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Who I am.

Hi, my name is Kan Yamamoto, and I am the designer of Kamino Wallet.

I started it as my side hustle, and since I opened my shop in June 2018, it has grown slowly. Though it is still a tiny business, I enjoy creating useful tools that are loved by many users around the globe.

Considering what I’m making from this project, I know it’s not that much, and it will take some more time to turn it into my full-time business.
But I’ve learned many things along the way, so I think it wouldn’t hurt to share my story.

About Kamino Wallet.

Under this brand, I make minimalist, eco-friendly paper wallets out of washable paper. …


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My name is Kan Yamamoto, a graphic designer based in the village of Tosayama, Japan. I’m a designer/founder of the Kamino Wallet.

Kamino Wallet is a project in which I’m trying to create a universal tool for the real world creatively and sustainably with the Japanese tradition of simplicity at its core.

I originally started this as a DIY project but many users gave me feedback and helped me to design the production version which I released here in June 2018.

After spending my twenties in Switzerland and Berlin, practicing the fine art and graphic design, I returned to my home place to dig deep into my own cultural root. …


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I know there are plenty of minimalist wallets out there but to find one that suits your lifestyle is pretty hard. I also didn’t want to spend much on it, so started making one myself using paper.

Here’s how to make a wallet for your pocket and the planet.
You could use anything like notepad covers, magazine covers, or cardboard.
The simple design makes it easy to build and sturdy without glueing or stitching.

Step1: Supplies

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You’ll need
1. A sheet of paper to make a wallet out of (Minimum 140mm x 172mm (5.6inches x 6.8inches) / preferably durable material)
2. An elastic band
3. A utility knife (with a cutting mat)
4. A Pen
5. A ruler
6. A sheet of A4 paper to make the pattern
7. …


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You can use anything like flyers, magazine covers, or cardboards.

Kamino Wallet is a design project to make wallets for our pockets and the planet.
Download the free template and make yours now at kaminowallet.com

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A cover of Rhodia upcycled into a slim wallet.

A little bit more about the project.

My name is Kan Yamamoto, a graphic designer, and woodworker living in Kochi, Japan.

Kamino wallet is a project in which I’m trying to design and distribute a universal tool for the real world in a creative, affordable, and sustainable way.

If tools shape our habits and habits make our life. Then why not create one of those tools ourselves?

After spending my twenties in Switzerland and Berlin, now living in a Japanese rural village, I realized that no matter where I am, I carry essentially the same things. A phone and a wallet. So, I thought the problem I had with my wallet must be universal. By having a bulky wallet in my back pocket all the time, I got the habit of collecting unnecessary junk and worse than that, a backache. …


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2018年12月追記:いろいろ試した結果、耐洗紙の財布が一番使い勝手が良いという結論に至り、製品化して販売しています。究極にミニマルなデザインが好評です。

財布を持つのをやめてから一年ほどが経つ。それまでは一般的な二つ折りの革財布を使ってきたけれど、現在財布代わりに日常的に持ち歩いているのは、自作の木製カードケースで、その中には紙幣数枚とVisaデビットカード、それに免許証のみを入れている。

元々バッグは持ち歩かないので、荷物を極力減らすため、携帯電話は昔からSony Ericssonの小さい電話を使ってきた。(古くはPremini、ヨーロッパではT100、現在はRayを愛用。スマホがどんどん巨大化する昨今、Sony Ericssonのコンパクトな系譜が無くなってしまったのがとてもさびしい。。。)

腰が痛くなりやすいため、ズボンの後ろポケットに分厚い財布を入れるのがあまり好きではなく、何か良い方法が無いかと模索していたけれど、財布のカタチ自体を根本的に見直すまでには至っていなかった。

きっかけは、自分で木を使ったものづくりをするようになったから。せっかく作るなら自分がユーザーとして本当に欲しいものを作ろうと、極限まで無駄を省いた財布のデザインに取り掛かって完成したのがこれ。

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と言っても、二枚の木の板をゴムバンドで挟んだだけなのだけれど、カードや紙幣の出し入れがスムーズにできるようにカーブをつけたり、素材の強度と薄さの最適なバランスを探ったりと、かなり数のプロトタイプを作った。

大きさはほぼクレジットカードサイズで、厚さはカード二枚と紙幣を含めても9mmぐらい。ずっとズボンの前ポケットに入れていられるほどコンパクトなので、どこかに座るたびに机に財布を出して置き忘れるというリスクが無くなった。

