スタートアップの創業1年間を振り返って — Medmain Inc.

メドメイン株式会社という医療ITのスタートアップの代表取締役CEOをしている飯塚統です。私は現在、九州大学医学部医学科4年生でもあり、またプログラマーです。

普段メインで発信しているFacebook投稿などでは3–4行程度しか書かないのですが、会社設立1年となるこの機会に創業からの1年間についてまとめてメドメインという会社とその成長、もっといえば魅力についても知ってもらい、また起業を目指している人にとっては何かしらの参考になればいいなと思い書いてみました。結構な分量になってしまいました。。

創業直後からメディアなどで会社やサービスを取り上げて頂く機会に比較的恵まれてきましたが、創業のきっかけや取り組んでいる社会課題、プロダクトの紹介などと割といつもの構成が決まってしまっていて、実際にスタートアップを経営してみて感じることだったり普段しないような話もどこかでできたらなと思っていました。
そういえば、今はもうやっていないのですが実は継続的に4年ほどブロガーをやっていた時期がありました。


創業から1年間のカレンダー

2018年

1月 メドメイン株式会社を設立
2月 九州大学全学支援事業・最優秀賞を受賞
3月 九州大学総長賞を受賞
4月 内閣府の会議でプレゼン
5月 
 — Medmain USA Inc.をアメリカ・デラウェア州に設立
 — Medteriaのサービス提供を開始
 — Startup Thailand 2018にブース出展
 — Latitude59 Estonia Awardを受賞
 — エストニアのユリ・ラタス首相と会談

6月
 — まち・ひと・しごと創生会議で安倍総理らにプレゼン
 — 日本病理学会総会でポスター発表を行い優秀賞を受賞

7月 株式会社みんコレと業務提携
8月
 — DEEPCORE、DOGAN β から1億円の資金調達を完了
 — 広島オフィス設立
9月
 — 明星和楽のピッチコンテストで優勝
 — Startup Go!Go!のDeepTech ShowCaseでNICT賞を受賞

10月 PidPortのα版をリリース
11月
 — 九州ホスピタルショウ2018でブース出展
 — JAPAN STARTUP SELECTIONに福岡市代表として選出
 — 東京オフィス設立

12月
 — 飛躍 Next Enterpriseに採択
 — Slush 2018 でブース出展
 — 世界デジタル病理&AI学会でポスター発表

メドメインについて

メドメイン株式会社は、福岡に拠点を構える九州大学発の医療ITのスタートアップです。弊社では現在、国内外の複数の医療機関と共同でDeep Learningによる病理画像診断ソフト「PidPort」の開発を行なっています。本ソフトの提供により、病理医が慢性的に不足する現状を打開し、世界中の誰もが高精度で迅速な病理診断を受けられる環境の実現を目指します。また、医学生向けクラウドサービス「Medteria」の提供を行なっており、現在、国内の20大学以上の医学部に導入されています。

社名「Medmain」の由来

社名のMedmainは、医療を表す「Med」、ITの言葉でネットワーク領域を表す「Domain」、そして将来の医療の中枢になれたらという思いから「Main」との造語としてMedmainと名付けました。


医学部物理学科

私の元々の夢は素粒子物理学者でした。数学や物理・化学が得意で、宇宙空間は何次元で出来ているのかとか、宇宙の始まりや物理学が予測する宇宙の終焉、そこに見られる世界宗教との関わりなども含めて物理学に興味がありました。物理学の世界はとても綺麗です。基本的な原理といくつかの法則であらゆる事象を説明することができます。

そうした物理の世界ではなく、医療界(最近はITに寄って来ていますが)に向かうきっかけとなったのは入院生活・手術の経験でした。腎臓病を患って入院生活を経験する中で、同じ研究でも物理の研究ではなく医学の研究をして社会貢献したいと思うようになり、九州大学医学部に入学しました。(幸いにも長期間の治療のおかげで腎臓病はすっかり良くなりました。)

