できるかもしれない。そういう調査の需要もあるだろう。

ではマーケティングではどうか。年齢帯と性別が判れば人口ピラミッドから商品開発を戦略的にできるかもしれない。でもそれは地域別の人口ピラミッドに照らしてる?本当に?

少し前に、電子マネーの利用履歴をマーケティングに活用できないかを検討した事例があり、その利用履歴を活用されたくないという主張を見たことがある。レシートは無造作に捨てられているのに?

おそらく反対した人には、得たいの知れないものに情報を利用されたくないという拒絶感があったように思う。

これは消費者に軸を置くからそのような誤解を与えたのだと思う。そうではなく、消費地に軸を置けばそのような誤解は与えずにすんだのかもしれない。

この店舗で買われている商品統計はどうかという情報。点では得られないものも、エリア複数の店舗で統計を取れば、そのエリアの購買特性が得られるかもしれない。そのエリアの人口ピラミッドを分析する必要はないのでは?

この街は、こういう街だからこういう人の割合が多くてこういう商品は売れる傾向にあるという分析は、この街ではこういう商品は売れる傾向にあるというだけで良くはないか。

私も貧乏性なところもあるので、得られる情報は手に入れたい気持ちは解るのだが、それをどう活用したいのか、その活用方法は有効なのか、いま一度考えてほしい。

無用な情報は、特に個人が特定され得る情報の取得は、時にリスクを伴う。ついでに得られるから取得するのか。コンビニバイトの主観で選択された情報にどれほどの信憑性、どれほどの効果があるのか。

思いの外長く書けた割に収拾がつかなくなってきたのでここで中断する(ォィ