小銭をどうするかが唯一の懸念点だったけれど、ここ高知でさえ大抵の買い物はデビットカードでできるので、小銭は基本的には使わなくなった。逆に、例えば缶コーヒーを買うといった、小銭が発生するような買い物を自然と避けるようになったので、小さな無駄遣いが減るという、当初は期待していなかったメリットも出てきた。

さずがに僕が暮らしている土佐山の中の商店なんかは現金しか使えないけれど、必要があればお釣りはズボンのコインポケットに入れられるし、車の中に小銭入れも置いてあるので、今のところ不自由はない。むしろ、この身軽さを味わってしまうと、もう昔の財布には戻れないぐらいの快適さだ。

財布と言うのはおそらく誰もが日常的に持ち歩いている道具の一つだろう。でも、そのカタチや使い方のバリエーションは実はすごく限られているし、例えば「成功している人は長財布」とかいった良く分からない偏見・先入観なんかも色々あったりして、純粋に道具として本当に自分の使い方に合ったものを選びづらくなっていると、自分で作ってみて改めて感じた。

毎日持ち歩くものなので、一度ご自身のライフスタイルに合わせて、新しい財布のカタチを探ってみてはいかがだろうか?道具を変えてみることで、それまでの習慣や価値観が変わるかもしれない。

2017年8月追記:引き続き試行錯誤は続けていて、現在は自作した紙(+モビロンバンド)の財布を使っている。これがミニマリストな財布の極みかも知れない。好みの紙を使って誰もが(無料で)作れるように、こちらにてデザインを公開しているので、ミニマルな財布に挑戦にしようと考えている方は試してみて欲しい。

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タケノコと言えば春の味として親しまれているけれど、高知には秋に生えてくる「四方竹」というタケノコがある。10月が収穫の時期なので、ここ数週間は土佐山でも農家さんたちが毎日収穫に勤しんでいる。

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断面が四角いのが名前の由来だ。普通のタケノコよりも細くて、地面から50cmぐらい生えてきたものを、ポキポキと折って収穫する。

本当にポキッと音がして、手で簡単に折れるので収穫自体は結構楽しい。とは言え、成長のスピードが驚くほど早いので、農家さんたちはこの時期は毎日日の出と共に収穫をしていて、とても忙しい。多いところで毎日500kg以上の収穫があるそうだ。

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四方竹は観賞用にも用いられることもあって、よく手入れされた四方竹園は、太陽光が差し込み、緑に輝いていてとても美しい。土佐山の四方竹ではないけれど、現在放映中の大河ドラマ「真田丸」のオープニングにも、高知産四方竹の竹垣が使われている。

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山をよく見ていると、いたるところでモコモコとした場所が見られるので、遠くからでも四方竹園だとすぐ分かる。収穫のために先の方を切ってあるので高さもそんなになくて、その風貌はどこかかわいらしい。

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収穫した四方竹はS・M・Lのサイズごとに分けて、切りそろえた状態で加工場に持っていく。この選別も結構時間がかかるのだけれど、加工場の受け込み締切までに持って行かないと、その日収穫したものが無駄になってしまうので、午前中が勝負だ。

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加工場では、下茹でをしてから皮をはぎ、根本を更にきれいに切りそろえて、出荷準備が完了。

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四方竹はとても傷みやすいので、氷で冷やして、その日のうちに出荷される。

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全国的な知名度はまだまだだけれど、高知ではタケノコよりも四方竹が好きという人も多い。味は普通のタケノコよりも少しあっさりしていて、ピリ辛炒めや煮物にして食べるととても美味しい。高知産の四方竹は県外にも出荷されているので、もし店頭で見かけたら是非お試しを。


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日本に暮らしていると、自らのアイデンティティについて考える機会はあまりない。多くの場合、アイデンティティは異なる文化との接触を通して確立されるため、島国に暮らし、異文化と触れる機会が少ないという環境がそうさせているのだろうか?