大学に入ってからも個人的に物理の勉強は続けていました。そうした中で自分と同じように物理ではなく医学の世界を目指すようになった医学部の同級生と2人で始めたのが非公認サークル「九州大学医学部物理学科」です。医学部での講義が終わった夕方や土日に図書館の会議室で解析力学や素粒子物理学の勉強会をしていました。
思えば、メドメインの始まりはこの医学部物理学科でした。


プログラミングと数理医学

メドメイン社は「Medmain」という九州大学の学生プロジェクトをベースに立ち上がりました。きっかけは遡ること2015年の春です。
医学部物理学科を一緒にやっていた同級生とは、2015年の春から九大の数理医学の研究室にも一緒に所属していました。数理医学というのは、人間の発生現象などを数理モデルを使って物理・数学的アプローチで解明する分野のことです。

数理医学に限らずどの研究分野でもそのような流れにありますが、データ解析のためにプログラミングが必要になるときが多々あります。そうした背景もあり、研究室で最初に習ったのがPythonのプログラミングでした。また、医学部物理学科でもプログラムを組んで物理現象のシュミレーションができたらと考えていたため、これを機にかなり意欲的にプログラミングの勉強をするようになりました。
目的のための手段として始めたプログラミングでしたが、私はそれ自体が面白いなと思うようになり、様々な言語をやるようになって、今ではPythonやJavascript、C#、PHP、R、Mathematica、Swiftなどをはじめとした10言語以上を使えるようになりました。

医学部というバックグラウンドをもつ中でプログラミングスキルを身につけるとやりたくなったのが医療ソフトの開発です。はじめのうちは一人でやっていたのですが、その後に医学部物理学科をベースに九大医学部と工学部の学生も加わって始まったのがいまの「Medmain」でした。


ほぼ全てを捨てて生まれたアイデア

医療ソフトウェア開発を目的として立ち上がったプロジェクト「Medmain」で当初開発をしていたのは今のメドメイン社で行なっている事業とは全く違ったものでした。

当時スタートアップというものをまだ知らず、成長市場において課題の解決をするようなプロダクト開発を行うという基本すら知りませんでした。そんな中で、ニーズのあるプロダクト開発をしようということだけは意識していて、結果として生まれたのは「面白そうな機能をいっぱい詰め込んだけれど結果として何に使うのかよくわからない混沌とした医療ソフト」でした。具体的には、OpenGLを使って医療用の3Dビューワーを搭載し、心臓などの3Dモデルの断面を見ることができたかと思えば、細胞の輪郭検出や鮮鋭化などの画像処理ができて、動画の再生もできる、また診断報告書を書くこともできる、などといったものでした。
その中の機能の一つであったのが、当時開発した動画上で動く細胞を追跡するトラッキング機能です。その機能を見た医学部の教授が、「細胞の認識ができるなら病気の細胞を認識して診断に使えるのではないか?そういった自動診断ソフトはまだないよ。」というお話をして下さりました。これが、いま弊社で開発している病理AIの大元のきっかけになっています。

こうして、細胞を認識する機能以外のその他大部分の機能は捨てて、病理分野でのAI開発を行うプロジェクトがスタートしました。技術面では、初めのうちだけ細胞の認識にMachine Learningを使っていたのですが、すぐにDeep Learningというものが出て来たのを知り、こちらに切り替えました。この頃、Deep Learningという言葉はほとんど浸透していなかったように思います。


九州大学全学支援事業に採択

メドメインの活動は基本はリモートで、週1で研究室の一室に集まり、病理AIの開発やプログラミングの勉強会を行なっていました。そうした中、2017年の5月にこのプロジェクトは「Deep Learningによる病理画像診断ソフトの開発」プロジェクトとして九州大学全学支援事業に採択されました。また、事業化に向けて50万円の助成金も頂けることになり、ここから大きく流れが変わっていきました。
翌年、このプロジェクトは九州大学全学支援事業・最優秀賞と九州大学総長賞を受賞しています。

もともと、将来的には臨床医ではなく研究医としてやっていきたいと思っていたのですが、病理AIの開発には研究の側面もあり、また純粋に医療ソフトの開発がとても楽しかったこともあって将来的には医療ITの会社経営者という道もいいなと考え始めていました。


