知っておきたいビジネス用語5選

Masashi Nakano
4 min readMay 25, 2016

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最近、つくづく自分って何もできないやつだなーと思うことの多い、勘違いアソシエイトです。前回のエントリが長すぎるともれなく大不評でしたので、今回は短めに(てかやっぱ項目の解説は書いてても楽だわ)。

①ボール

業務とそれに伴う責任のこと。例えば、「今度のイベントのコンテンツって誰がボールもってるんでしたっけ?」という問いかけがあった時、答えが「若手です」の場合は、絶賛内容作成中です(そして大体手こずってるw)。「〇〇部長です」の場合は、出来上がったコンテンツでやるのか審理中です(そして大体忘れられてるw)。サッカーと同じで、球離れの悪い人は嫌われる傾向にあります。バルサみたくポンポン繋いでやりましょう。

②フィージビリティー

実現可能性のこと。良いアイデアが思い浮かんで意気込んで提案すると、「それってフィージビリティー低くない?」と突き返されます。アイデア自体は面白いんだけど人手が圧倒的に足りない場合や、何もアテがないのい新規領域を攻めようとすると上の言葉を頂戴します。これは社会人経験が3年以内くらいだとやる気あると捉えられなくもないですが、アラサーでまだ言われるようだと無能認定されるのでご注意ください。

③壁打ち

ぶっちゃけ転職して初めて知りました(笑)。要は答えのない問題に悩んでいる時に、「壁打ちしてもいいっすか?(=正解は教えなくて良いから相談に乗ってくれや)」という意味合いで使用します。個人的に、壁打ちに乗ってくれるかどうかで上司の力量を量ってもいいのではと思います。

④MECE(ミーシー、ミッシー)

もれなく、ダブりなくのこと。ゲームをカテゴリに分けてくださいと言われた時、テーマを家庭用ゲーム機にした上で「据え置き型、ポータブル型、周辺機器(その昔メモリーカードというものが云々)」と分けることはMECEです(図①)。「据え置き型、ポータブル型、スマホ、周辺機器」と分けることは、ポータブル型にスマホが含まれる(=ダブってる)のでMECEではありません(図②)。また、SMAPをカテゴライズする場合、メンバーというテーマで「キムタク、中居くん、慎吾ちゃん、つよポン」とすることは、稲垣吾郎が漏れているのでMECEではありません(図③)。お気付きの方もいるかと思われますが、MECEか否かを考えるのは、その背景にあるテーマを理解しないともれダブりがないか確認できません。この辺は市販の本でいくらでも鍛錬できるので頑張っていきましょう。あと別に稲垣吾郎が嫌いなわけではありません。

⑤エスタブリッシュな/エスタぶった〜

主に人や組織に使用する言葉。establish:確立するの意味通り。前者は人に形容されることが多く、肯定的なニュアンスを持ちます。「エスタブリッシュな方々」というと、リーダーシップ、アントレプレナーシップが強く、未知の領域にもどんどん進出し、権威を創り上げていく人たちのことを指します。具体的には大前研一氏やイーロン・マスク氏が挙げられます。後者は組織に形容されることが多く、否定的なニュアンスを持ちます。「エスタぶった会社」というと、既に設立からある程度の年数を経ており、すっかり業界の顔として権威が確立された会社になります。使い方としては、A「俺、今度ベンチャーに転職しようと思うんだ。」B「へぇ、どんな?」A「D●NAとか楽●かなぁ」B「それどっちもエスタぶってんじゃねーか!ベンチャーってのは●ルカリとかF●NCだろ!」という具合です。

上記のほか、キャッチアップ(=呑み込む、理解する)やプライオリティー(優先順位)などまだまだあるのですが、解説しても面白くなさそうなので取り上げませんでしたw もし他にも知りたいのであれば、お気軽にこちらまで。

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