僕は二十代のほとんどをスイスとドイツで過ごしたため、自分が何者かということについて常に考えざるを得なかった。現代美術という自らの文化について深い洞察が求められる分野で活動をしていたから尚更だ。

海外で初めて気付いたけれど、僕にはなぜだか「日本人」というラベルがしっくりこなかった。高校まで地元高知にいた時は、何にも思っていなかったが、自分の事は「高知人」「土佐人」と呼んだ方が心地が良かった。

ベルリンにいた時に「シビック・プライド」という概念に出会い、漠然と抱いていた理想の社会像が見えやすくなった。簡単に言うと、ある都市に暮らす市民としての当事者意識、誇りのようなものだ。「愛郷心」と近い概念だけれど、生まれ育った場所は関係ないので正確な訳語は日本語には無い。

僕はドイツの都市に暮らしながら、自らのアイデンティティを幼少期から慣れ親しんで来た高知の山の文化に見出し始め、しかし同時にベルリン市民としてのシビック・プライドも育むという不思議な経験をした。愛郷心と寛容性、多様性は共存可能なのだ。

周りには自分と同じように、国籍ではなく、自分達の地域の文化にアイデンティティを持つ人たちが多くいて、言葉にはするのは難しいけれど、ベルリンは僕にとって、とても気持ちの良い空間だった。

異なる文化(アイデンティティ)を持つ者たちが集い、しかし、それぞれが対立するのではなく、かといって同化するのでもなく、多様性を保ちながらもコミュニティ全体としての誇りを育む、という地域社会像を夢見るようになったのはそれからだ。

日本では異文化に触れる機会がない、という冒頭の僕の言葉は実は嘘だ。グローバル化が進み、僕たちの地域の文化を見る目が相対的に衰えただけだろう。明治維新以降の東京への一極集中と、それによる文化の均質化によって、日本の中に本来はあった文化の多様性を意識することが少なくなってしまった。

例えば、江戸時代以前の日本は独立した小さな国々の集合体だったわけで、他者や自らの地域文化に対する意識が自然と育まれる環境が今よりはあったのではないかと想像する。

「文化を見る目」の解像度をもっと上げて、もう少しだけ自分たちの生活文化や風土に目を向けられるようになれば、多様性のある生き生きとした社会になってくるのではないだろうか。

ともすれば、寛容性に乏しいとされる里山のコミュニティは、これまで培って来た自分たちの生活文化の価値の見直しと、それを礎とするアイデンティティの確立によって初めて、郷土愛と多様性が共存する新たなコミュニティの形を示すことができるのだ。


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地域の氏神さまの鳥居の根元が朽ちたということで、炭小屋でも一緒に作業している地元の大工さんと集落のメンバーと修繕をした。長老たちは番線を巧みに、そしてかなりワイルドに使って、すごい速さで鳥居を支えるための構造を組んでいた。

建てられてから50年以上は経っているという鳥居自体はまだまだ大丈夫だけれど、根元は地面からの水分のためにどうしても腐ってくるので作り直す。左官は本職ではない、と言いながらも、大工さんがきれいに型枠を組んでいたのはさすが。

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この鳥居はある長老の寄付によって修繕することになった。しっかり直したのであと30年は保つだろう。その頃、場所はどこであれ、歳を重ねた自分も今僕の周りにいる長老たちと同じように、若い人たちに昔の話なんかを楽しく伝えられたら良いなと思った。

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炭焼き窯の石組み

伝統文化の継承。それに異論を唱える人はあまりいないけれど、「伝統とは何か?」と問われると答えに困る。どこかに定義されていないかと少し調べてみた。

1994年に採択された国際宣言「奈良文書」では、ある文化遺産の真正性(Authenticity)は、固有の文化に根ざして考慮されるべきとの見解が示されていて、世界の文化の多様性が讃えられている。

我々の世界の文化と遺産の多様性は、すべての人類にとってかけがえのない精神的および知的豊かさの源泉である。我々の世界の文化と遺産の多様性を保護しおよび向上させることは、人類の発展の重要な側面として積極的に促進されるべきである。

文化遺産の多様性は、時間と空間の中に存在しており、異なる文化ならびにそれらの信仰体系のすべての側面を尊重することを要求する。

すべての文化と社会は、それぞれの遺産を構成する有 形また無形の表現の固有の形式と手法に根ざしており、それらは尊重されなければならない。

文化財がもつ価値についてのすべての評価は、関係 する情報源の信頼性と同様に、文化ごとに、また同じ文化 の中でさえ異なる可能性がある。価値とオーセンティシ ティの評価の基礎を、固定された評価基準の枠内に置くこ とは、このように不可能である。逆に、すべての文化を尊 重することは、遺産が、それが帰属する文化の文脈の中で 考慮され評価しなければならないことを要求する。

