TEDxKobe 2017に参加しました

TEDxKobe 2017

“Spiralling Inspiration”

二つ以上の異なる力が働くことでできる渦をイメージしたという、今回のテーマ。

過去2年間、私はTEDxKobeには当日ボランティアとして参加してきましたが、今回は初めてパティシパントとして参加しました。

TEDxHamamatsuがスタートした2014年秋以降、私が初めて参加したTEDxのスタンダードイベントが、TEDxKobe 2015 “Dive into diversity”だったのですが、「TEDxってこんなイベントなんだよ」って、一番最初に私に教えてくれたのは、TEDxKobeの人たちでした。

パティシパントへのおもてなしがどうしたらできるのか。そこにマニュアルはなく、それぞれのスタッフが思い思いに考え、行動すること。

どんな立場でも、差別のないこと。お互いの考えをきちんと伝え合う、認め合う、尊重し合う、そんなフラットな関係性にこそTEDxの価値があること。

誰よりもスタッフが、その一員であることを楽しんで、みんな生き生きしていたこと。

そんなTEDxKobeというコミュニティに歓迎してもらえたことがきっかけで、私はTEDxが大好きになりました。

スタッフとして参加していると、内情を狭く深く知ることはできても、特にイベント中は目の前のことに必死で気持ちに余裕もなく、全体を見ることができませんでした。

しかし今回初めてTEDxKobeにパティシパント参加をしたことで、TEDxイベントの持つ、クリエイティブでエネルギー溢れる空気感や、ひとつひとつのスケジュールを終えていくたびに”TEDxKobe”という1日が完成されていくその様子を改めて、じっくりと肌で感じることができました。

スタッフ、スピーカー、パートナー、そしてパティシパントというすべての参加者が揃うことで1日が始まり、どこかの一方通行ではなく、まさに複数の力が渦のようになって相乗効果を生み出し、みんなでその時間と空間を作り出し、一体感が少しずつ生まれていく。

そんなTEDxイベントの醍醐味を味わうことができたことが、今回の大きな収穫でした。

そして今回のTEDxKobeのトークの中で特に印象に残ったのは、消極性をいかにデザイン(Shy hack)するか、ということについて語られたトーク。

私にとってのShy hackは何かといえば…

お酒と笑顔とハイヒールかな。笑


こんな感じで、今回はパティシパントとして1日を思い切り楽しませて頂いた訳なんだけれど、やっぱり参加の動機の一つとして、この体験をTEDxHamamatsuにどんな風に還元できるだろうか、という気持ちも大きいので、“中の人”としての側面も考えると、TEDxKobeの何がスゴイ!と思ったかと言えば、150名というスタッフの人数と、デザイン性の高さ、そしてコアメンバーのチャレンジングな姿勢でした。

ボランティアスタッフの人数はHamamatsuの約2倍。これだけのスタッフをまとめていくのは大変だけど、それでもこれだけのマンパワーは、多くの可能性を引き出す力になっていると思う。

デザイン性の高さは、今回に限らずですが、とにかく細部までカッコイイ!!私がスタッフをしていた時も結構うるさく(本音ですごめんなさい笑)指摘されてきたけれど、例えば段ボールを見える場所に置かないとか、いかに機能的かつビジュアルとしても洗練されたクオリティを保つか、という細部にわたる気遣いによって、あの好奇心をくすぐられるメインビジュアルが生きてくるのではないか、と感じました。

そして今回のTEDxKobeで特に強く感じたことは、コアメンバーの準備期間の葛藤と、それをいかにして乗り越え、自分たち自身が“Spiraling Inspiration”というテーマをこのコミュニティでどう体現していくか、という真摯な姿勢です。

これは、イベント当日には全く見えてこない部分でしたが、コアメンバーの後日更新されたSNSでの投稿記事や、打ち上げの時の様子からひしひしと伝わってくるものでした。私にとってはTEDxKobeはいつまでも背中を追い続けている存在なのですが、そんな中でもさまざまな葛藤があり、チャレンジするものがあり、悩み、励まし合いながら、あの1日は完成されていったのだということが分かり、TEDxはコミュニティ、という言葉の意味を再認識することができました。

新年を迎え、TEDxHamamatsu 2017は一旦解散しましたが、TEDxHamamatsuにとっての2018、私にとっての2018をどんなものにしていきたいか、考えるのに良い契機となりました。

阪神淡路大震災の発生した日に合わせ、TEDxKobe 2017のトークは1月17日に動画配信の予定だそうなので、TEDxKobe 2017に参加していない人たちとも、一緒にそのアイデアについて語ることができるのを、あと少し、とても楽しみにしています。

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