Webエンジニアとして勤務

医療ITのベンチャー企業をやるなら、エンジニアとしての実務経験やベンチャー企業の回し方を知っておくべきだと思った私は、支援事業に採択されたその年の夏から大学を休学するという選択をします。病理AI開発のみならず、それまでに様々な医療ソフトの開発を試行錯誤の中試みてきていたため、実務経験こそないもののエンジニアとして普通に働ける自信がありました。また、その前の夏にはエンジニアリングの開発手法を学ぶために都内の国際色豊かなゲーム開発会社でインターンをさせて頂いていました。メドメイン社で提供している医学生向けのクラウドサービス「Medteria」の初期のものはこの頃に開発してリリースしています。そして、2017年の夏から実家のある東京に戻り、IT企業でWebエンジニアとして働き始めました。

IT企業に勤務する中で、福岡には週1で戻り、週末にメンバーとで事業を進めていました。その時に借りたのが今の本社です。福岡でも立地の良いところとされる大濠公園駅から徒歩2分にあるリノベーション物件で、建物自体は築約30年なのですが内装はとても綺麗なところです。40㎡の1LDKで家賃は月5万8千円と格安です。この部屋の半分をエンジニアリングルームとして、またもう半分を仕切って個人宅として使っていました。

学生起業を目指すと最初に借りるオフィスの家賃や備品の費用だけでも捻出するのがなかなか大変ですが、この頃働いていたIT企業での給与の多くは起業のための軍資金に充てていました。


シリコンバレーのコンテストで優勝

毎週末のように福岡に戻っていたのにはもう一つ理由がありました。東京のIT企業に勤務していた同時期にスタートアップ戦略特区である福岡市が実施していたサンフランシスコ・シリコンバレー研修プログラムに参加しており、その国内研修として週末にスタートアップの思考法やピッチの仕方などを学んでいたからです。
そして、プログラム参加者200人の中から現地のピッチコンテスト「Asian Night」でピッチをする5人に選ばれ、11月に渡米してピッチコンテストに参加しました。結果は準優勝でした。
そのコンテストの審査員をされていた方から、翌日に「Live Sharks Tank」という大きなピッチコンテストがあるから出ないか?とのお誘いを受け、翌日急遽こちらのピッチコンテストに飛び入り参加をさせて頂きました。結果は優勝で、優勝商品として5万ドル相当を頂きました。米国版「マネーの虎」のようなコンテストで、このピッチコンテストの過去の優勝企業にはSnapchatがいます。
Live Sharks Tankでの優勝をきっかけに初めて投資のお話などを頂くようになり、起業が大きく近づきました。

Asian Nightでのプレゼン
Live Sharks Tankでの様子がテレビで放送
Live Sharks Tankで優勝

メドメイン社を設立

2017年に九州大学では新しく「起業部」という学生起業のための大学公認の部活ができたのですが、私はここに所属しており、顧問の熊野准教授などから起業に向けたサポートをして頂いていました。
そして、2018年1月にメドメイン株式会社を設立し、九州大学起業部からの第一号ベンチャーということもあって設立時には九大で久保総長や理事の方々らと記者会見をさせて頂き、多くの報道関係者に来て頂きました。

起業してみてわかったことは、起業すること自体は簡単です。定款の作成などはある程度自分でする必要がありますが、30万円くらいあれば諸々を代行業者にお願いして登記をして、すぐに株式会社を設立することができます。
こうして医学生でありながら、スタートアップの経営者になりました。
しかしながら、大変なのは登記をしてからでした。


寝る以外はスタートアップ

1月の創業時の中心メンバーは私と九大医学部4年生と1年生、そして工学部4年生の4名でした。全員がプログラマーです。当時、フルタイムで会社をやっていたのは休学していた私だけで、その時の他のメンバー3人は大学後の夕方と土日に会社を一緒にやってくれていました。

創業後すぐに諸々の届け出書類の作成が必要でしたが、ネットを見てもそもそも何を提出する必要があってどう作成したらよいのかよくわからない中、ありがたいことに当時のPwCの福岡代表の方が個人的にお手伝いをして下さり、何とか間に合わせることができました。

