日本語の奥深さ
Feb 25, 2017 · 2 min read
なかなかに面白かったので素人ながら考えてみる。
件のドラマは観ていないのでシチュエーションは判らないが、「私としたことが」に続くのは「どうしたことか」が韻も踏めて良いなと思う。だがそういうことではない。
後悔の念を表現する言葉ということで類似表現からアプローチしてみる。「私ともあろうものが」あたりが順当だが随分偉そうである(笑)。
両方とも基本は他者を評価する表現であった「君としたことが」「君ともあろうものが」を自分に置き換えたものであろう。「初めまして。仲良くしてやってください」的な第三者目線の表現にすることで図々しさが緩和される効果が一部では観測されるが、個人的には嫌いである。
閑話休題。
「君としたことが、どうしたことか」であれば相手のことは聞かなければ判らないので単純に疑問文。では「私としたことが」であればどうだろうか。自分では判らない状況もあるので一概には言えないが、冷静なときに後悔する前提に立てば反語として「私としたことがどうしたことか(いやどうもしていない)」になりそうなものだ。ちなみに反語というヒントは元の記事にあることは白状しておく。
「私にしてはいささか○○である」という表現がある。ギャップ萌えもとい認識のずれを表現している。どちらかといえば過小評価に使われる。
- 高慢 「私としたことが」
- 謙虚 「私にしては」
ここまで来て袋小路に迷い込んだようだ。
「私と(して)したこと(である)が」という無理矢理ぎみな解釈を突っ込んでみる。「私自身がやったことではあるが、どうしたことか」というニュアンス。なんだかよさげだが、確証はない。
まあ門外漢にしては突飛ではあるがいい線は行ったようだ(楽観
このような突飛さは人工知能には難しいだろう。私が単に非論理的なだけかもしれない(悲観
