P2Pネットワークは既に音楽産業をディスラプトしましたが、いま再びディスラプトが繰り返されようとしています。

Wavesのカスタムブロックチェーントークンプラットフォームが音楽産業にもたらすものとは?

Wavesplatformの記事の日本語訳です

15年以上前にファイル共有ネットワークがラウンチされてから現在に至るまで、音楽産業はP2Pテクノロジーにディスラプトされることになりました。しかし、クリプトカレンシーをベースにしたP2Pプラットフォームは、独立系アーティストにさらなるアドバンテージをもたらすことになるでしょう。

ブロックチェーン(ビットコインにはじまる分散型P2P台帳)に関する興奮は冷めることなく、あらゆる産業に影響を及ぼす可能性があります。仲介者を省き、それを推し進めることで非効率を排し、誰かに成功と収益の鍵を握られた閉ざされた門を迂回します。このような理屈がファイナンス分野同様にエンターテイメント産業にも当てはまりますが、フィンテックという言葉を良く耳にするわりには、エンタテックについてはあまり知られていません。

ファイル共有とブロックチェーン

音楽産業は古くはNapster、最近ではBitTorrentのようなテクノロジーに根底から覆されましたが、さらにこれから起こるディスラプトの対象にも当てはまります。最新のレポートでは少なくとも4つの方向で、ブロックチェーンテクノロジーがミュージシャンを援護することが明かされました。音楽ファイルのデータベースネットワークの提供、手早く直接的な権利使用料の支払、支払プロセスの透明化、新たな資金調達源泉の提供、これらを可能にするというのです。

現在までにも、このようなビジョンの一部は現実になっていました。それらはブロックチェーンテクノロジーの性質によるものです。まだまだ新技術であり形式化されておらず、事業向けの水準でもありません。Bitcoinはまだ8年目であり、1つのことしかできません。通貨の送信です。より新しいプラットフォームは需要に応じて複数のタスクをこなします。しかしエンターテイメント分野で牽引力を持つプロジェクトはまだ現れていません。その状況がいま、変わろうとしているのかもしれません。

Wavesプラットフォーム

クラウドファンディングに特化した分散型のプロダクト、その存在自体が音楽分野の非効率に対処する適任者と言えます。Wavesはカスタムブロックチェーントークンプラットフォームです。ユーザーは何らかの価値を表すトークンを作成し、P2Pネットワークで互いに送り合うことができます。さらにトークンを他のトークンと直接トレードできます。ささいなことに思えるかもしれませんが、メインストリームの需要を満たすための重要な要素です。このビジョンは6000人ほどの投資家の関心を集め、その実現のために30000 Bitcoinが投入されました。当時の相場で換算すると、過去のクラウドファンディングで6番目に多い資金を集めたプロジェクトです。

このプラットフォームは実際にはどのように機能するでしょうか?

ここでは次のようなバンドの場合を想定しましょう。そのバンドは地方で成功を収めましたが、メジャーな音楽レーベルの関心を集めるには至りませんでした。そして資金が足りず新しいアルバムを録音できません。彼らをBlockHeadsと呼ぶことにします。

クラウドファンディングと流通販売

BlockHeadsはスタジオと契約するための資金をクラウドファンディングで集めるために、Wavesプラットフォームを使用します。彼らは自身のソーシャルメディアの宣伝力を駆使して投資家を募ります。投資家のためのユーザーエクスペリエンスはKickstarter系統と類似したものです。バンドのファンはポンドやドル、ユーロ、Bitcoinを表すトークンを公認ゲートウェイから購入します。購入にはクレジットカードや銀行振込を使用します。(ブロックチェーンはボーダーレスなので投資家の需要さえあれば国の制限はありません。)これらのトークンを使用してBlockHeadsの次のアルバムBlockMasterに関連するトークンを購入できます。Wavesの分散型の特性により、経費一切はとても少額で済み、運営者へ支払う手数料も必要ないので、ファンはより多くのお金を直接届けることができます。トークンtoトークン・トレーディングによるバックグラウンドの通貨変換を使用できるので、ポンドでもBitcoinでも元であっても変わりはありません。

BlockHeadsは集めた資金をゲートウェイを経由してポンドで現金化し、スタジオでアルバムを録音するために使いました。あとはBlockMasterトークンの各ホルダーへダウンロードリンクを送信して、アルバムを配布することができます。特筆すべき点は、トークンホルダーがオリジナルの購入者である必要はないということです。既存のクラウドファンディングと違い、ステークは譲渡可能であり、他の投資家へ販売することができます。こうして初期の購入者にイグジットの機会が与えられることになります。あらゆる通貨との間で販売ができます。他のクラウドファンデングプロジェクトのステークとの間でさえも取引可能です。

エクイティステイクと報酬

さらに後援者に将来に渡って報酬を出すことも考えられます。新しいアルバムが売れるたびにBlockHeadsは収益の一部をトークンホルダーに分配できます。トークンの数に応じて分配すれば、シェアをホールドして配当を受取るような形になります。Wavesのようなクリプトカレンシーアセットエクスチェンジを使用すれば、この種のアクションは簡単に行えます。BlockMasterのアルバムの収益分配がうまくいけば、クラウドファンディングトークンの価値が上がり、より高い価値で取引されるようになります。通常のシェアが価格と収益の比率を参照して取引されるのと同じように。必要であればBlockHeadsは、BlockMasterトークンを市場価格で買い戻すこともできます。そうすることで将来に分配される印税の大きな比率を確保することができます。

既存の大手レーベルの採用するモデル、あるいは草の根の独立系レーベルのものともかけ離れた収益モデルです。しかしこのような時代が訪れることに疑う余地はありません。テクノロジーは揃い、音楽産業はこの変化に悲鳴をあげています。あとは時間の問題であるのです。

Wavesプラットフォームについてのより詳しい情報はこちらを参照ください:http://www.wavesplatform.com/

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