そして、それからは今日までひたすらスタートアップの日々が続いています。基本的には寝る以外はスタートアップをしています。
最近はもう会社オフィスとは別に部屋を借りて住んでいるのですが、創業時は本社の半分がエンジニアリングルーム、もう半分が自宅で、文字通り寝ている時間以外は仕事をしていました。最低限の寝るスペースさえあれば良かったので、自宅部分の頑丈な押入れの2段目にマットレスを引いて布団を持ち込んで寝泊まりする(この表現が適切な気がします。)日々がしばらく続きました。この状況はフルタイムの正社員が入るタイミングで解消されます。


社員第一号の外国人

創業したばかりの会社で社員第一号になってくれたのは韓国人のジョさんでした。出会いは本社近くの英会話カフェです。海外展開を見据える中で、英語でのコミュニケーションを円滑に交わすために英会話力の向上を目的に週1程度で通っていました。
カフェには外国人の講師がいて、お茶とお菓子を頂きながらお客さんとで英語でお話するというスタイルのカフェです。その時に出会ったのがAIエンジニアのジョさんでした。

当時、ジョさんは大手IT企業でエンジニアをしていたものの転職を検討されていました。カフェでの自己紹介時に私がお渡しした名刺がIT企業ぽかったそうで、IT企業ですか?というお話から講師そっちのけでエンジニアリングの話をしていたように思います。会社ではエンジニアを探していたタイミングだったので(今もそうですが)カフェ外でお話をして、少ししてAIエンジニアとして入社して頂くことになりました。

入社後、フルタイムの方が他にいなかったため、オフィスにはジョさんだけがいるという日がしばらく続いたように思います。その時に「いま採用活動を頑張っていてこれから人がもっと増えてきますから!」と言っていたのを覚えています。

そこから実際に新しいフルタイムの方が加わるまでには1ヶ月以上かかったのですが、その後だんだんと人が増えていきました。
その時の出会いを英会話カフェのオーナーさんが記事にしてくれています。


変化していく役割と分散

創業時から人が増えていくにつれてだんだんと創業時のメンバーの役割が変わっていくのを感じていて、またそうでなければならないとも考えています。
少人数で始まったスタートアップで、初期の頃は一人がエンジニアリングをやって、広報もやって、マーケティングも少しやって、のような複数の役職を兼務する状況ができますが、だんだんとそれぞれの役職を新しく入社される方に分散していき、一人では浅くしかできなかった業務をより密度の高いものにしていくプロセスがあります。
私自身、創業当初は考えうるほぼ全ての役職を兼務していましたが、だんだんとその役割を他の方にお願いしていって、会社での重要な意思決定であったり、経営方針に関することであったり、資金調達であったりとスタートアップのCEOがより注力すべき(と私は思っています)業務に時間を割くように変えていっています。


総理大臣官邸で安倍総理にプレゼン

私はよく「ピッチがピッチを呼ぶ」と言っているのですが、ピッチを重ねていった結果として、6月に総理大臣官邸で開催された「第15回まち・ひと・しごと創生会議」にて安倍総理・梶山大臣らの前で地方創生の優良事例として会社での取り組みをご紹介させて頂きました。

https://www.kantei.go.jp/jp/98_abe/actions/201806/06mhs_sousei.html

良いピッチ・記憶に残るピッチをすれば、ピッチコンテストでの受賞に伴うメディア露出などはもちろんですが、そのピッチを見ていた方から別のお誘いがかかってまたピッチをして、そしてピッチをしてというのを繰り返しているうちに最初の頃には想像もしていなかった出会いや場に立てる機会に恵まれました。

例えば、シリコンバレーのピッチコンテストでの受賞などを実績の1つとして九大の全学支援事業では最優秀賞を頂きましたが、その成果発表会にたまたま内閣府の方がいらっしゃっていて、良い取り組みをしているとのことで、4月に内閣府でプレゼンをすることになりました。そしてそのプレゼンの評判が良かったらしく、6月には総理大臣官邸で安倍総理らにプレゼンをさせて頂きました。

