せっかく転職活動するなら楽しんだ方がいいと思う

どうも。ふと思い立ったので頭の中を言語化したいと思います。

僕はこれまでのキャリアが人材業→企業人事→人材業ということと自分自身が2回転職を経験しているという背景もあり、普段から転職の相談を受けることが多いです。

同年代の友達も30歳を目前に控え、特にここ最近は相談を持ちかけられる機会が多くて、やっぱり悩んでる人が多いなーと思う今日この頃です。(ちなみにIT業界、スタートアップへの転職組は大学卒業後2〜4年くらいのタイミングで既にけっこう転職してる人が多い)


それでたくさんの人たちと話をしていてよく思うのが、転職ってやっぱり精神的に負荷がかかるというか、すごくつらい作業だと考えてる人が多いなということです。

そりゃもちろん自分の人生かけて仕事を決めるわけだし、もしうまくいかなかったらどうしようとかも思うし、なんなら30歳目前だとパートナーとの結婚も考えて「自分だけの人生じゃないぞ」って悩む人も多そうだし、そういう諸々の精神状態の中で転職を考えるって、真剣になればこそ大変なのは当然かと思います。

でもやっぱり個人的には、せっかく自分を次のステージに動かすために転職活動するなら楽しんだ方がいいし、実際に楽しいはずだから皆そういう風に考えられる世の中になればいいのになーと思います。だから相談してくれる人たちにはよくそういう話をしています。


そこでいつも話していることをなんとなくこことでまとめたいなと思い、文章を書き始めた次第です。
これから転職を考えている人、転職活動中の人は一つの意見として参考にしていただけたら嬉しいです。

間違っても「絶対」の意見ではないので、異論は当然あると思います。あくまで個人的な感覚です。
そしてここに書いたのはキャリア論ではなくてあくまで転職活動そのものに対する考え方です。キャリア論については専門家の記事とか本とか読むのがいいかと思います。

あと決して誰かを否定する意図はないです。もしそう感じたら僕の文章力のせいなのでベターな表現を教えてください。

そんな感じで以下、僕が思うこんな風に転職活動を楽しんだらいいんじゃないかなという話です。


転職活動は自分のことを客観的に知るいい機会

まずはシンプルだけどこれじゃないかと。
悩む人にはまずこれを伝えて前向きな気持ちになってもらうようにしています。

なぜ前向きになれるかというと、単純に自分を客観視できるのが楽しいからです。

新卒の時の就職活動では自己分析ってなんだか必修科目のようにやるけど、学生時代ってまだまだ評価される経験が少なくて自分がどんな人で何がやりたいのかとか何ができるかなんて、結局わからなかったりするんですよね。(自分がそうだったので、当時は分析することを放棄した。)

ただ社会人経験を積んでいくと、それこそ会社では人事評価があるし上司や同僚とのコミュニケーションでなんとなく自分を客観的に知る機会が多いし、友達と話していても皆それぞれの道を進んでいるので相手との比較で相対的に自分がどんな人間なのかっていうのは割と把握しやすい。

こういうのを一回時間を取って考えてまとめてみると、思いのほか学生時代より輪郭がはっきりとした自分が見えてきたりします。ちゃんと歳取った分成長してますね。

それに加えて、それこそ誰かに相談したり転職エージェントに行って話を聞いてみたり実際の面接や面談の場で企業の人と話したりすると、確実に転職活動を始める前よりは自分のことをより客観視できるようになると思います。

なんていうか、人によっては今まで自分でも気づかなかった長所とか周囲に比べて秀でている点とかに気づけて「おおっ!」という感覚を味わえてより楽しいです。

もしかしたら客観視できた結果「俺全然イケてないなぁ・・・」って思って落ち込んでしまう人もいるかもしれないですが、安心してください。そのイケてない自分を変えるために転職活動するんです。
まずは自分の現在地が把握できた時点で一歩前進してます。ラッキー。

