Incentと「オープンバリュー」 — 私たちは自らの進むべき方向を確かめようとしています。

Guy BrandonのWaves関連記事”Incent and ‘Open Value’ — we’re going to make sure we’re the good guys”の日本語訳です

ブロックチェーンセクターでは多くの事柄が進行中です。 最後に何が歴史の流れに沿うものだったと評価されるでしょうか?

あなたはお金をいくら所有していますか?

個人的な質問に聞こえたならそれは間違いです。 私たちは既に答えをつかんでいます。全く所有していないと。

あなたは本当のドルやポンドをポケットに入れていません。 つまるところ。 あなたがそれを発行したのではなく、その価値を設定したのでもなく、それが将来においても価値を持つものか定かではありません。 銀行口座に預けている場合には、ベイルイン、予想外の税の請求、マシンエラーなど多様な理由で、預金が没収もしくは凍結される可能性を窺い知り得ません。 そのようなお金は本質的にあなたのものではありません。 あなたは束の間にそれを使用する許可を与えられているにすぎません。あなたがそれを望んでいるか否かに関わらず、強いられるある条件下で。

私たちはこれをクローズドバリューと呼んでいます。 この用語はオープンバリューの対比としてのみ意味を成します。オープンバリューとは、私たちが開拓者を支援する際に用いるコンセプトです。ここではIncentを取り上げて説明しますが、クローズドバリューは実質的に矛盾した表現です。 制限された価値、フィアット通貨システムやこれまでのロイヤルティセクターが行ってきたこと。他の多くのセクターもそうでしたが、それはディスラプトのときを迎えようとしています。 価値は保持でき、移動でき、自由にトレードできなければ実質的な価値とは言えません。

私たちには慣れ親しんだシステムがあります。そのシステムでは人々が資産を管理します。 フィアットはインフレーションと量的緩和の影響を受けます。 ダウンロード購入した音楽ファイルは、ときに使用法が制限されています(これは人々が購入を避けようとする理由でもあります)。 これまでのロイヤルティポイントは移動できず、一定期間で失効することもありました。 あなたの自由に使用することはできず、制限されたものです。 これらの制限は、いつもロイヤルティポイントの価値を台無しにしています。 これが私たちがクローズドバリューと呼ぶものです。 そして私たちは、それが自らの首をしめることであると信じています。

オープンバリューはクローズドバリューよりも優れています。 信条のみから来るものではなく、本質的に優れているのです。 状況を押し付けられた場合、価値はその本来の価値を失います。 ここには本音と建前があります。 愛情と同じく、価値は見返りを求めず与えたときに真価を発揮するものです。

しかし、私たちはヒッピーではありませんのでお間違えなく。 長い間クリプト周辺にて活動してきたIncentチームは、クリプトの浸透に情熱を持っています。 私たちがオープンバリューについて考えるようになったきっかけはBitcoinでした。しかし、それを人々に持たせることは難しい課題でした。フィアットのクローズドバリューパラダイムにあまりに慣れ親しんでいたことも理由の1つです。 オープンバリューだけでは説明のつかないIncentの重要性はここにあります。 人々がIncentを手にすることによって、その熱狂の理由が知れ渡ります。 直感的なレベルでこのアイテムを理解することになるからです。 ギフトカード会社が破綻し、突如カード内の全ての価値が消滅するようなことは誰しも望んでいません。 購入した楽曲データが特定のソフトウェアでしか再生できないことを人々は望んでいません。 オープンソースソフトウェアやWikipediaのようなオープンナレッジプラットフォームの価値を人々は知っています。 人々はただただユースケースを求めており、それを与えられさえすればためらいは消えます。

ブロックチェーンでは大変多くの物事が進行しています。しかし、最近の組織はオープンであることを重要視しないものもあります。オープンであることは、オリジナルのオープンバリューブロックチェーンであるBitcoinが第二の天性としてきたものです。 例えばRippleもそうです。 彼らの進めているものはオープンでしょうか? ユーザーに本質的な価値を手渡そうとしているでしょうか? 果たしてそれを主張できるか確信が持てません。 台帳技術によって強化されたクローズドバリューと言った方がより適切でしょう。

独りでじっと考えるよりも、人類への貢献にもなる広範な話題の会話を進めましょう。 私たちがブロックチェーンで行っていることは、歴史の中で将来どのように捉えられるでしょうか? 10年、20年、100年後にはどのような評価を受けるでしょうか? 途方もないテクノロジーがここにありますが、クローズドバリューの効率性強化だけに終わるリスクもあります。 それだけに終わるのはもったいないでしょう。

Incentは、熱心にオープンバリューに取り組んでいます。 DNAに刻まれた私たちのコアです。 これからの数週間、数ヶ月に渡り、私たちはこれをさらに明確化していきます。 最終的には、プロジェクトが真にオープンバリューを提供できるか評価するための要件定義に相当するものになるでしょう。透明性、発行と供給、永続性、トレード機能などの基準になります。

差し当たり、私たちはアイデアを共有しオープンバリューについての議論を深めていきたいと考えています。 もっと情報が必要な方は、チームの主任開発者PeteのインタビューをCore Radioにてご確認ください: https://soundcloud.com/coremediaradio/openvalue