RPAとAIを組み合わせたいあなたが知りたい答え -前編-

Micchi500
4 min readMay 15, 2018

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RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)を導入しようかな?と考えていると、最初にぶち当たる問題は恐らく「AIを搭載すべきか」ではないだろうか。通常のRPAツールはあくまで、予めインプットされた作業をこなす。それに比べAI搭載型は自ら考え、予測や判断をすることが可能となる。勿論、AIを搭載するとコストは増えるし、事前に読み込ませるデータ(AIが判断基準を探すため)は量が必要だしと、簡単ではない。

しかし、こういった点を差し引いても、AIは搭載した方が将来的には良いだろうと判断された方、是非この記事を参考にしていただければと思う。また、元記事はWorkfusionというRPAツールを提供し、近年急激に伸びているアメリカの会社からとなっている。
なお、この会社は主に2つの製品をもっている。完全無料のRPAツールと、AIを組み込んだ有料版である。

1. 私のビジネス要件を満たすため、複数のオートメーション・ソリューションを選択したい場合、コストと複雑さは増しますか?

短期的な答えは「イエス」です。

長期的な答えはこんな感じになります・・・。多くのお客様は様々な使用用途に対応するため、RPAとAIの両方を求められます。あなたが既に、1つのRPAソリューションをお持ちの場合、それにAIを組み合わせるのは理にかなっているかもしれません。 ただし、複数のソリューションをお持ちの場合は、複数のライセンス、複数のハードウェアを購入する必要があります。つまり、サポートのために2つの異なるシステムが必要なのです。 更に、2つのシステムでオートメーションを行う(例えばブルー・プリズムとワトソンを使用する)場合は、2つの別々の分析ツールが必要になります。 そしてこれらを統合するには、また別のカスタム・ツールが必要となります。

一方WorkFusionは、RPA、AI、BPM、OCRおよびアナリティクスを含んだ単一ソリューションを提供します。 更に、シンプルさと効率性を持つワンストップ・ソリューション機能が複雑さも改善してくれます。 この機能は例えば、例外ケースを扱うのに長けています。 もう1つの利点は、弊社のライセンスおよびインフラ・コストは、競合他社よりも大幅に低く、時間に比例して、弊社の価格が手頃であることがますます実感できるという事です。

2. 私の会社は金融業界に属しており、管理、保管、処理しなけれなならない膨大なデータを保有しています。 様式は統一されているはずなのですが、様々な所から来るので、適切なタグ付けが難しいのです。こういった場合 WorkFusionをどのように活用できますか?

あなたが認識されているように、今後も如何なる企業もデータ量をどんどん増やしていくことでしょう。 これは避けられない課題であり、不可避なことです。 WorkFusionは、AIを使用したデータファースト・アプローチ手法でデータ管理をし、データ処理をしています。 さてお客様の業界の話に戻しますが、弊社の顧客であるシックス・ファイナンシャル・インフォメーションは、金融情報の世界的トップ・プロバイダーの1つであり、同様の問題に直面していました。如何にしてこの顧客に対し、我々がソリューションを提供したかは、下図となっています。

さて、まだ序章ではあるがどうだったろうか?

続きは次回に書きたいと思う。次回はもう少し深い内容に触れたものとなっているので、乞うご期待!

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Micchi500

日本人ですが、日本を出て暫くになります。色んな国に住みながら、所謂ノマドライフ(Nomad)を送っています。最近、仮想通貨とAIにはまりつつあり、ロッククライミングとピアノが大好き :)