そんなわけで、転職活動楽しいポイントまず一つ目は「自分を客観視できること」です。


とにかく色んな人に会いに行って色んな人とたくさん話をした方がいい

はい、これも相談を受けた時に絶対に言うやつです。

少なくとも僕が相談を受ける人たちの中でかなりの割合の人が、転職する時にすごく内向きな思考というか、なんだか一人で悶々と考えてしまう人が多いなという印象があります。それはすごく勿体無い。そんな話をします。

理想と現状と課題をきちんと認識するために色んな人の話を聞いたほうがいい

いきなり話が一旦それますが、前提の知識の話です。

よく転職は「理想と現状の間にある課題を解決する手段」という風に言われます。

どういうことかというと、例えば「年収は絶対に1000万円以上ほしい(理想)」という人が、今の会社では300万円しかもらえていなくて(現状)、しかも今の会社ではどんなに頑張っても700万円が限界(課題)だとしたら、課題を解決する(=年収700万円の限界を突破して年収1000万円を手に入れる)手段として、年収1000万円が見込める会社へ転職をするということです。

で、なんでこの話をしたのかというと、この「理想と現状と課題」をきちんと把握するために色々な人の話を聞いた方がいいと思うからです。

上記の例だと理想と現状とその間にある課題が比較的わかりやすいですが、だいたいの場合は最初はそんな明確にはわからないものです。なぜなら転職を考えたきっかけ(=現状における不満や違和感)が必ずしも転職という手段で解決される直接的な課題ではないことが多いからです。

転職を考えるきっかけは人間関係だったり年収だったり仕事内容だったりと人それぞれ色々ありますが、よくよく話を聞いていると何がどう変わったら自分が満足できるのかという理想が無かったり、本当に変えたいのは年収じゃなくて働き方だったりとか、そういうことがよくあります。

つまり、転職をするという結論がそもそも課題の解決策になっていなかったり、転職をする時の軸とか方向性が課題解決からずれてたりするんですね。
これは日々転職希望者の相談を受けている転職エージェントの人とか社内の退職希望者との面談をしたことがある人たちの中ではわりとあるあるなのではないでしょうか。

こういうのって自分だけで考えていても気づかなかったりします。
だから色んな人とたくさん話をして情報をインプットしたり誰かから指摘してもらったりする必要があります。
その上で自分の考えを深めていくときちんと理想と現状と課題が適切に言語化されてすごくいいと思います。

視野を拡げるために人と話した方がいい

相談を受けているとよく「なんだかもったいないなあ」と感じることがよくあります。
なぜかというと情報が十分に集められていないせいで、初めから理想を下げていたり可能性を低く見積もっていることがよくあるからです。

例えば新卒で入った会社の給与で手取りが17万円くらいの人が入社5年目くらいで転職する時に、「まぁ高望みかもしれないけど手取り20万円くらいもらえたらいいなあ」なんて言っていたりすると、いやいや待て待て!全然ある!というか君なら今の倍くらいもらえるって!と突っ込むようなことがあったりします。

これはつまり手取り17万円前後の世界がその人の中でほぼ絶対の常識になってしまっていて、広く世の中の相場とか自分の市場価値とかをあまり把握できていないということです。

もちろん可能性の多寡は人によるし上記の例とは逆に「それは高望みでは・・・?」というケースも当然あるわけですが、それでも基本的に多くあるのは視野が狭くなっていてもったいないなあと思ってしまうというパターンです。

ただ視野が狭くなるのも仕方なくて、特に社会人は当然だけど生活の大部分は会社の人たちと一緒にいるわけで、いつも同じコミュニティ内の人としか話さないとなるとその世界が常識になってしまうのは普通の話だと思います。

だけどせっかくの転職でそんな常識に縛られて大きなチャンスを逃すのは本当にもったいない。もったいないし残念だしたまに怒りすら覚える。

じゃあどうすればいいのかというとシンプルで、コミュニティの外の人に話を聞きにいけばいいわけです。
そうすると今まで知らなかった情報とか概念とかがドバッと自分の中に入ってきてカルチャーショックを受けます。心地いい。

とはいえコミュニティの外にいる人って普段はなかなか出会わないからコミュニティの外にいるわけで、どうしたら出会えるんだ!という話ですが、あんまり難しく考えずに旧友にあたってみるとか人づてで紹介してもらうとか、ネットで探すとかでいいんじゃないかなーと思います。Twitterとか。yentaとか。

