[OSM&Wikipedia]東山ウィキペディアタウン&マッピングパーティ

「子供/保護者」×「オンラインコミュニケーション」 Advent Calendar 2016

12/10(土)。京都女子大学の授業として、ウィキペディアタウンとマッピングパーティに参加してきました。

京都女子大学図書館司書課程の図書館総合演習として、東山の松原通をテーマにウィキペディアタウンとOpenStreetMapマッピングパーティを開催しました。

OpenStreetMap: http://osm.org/go/7QHQtg6SB

地図で言えばこのあたり

そんなに広いエリアではありませんが、ここを2時間かけてあるきます。

街歩きの目的は、「地図」と「記事」の作成です。
まず、松原通を歩いて「お店の名前と位置」を紙の地図にメモします。

松原通にあるお店の場所と名前をメモするの図

ちなみに写真に写っている紙地図は、以下のサイトで公開しています。http://fieldpapers.org/atlases/xifecbxm/

実際に地図を描こうとして街歩きをすると、場所の特定が難しい(笑)
おおよそのの位置は分かるんですが、通りから何件目の建物であるとか、具体的に場所を特定する必要があるので、少しだけ慣れが必要だったりします。

で、この写真は何をしていると思いますか?

何か写真を見ながらメモしてますね

「こもれ火小路」とあります。これを地図に描いていくんですね。
また、「松原通」のウィキペディア記事は既にありますが、追記する材料として
こういった現地調査による気づきがあれば良いのかなと思います。

こもれ火小路のサーベイ中

そんな訳で最初の目的地であり「幽霊子育飴」に到着しました。
少し怖い名前のお店ですが、その由来は・・・ご自身でご確認ください。

お店の方から色々とお話を聞かせて頂きました。あと、飴食べ放題でした(笑

その後、 六波羅蜜寺を経由(時間が無くて半ば素通り)して、六道珍皇寺へ
平安時代、このお寺から先(京都の中心から外)に向かうと、火葬地が広がっており、「あの世とこの世の境目」として建てられたお寺とのことです。

六道珍皇寺の正門。南北朝時代の戦乱で、今はこじんまりとしたお寺になりました。

奥に見える建物が本堂。この奥に最終目的地である「井戸」があります。

写ってませんが右側に補修工事中の「迎え鐘」があります。(来年の夏には終わっている予定)

本堂に入り、住職からお話を聞かせて頂きました。(要予約)
六道の説明から始まり、お寺が出来た経緯、平安時代の状況、小野篁のエピソードなど、色々とお聞かせ頂きました。

そして、小野篁 (おの の たかむら)が閻魔大王を補佐するため冥土へ向かう時に使った 「冥土通いの井戸」と、帰る時に使った「黄泉がえりの井戸」を拝観。
※写真撮影禁止なので、興味がある方は実際に行ってみてください。

しかしまぁ、たかむらさん。毎晩冥土に行って、閻魔大王の補佐をして、翌朝には
戻ってきて、そのまま朝から仕事してるとは、いつ寝てたんだろうかと(笑)

閻魔大王と小野篁の像もありました。こちらは自由に拝観出来るようです。

小野篁と閻魔大王が仲良く(?)並んでいる像が収められている建物。手前の作務衣姿の方が住職

結局、12時に街歩きを初めて、14時20分を過ぎてしまいました(20分オーバー)

その後、OpenStreetMapの地図作りと、ウィキペディアの記事作成に2時間半。
編集作業は、あくまで学生中心。他の参加者は学生へのフォローとして参加。

OpenStreetMapの地図作りでは、「スマホ班」と「パソコン班」にチームを編成
・スマホ班:MAPS.MEと言うアプリで、お店の情報をどんどん追加
・パソコン班:iDと言うWebアプリを使い、道や建物、樹木をどんどん追加

ウィキペディアの記事作りでも、書きたい項目毎に分かれてチームを編成
・幽霊子育飴班:新記事を作成し、街歩きで撮影した写真を掲載
・六道珍皇寺班:概要、伽藍に薬師堂と地蔵堂、寺宝に井戸を追記
※執筆に必要な書籍類は近くの図書館からお借りしています。

こんな感じで記事を作成。地図作りの時の写真は撮り損ねました。残念。

地図と記事の編集後、成果発表会を開催して、お互いを称え合いました。

成果発表会の最中。学生が正面に出て発表して頂きました。

こんな感じで、地域にある情報を実際に見聞きしつつ、ウィキペディアやOpenStreetMapを使って世界に発信していくことで、世代を超えたコミュニケーションが促進され、若い方達に地域の文化が自然に継承されればと思います。

他にも、地図で言えば防災マップの作成も、同じことを通じると思います。
また、地域の伝承などを出展無しで書くことが出来るローカルウィキも同様なコミュニケーションツールとして活用することが出来るかと思います。

自分たちの街でも、こういった活動で世代間のコミュニケーションを促進しつつ、地域の情報を発信していきたい方は、お気軽にお問い合わせくださいね。