安倍総理に会う2週間前にはエストニアでユリ・ラタス首相とも会談をさせて頂きました。

中央左がエストニアの首相、中央右は福岡市の高島市長

1億円の資金調達を完了

8月に初の資金調達を行い、AI特化型のVCであるDEEPCOREと九州特化型のVCであるDOGAN βとからシードラウンドで1億円の出資をして頂きました。この時にTechCrunchで記事にして頂いています。

シードラウンドでの資金調達にあたってお会いしたVCは約20社でした。中にはアメリカIT大手のCVCなども含まれています。
出資して頂いたDEEPCOREさん、DOGAN βさんからは出資後も様々な場面でサポートして頂いていてとても助かっています。

以前にエンジェル投資家の方にご紹介して頂いたのですが、こちらの記事は資金調達を目指すスタートアップがピッチデックを作成する上でとても参考になりました。


訪問各国で病院見学

この1年間でスタートアップイベントへの参加などで数多くの国を訪れました。メドメインで出張した国はタイ・中国・アメリカ・エストニア・フィンランド・イギリス・ドイツと7ヶ国になります。

訪問国のほとんどで行なっていたことは、医療スタートアップらしく病院見学です。実際に現地に行って医療機関を見て、またお話を聞くとその国の医療の実情がよくわかります。訪れた国で医療に関して一番驚いたのはタイでした。首都バンコクの病院ではヨーロッパの病院を訪れても見なかったような高額の医療機器を揃えていて、また病院内がホテルかと見間違うほどの豪華さでした。院内に日本人専用ラウンジがあったのも驚きでした。

タイのトゥクトゥク

タイでは現地の乗り物トゥクトゥクに乗って病院を回りました。


国際化するエンジニアチーム

創業後間もない2月に創業メンバーとで、「1年後にはこの席にインド人が座っているかもね」なんていう話をしていたのですがその1ヶ月半後には韓国人エンジニアが座っていました。
現在、開発を担っているのは全員が外国人エンジニアです。フランスから2人、韓国、香港そしてイギリスです。日本語を話せるエンジニアは最初に入ってくれたジョさんだけで、会話は必然的に英語になりました。英語がエンジニアチームの基本言語になったことによるメリットも大きく、採用が言語によって縛られなくなりました。香港とイギリスのエンジニアは現在母国からフルタイムでリモート参加してくれています。

CTOの Manuelさん(左・フランス)、AIエンジニアのジョさん(右・韓国)

病理AIのα版をリリース

2018年10月に開発を続けてきていたDeep Learningを用いた病理画像診断ソフト「PidPort」のα版をリリースしました。PidPortは九州大学病院・広島大学病院・順天堂大学病院をはじめとした国内外の医療機関20施設と共同開発を行なっており、現在はタイのバンコク市内の病院を中心に試験運用を開始しています。


創業から1年経った現在

2018年1月時点では福岡市内の1室の半分をオフィスとして、4人で始まったメドメインというスタートアップですが、1年経った2019年1月時点でオフィスの数は福岡市内に5箇所、広島に1箇所、東京に1箇所となり、人数は60人弱に成長しました。60人のうち、約20人が開発を担ってくださっている病理医の方々です。広島オフィスは広島大学との共同開発のために、また東京オフィスは順天堂大学との共同開発とマーケティング部門となっています。
助成金で頂いた50万円はシリコンバレーの5万ドル分の優勝賞品になり、その後1億円の出資になりました。

この1年、記事では書ききれないほどに様々なことがあり、目まぐるしく変わる日々を過ごしてきました。会社をやっているとポジティブなことばかりではなく、ネガティブなことも色々とありましたが、それでも全体として振り返れば遥かにポジティブなことの方が多く、また多くの人に助けられてこの1年を乗り切ることができました。

課題感を抱える市場に対して新しいアプローチで切り込んでいくスタートアップだからこそ、様々な摩擦に直面することもありますが、これを続けていく上で大事なことの一つにタフなメンタルがあげられる気がします。
今年度も気持ちを新たにまたひたすらにスタートアップをやっていく所存です。

最後になりますが、メドメインでは一緒にグローバル展開を目指してくれる方を募集しています。詳細は以下からご確認下さい。
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