ちなみに僕は初めて転職したのが社会人4年目の半ばですが、ちょうどその一年前の3年目の時に色々悩んでいた時期があって、その時にTwitterでフォローしてる人とか知り合いの知り合いに突然連絡取ったりしてとにかく色んな人に会いに行きました。

そうしたら知らない世界が目の前にぐわーっと広がって、色んな会社や色んな仕事や色んな生き方を知り、その感覚がたまらなく楽しくて今に至る成功体験になっています。

そしてこういうタイミングで出会った人たちとかその繋がりで転職していったという感じです。

たくさんの人と会って話をするのは楽しい

というわけで二つ目の転職活動楽しいポイントは「たくさんの人と会って話せること」です。

多分みんな転職する時っていちいちこんなこと言われなくても誰かしらには相談はすると思います。
そこで悩んで鬱々としてしまうより、「よーし、色んな人から意見聞いてみよ!」っていうマインドになると転職活動に対してポジティブになれるんじゃないかなーと思います。

正直たくさんの人に会って話すこと自体は転職活動中じゃなくてもできることだしやった方がいいですが、転職相談という目的があると普段なかなか自分から誰かを誘わない人でも重い腰があげやすいという意味でもオススメです。

ちなみに補足ですが、せっかく転職活動するなら周囲の人への相談だけじゃなくて企業の中の人にもたくさん会いに行った方がいいと思います。今は企業がものすごく採用に困ってる時代なので、コンタクトを取ればある程度は選考じゃないカジュアルな形で会ってくれることが多いです。

会いに行く時は直接コーポレートサイトから問い合わせるのもいいですが、いちいち企業探したり求人探したりするのは大変すぎるのでとりあえずGreenとかWantedlyに登録して、気になる企業とか求人があれば「話を聞きに行く」的なボタンを押していくのが楽かと思います。たまにスカウトももらえてお得です。
求人情報を楽に探すならビズリーチとかキャリアトレックとか自分から探さなくてもスカウトめちゃくちゃきます。あと最近だとGLITとかおすすめです。TinderっぽいUIでさくっと色んな求人が知れて楽しい。


転職は今よりいい環境に行くための前向きな行動

キリよく三つ目、最後の転職活動楽しいポイントは結局のところ「今よりいい環境にいける(可能性がある)こと」です。

転職する時って真面目な人ほどどうしても「今の環境から逃げる」みたいな考え方をしまうことが多かったりします。そうでなくても、なんらかの不満がベースとなって初めて行動を起こすことが多いので、どうしてもネガティブな気持ちになる人が多いです。

でも本来は自分が今よりいい環境とか高いステージに上るポジティブな行為のはずです。転職に踏み切る行動力ってすごく褒められるべきことなのではないかと思います。
なのでまずは実際に転職活動の一歩を踏み出したその事実と、意思を持って行動を起こした自分に自信を持つべきだと思います。

それで行きたい会社に転職できたり、憧れの環境を手に入れられるのならもう最高です。
考えてみると当たり前な気もしますが、とりあえず今よりいい環境に行こうとしているなら、その道中ってわくわくするし楽しくないですか?


まとめ

というわけで、つらつらと書いてきましたが、僕が転職活動を楽しめると思っている理由は以下の三つです。

・自分が客観的に知れて楽しい
・色んな人と会えて話せて楽しい
・今よりいい環境にいけるかもしれないからわくわくして楽しい

そんな感じで、せっかくなら転職活動を楽しんでほしいなあと思ってます。

正直心の持ちようみたいな部分もあるけど、そういう感じで皆がポジティブにガンガン行動できるようになったら、キャリアを考える楽しさや働くこと自体の楽しさにも繋がるのではないかなーと思っていたりもします。


そんなわけで思いつくままに書いてみました。誰かの参考になったり応援になれたら嬉しいなあと思います。

Twitterもやってるのでメッセで気軽に感想とか質問とかください。気づきにくかも知れないですがFacebookでもいいです。(表現とか書き方変えた方がいいよっていう意見もあればください、多分へこむけど勉強させていただきます)

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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