宙を舞う会話

近年、どんどんとコミュニケーションをスムーズにできない人が増えているように感じます。
デジタルやテレビ媒体など片方から受信することが多く、対話が少なくなってきたのもその理由かもしれません。
またわからないことがあれば、検索をかけて、自分が知りたいことをすぐ捜しだせます。昔のようにわかる人を見つけて聞いたり、本で調べたりしなくてもいいので、大変便利でもあります。
その結果、真剣に人の話を聞いて、コミュニケーションしようとする人が少なくなってきました。上辺だけの会話という感じです。
人と会話をしているときも、自分が次に話すことやタイミングが頭のなかにいっぱいあって、人が話しているときは上の空、バックグラウンドミュージックを聞いているように、相手の話を聞き流しているような感じです。
相手の話をよく聞かずに聞いているので、何を話したか聞くと覚えていない人も多いです。言葉が宙を踊っているだけです。
こういうコミュニケーション能力が低い人たちが増えて、自分はこう言った、いや聞いていないと主張して、問題になることが増えています。
企業の電話カスタマーサービスで、「サービス向上にために、この会話を録音させていただいています」というアナウンスが流れますが、そのうちに、友だち同志でも会話録音が必要にならなければと願います。