古い手刺繍の布

秋の気配をところどころに感じる今日このごろです。芸術の秋….今回は、モロッコのアートを紹介します。

マラケシュのショウルームにあった手刺繍の布、こちらは50年以上前に作られたものだそうです。

もとは、肩にかける装飾品としてつくられたものでしたが、こちらを保管していた家庭では、食卓に並べるパンの上にかけて、キッチンリネンとして使っていたと聞きました。この作品に惹かれるのは、おそらく技術的な上手さということだけでなく、丁寧に一刺し一刺し施されたウールの刺繍から、温もりと柔らかさが伝わってくるから。モロッコの女性が、家族や大切な人のもとで、幸せを思って布を織り、自由な針仕事で過ごした時間が、想像できます。



作品はかなり古いため、経年により色が変化した部分や、糸が切れてしまった部分もあり、ありのままですが、全く褪せることのない純粋さ、創作の魅力、丁寧さとかそういった豊かなものが伝わってくるのではないかと思っています。


壁掛けにして、タペストリーのようにも、また、生活の中で飾りのリネンとして。針仕事が好きな方なら、補修などして新しい表現を加えられるのもいいと思います。

こちらの作品はファブリック、アートのカテゴリーからご覧いただけます。→こちら

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