世界文化遺産の評価基準に関する国際宣言なので文章が難しいけれど、「ある文化遺産が本物(真正)かどうかは、原型を留めているかどうか、という事よりも、その土地の風土や歴史を考慮した上で、その遺産が属する文化圏の価値基準によって評価されるべき。」という事だろう。この「文化の真正性」を僕は「伝統」と理解した。

これは恐らく、西洋の石の文化に比べて耐久性に劣る、木の文化を持つ日本ならではの考え方だろうし、それが国際的な価値評価基準として認められたという事にとても意味がある。これにより、アフリカなど土の文化圏の文化遺産も世界文化遺産として登録されやすくなったそうだ。

本来、文化というものは、長い年月を経て「伝統」として固定化され得るのではなく、その土地の人々が精一杯豊かに生きるために工夫をしてきた証であり、現在進行形のものだ。

「誇りの喪失」が地域の活力が衰退していくひとつの要因だとも言われているけれど、僕は、里山の民の誇りは単なる愛郷心ではなく、何世代にも渡り、必要なものは自分たちの知恵と技で自然から生み出してきたという生活文化に対する自負心だろうと考えている。

現存する里山の文化も、今を生きる僕たちが常に新たな解釈をし直し、どう価値を見出していけるか、つくり変えていけるかどうかが大切だし、それが本当の意味で「伝統」を継ぐということではないだろうか?


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筆者は公民館長として地区の運営にも携わる

「地域活性化」という言葉はよく使われるけれど、とても抽象的で、それが何を指しているのかは分かりづらい。例えば、地域を一人の人間として捉えると、少し分かりやすくなるだろうか?

人が元気だという状態は、心と体が元気だということなので、人が集まってコミュニティを成している以上は、地域にも同じことが言えるだろう。地域にとっての「体」とは、まずは土台となる自然環境と、その自然を活かすことによって得られる「経済」。そして地域の「心」とは、自分達の地域は自分達でつくっていこうという意志、つまり自治の精神だと僕は思っている。今回は、この地域自治について焦点を当ててみよう。

里山に暮らして、自分の地域を見ていると、「自分たちのことは、自分たちでやる。」という、自治力の高さをとても感じる。地域の自治は「決定」と「執行」という2つのプロセスからなっていて、この2つのバランスがとても大切だ。里山のコミュニティの自治力が高いと感じるのは、この「執行力」の高さに由来しているのだろう。山の暮らしは人任せにできない部分がとても多いので、これはとても良く理解できる。

しかし、自治のもう一つの大切な要素である、「決定」のプロセスが真に民主的かというとそうでもなくて、例えば、集落の総会等に参加するのは多くが世帯主だけという事もあって、女性や若者の声はなかなか出てきづらいという側面もあるし、そもそも、現状の行政の枠組みの中で、地域の自治組織が自分達で決められる範囲自体がかなり限られている。

里山のコミュニティを元気にするために、今何が必要かと言えば、この「決定」のプロセスにもう少し重きを置き、より多様な人達がこれに関われるようにすることだと僕は考えている。そうすれば、地域の自治力は自然と高まって来るだろうが、問題は多くの場合はそれが制度化されていなくて、されていたとしても「決定」ではなく「執行」に重きが置かれていることだ。

自治会が行政の下請けのような位置づけであったり、単に慣習的な作業をこなしているだけであったりすると、「決定」と「執行」のバランスが崩れ、地域の自治が形骸化してしまうので、結果として自治力が弱まってしまい、活性化は図れない。「自分たちでやる。」と同じくらい、「自分たちで決める。」という姿勢はコミュニティにとって大切なのだ。

これは、「決定」に関わろうとする市民の意思が民主主義の基礎である以上、日本社会の問題とも言えるだろう。僕たちの一番身近な決定プロセスは自治体の議会レベルではなくて、まずは自治組織の中だったりするけれど、里山ではこれが自分の暮らしに直結しているので、社会に関わっているという実感があるし、変えようという意志を持ち地域に積極的に関われば変えられるという規模感もちょうど良い。

都市、田舎問わず、今自分の暮らしている地域の自治会長がどう決められているのかを知っている人はどれぐらいいるだろうか?それが自分の暮らしに与える影響をもっと身近に感じる事ができれば、里山のコミュニティをヒントにした、民主主義の新たな形が見えてくるかも知れない。

About

Kan Yamamoto

Recreating Japanese mountainous culture through forestry, woodwork, and design. Living in Kochi, Japan.

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