トルコは、ビザ無しでもシェンゲン協定を結んだところに旅行ができるようEU諸外国との外交関係を築くことに注力している。
 ヨーロッパの混乱はトルコに新しい機会を与えた。EUはトルコの大統領Recap氏にギリシャから強制送還される数百もの移民を再度受け入れるという誓約を交換条件に、60億ユーロを提供したのだ。その難民の認証のためには72もの基準を設けなければならないのだが、トルコ首相のAhmetは、準備はすでに整っていると主張する。ところがEUはより必要だと譲らない。実際のところ、トルコがどれくらいビザの自由化のための政治的準備が整っているかを見るのは難しい。なぜなら非常に長い間、トルコは政治活動を制限し人権の侵害をしてきたからだ。トルコ政府は、PKKの一斉検挙を終わらせるための嘆願書にサインをした学者グループを、のちにテロ行為の容疑で起訴している。
 仮に委員会が、トルコが基準値に適合していることを認めれば、トルコへビザ無しで旅行できることが承認される。ふつうなら特定多数決がなされ、大きな国が妨害する形で採決は拒否という結果となるが。4月にはフランスとドイツが、ビザの手続きにおける安全管理のメカニズムを強化するように提案した。衝突を回避するための一つの手段となりうるからである。

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