ちょうど良いの過剰摂取。

白井太一朗
Aug 15 · 2 min read

ないものねだりを繰り返している日々。結局のところ白も欲しいし黒も欲しい。でもグレーになりたい訳ではない。そのくせ両方一緒に欲しい。そんなことを思う毎日。

毎日楽しくあれたら良いなと思い続けはするけれど、本当はどこかで悲しいことが起きやしないかと期待をしてる。

楽しいだけでは物足りないし、悲しいが多いと嫌になる。刺激が強いとストレスだけど、退屈過ぎると気力を失う。

「ちょうどいい」にも振れ幅があって、「ちょうどいい」が多過ぎるとカロリーオーバーで体を壊す。「ちょうどいい」を過剰摂取は「ちょうどいい」の拒食を招くこともある。

ちょうど良くないくらいがちょうどいい。


なんでもかんでも可視化できる世界というのも考えものだな、と最近は思う。可視化して、数値化して、数値に繋がらないものは排除して、って。

数字は力だけども、「数字だけ」の考え方は暴力にも近い。


あなたは電車の運転手で、この先に二つに分かれる分岐点がある。ふと進行方向を見ると線路を点検中の作業員が五人。今の電車のスピードでは急ブレーキをかけても、前方の五人を轢き殺してしまう。もう一方の線路を見ると点検中の作業員が一人。そちらに進行方向を変えても、その作業員一人を轢き殺してしまう。この時あなたはそのまま予定通り、進行方向に進むか、それとも進路を変更してもう片方に進むか。

これは、マイケル・サンデルという人の哲学の授業の冒頭の部分なのだけど、僕はこういう話をずーっとしていられる。YouTubeで観れるから是非観て欲しいな。

正義とは何か、正しさとは何か、という問いを常に投げかけてくれる。こういう話が好きな僕はたぶん一生中二病なのかもしれないけれど、好きなんだもん。しょうがない。

    白井太一朗

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    グッドメロディとポエトリーの弾き語り 白井太一朗のブログ兼その他諸々。 文章で残しておきたいアレコレをここに残します。notインスタ映え, butテキスト映え。 ひとつひとつ飲み込んで、ようやくたどり着いた志半ば、まだまだバタ足で泳いでいます。