ちょっとだけ近況報告

Facebookのフィードが満開の桜と卒業する友人たちの振袖姿や袴姿で賑わい、ああもう春だったのかとその時初めて春の訪れを理解するという、桜を見ずして春を迎えたことの違和感を生まれて初めて感じた年度末でした。それから早くも一ヶ月…光陰矢の如し。

オスロの春はとても不思議なものです。日は21時過ぎまで明るく、長期に及ぶ闇の深い冬が終わりいよいよ夏へと向かうのだと感じる一方で、まだ木々は芽もなく裸のままであり、どことなく寒々しいその様子からは冬がオスロを去ることを拒んでいるようにさえ見えます。なんと二日連続雪も降りました。日に日に日差しは夏のように鋭くなるものの、冬なのか、春なのか、夏になろうとしているのか。日本がいかに四季のはっきりしている国であるか思い知らされます。それとも、世界の季節感というのはこれくらい混在しているのが普通なのでしょうか。

さて少し前のことですが、留学後期優先順位の最高位にあったニューヨーク滞在について少しだけ書き残しておこうと思います。

ニューヨーク滞在

ニューヨークへは国連本部で行われた女性の地位向上委員会の会議に日本のNPOのインターン生として傍聴、及び各国政府や各国NGOのイベントへの参加をすることが目的で2週間滞在してきました。今年の会議のテーマは「持続的開発に向けた女性のエンパワメント」。テーマに関連する世界の女性関連の問題をイベントを通して学ぶことができます。イベントそのものはいつあたり1時間半、ざっくり言えば世界の女性問題と向き合う政府や国際機関の方々、NGO団体、そして苦難の中にいる当事者たちを招いての2週間集中講義を国連本部で議決採択の交渉を進める様子を傍聴しながら受講するような形でした。(誤解を防ぐためにお断りすると、これは私が学生のインターンという立場だったからであり、通常この会議に参加されている方は交渉、アドボカシー、イベント開催で奔走しており「講義を受ける」という受け身で悠長な表現は使われないと思います。)

イベントではすでに知っている問題を改めて事実確認するような場面も多々ありましたが、全くいままで考えなかったような問いを提供する団体もあり (なかなかにセンシティブな話題のためここでは具体的内容には触れないこととします)、目から鱗が落ちる場面も一度や二度ではありませんでした。同時に世界で起こっている理不尽な出来事に憤りを感じることも少なくありませんでした。細かな事象について全く知見を持ち合わせていないことを認識し、とりわけ当事者の方々からのお話からは悲痛な叫びが何度も伺え、いままでいかに机上の学問を行ってきてしまっていたのかを痛感することとなりました。興味があるから勉強するという段階から抜け出して、問題を解決するために試行錯誤する中で学んでいきたい、実践の側に早く回りたい、と気持ちが急いてきています。

また政府、国際機関、NGOの連動を目の当たりにすることができたことは非常に貴重な経験でした。想像していたよりもNGOに発言力があり世界を動かす力を秘めていることが見てとれました。幸いなことにこの4月からは2年前にインターンとしてお世話になった国際NGOの日本支部で今回はユースメンバーとして活動する機会をいただけたので、NGOの組織運営や意思決定の過程等々も勉強してみたいと思います。日本国内でNGOの存在感を強めていくこと、そして「ユースの声」をどのように社会に反映していくことができるのかを模索し、その種を見つけること。これが個人的に掲げたユースメンバーとしての活動目標です。お詳しい方ご教示ください…

ノルウェーでの生活も終わりが近づいています。やっと自分が疑問を持ち続けてきたことを足を使って調べられてこれていて(遅い苦笑)、帰るまでの間にできる限り多くの収穫を得くことが目下目標です。いやはや留学は一年間では短すぎる…やっとその国についてわかってきた頃に帰ることになるとは…でも最後こそはポジティブに頑張ります^^あと1ヶ月!

ノルウェー留学について知りたいんだけど…という方もいるかもしれませんが、私のノルウェー滞在はこのいま勉強中のことがまとまってからお伝えしたいな〜と思うので、おそらく留学の統括にまとめて書くことになるでしょう。気が向いたらですが。

では、またまた書いて自己満足に浸るパターンの記事を書いてしまって失礼いたしました笑。

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