ゆるい働き方のコアコンセプト2

前回に続いて、以下のように仕事って本当は切り出せるのだろうと思う。

これは自分の会社のいくつかの仕事をプロットしただけなので具体的な項目にあまり意味は無い(企業や事業によって各項目の位置は変わるはずなので)模式図なのだが、それでも示唆されることはあると思う。

セキュリティ、コンプライアンスなど既存の仕組みが邪魔になって切り出せないケース

請求書発行や、振り込み作業などは本来「クラウドソーシングのタスク」で回せるくらい単純化された仕事であるにもかかわらず、決済系のパスワードなどを外部に委ねることができない、というただそれだけの理由で切り出せない仕事になっている(少なくとも弊社では)。ここは、テクノロジーや仕組みによって変わる部分が大きいと思う。例えば、弊社でも使い始めた 1Password for Teamsなんかは、この問題を一部解消してくれる。

単に専門知識が必要な人材の確保が難しいので雇用しておくケース

本来、企業依存度が低いローコンテキストな仕事でありながら、その仕事をこなせる専門知識が必要なために雇用しておくケースというのもあると思われる。例えば、保険数理に関わる仕事の場合、企業依存度が低い仕事というのは多分にあると想像されるがアクチュアリーの流動的確保が難しいために雇用や安定的関係を作っているのではないかと思料される。こうした仕事については、クラウドソーシング2.0である専門型クラウドソーシングがガンガン参入するのではないかと思われる。

いろいろな仕事を右にずらしていきたい

結論だけ先に書くと、イメジンではいろいろな仕事を右下のエリアに近づけていきたいと考えている。特に、僕は、仕事を右側にシフトさせることに大きな価値を感じるのです。

下方への遷移、については現代の企業であれば、「誰でも仕事を回せる仕組み」にしようとマニュアルを整備したり、教育プロセスに投資することや、企業文化を作ることで各社努力していると思うのだが、右側への遷移を真剣に考えている企業は少ないのではないかと思う。どちらかというと、右側への遷移は、これまでAmazonやGoogleといったプラットフォーマーが強みとしてきたのではないかと思う(AWSやAdworsなどの仕組みが体現している一例だと思う)。それによって生み出された余剰は主に海外企業である彼らが吸い取ってしまっていると感じるところもある。

仕事を「右側」にずらすことができると、日本の構造的な問題である女性のキャリアにとっての「M字カーブ」や、働き盛りの中高年を襲う「介護離職」などに対する本質的解決策になると僕らは信じている。特に「左上」の仕事を「右上」の領域にずらすことができるだけで、あらためて働くことができる人材が豊富にいるのだなと実感している。

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