Part2:メルカリアッテがあってよかった話(仮)
前章のPart1では、引っ越しの不用品をどう処分するか?について、いくつかの選択肢を比較してみました。
僕は最終的にアッテを選択しましたが、今回は実際にアッテの紹介と、なにがよかったのか具体的に見ていきます。
メルカリアッテってなに?
そもそもアッテは、メルカリ社が提供するスマートフォンアプリです。iPhoneとAndoroid両方のプラットフォームで利用可能なようです。公式サイトには以下のように書かれています。
「アイテム」と「コミュニティ」2つの機能
簡単に言うと、大きく分けて2つの機能があります。まずは、この画像をご覧下さい。こちらが実際のアプリで表示される画面です。
最下部のバーに注目してください。「アイテム」と「コミュニティ」という機能があるのがわかるかと思います。
「アイテム」で出来ることは、モノの売買です。いろんな人へモノを売ったり、逆に買ったりすることができます。親アプリのメルカリの機能と同じです。
ただしアッテには「0円カテゴリ」が存在します。これは、無料でモノをあげたり、もらったりするためのカテゴリです。家電製品や家具など多様なモノがこのカテゴリに出品されています。
今回、引っ越し時の不用品処分にとても役立ったのがこの機能です。こちらの体験は後述します。
また、一方の「コミュニティ」では、さまざまなサークル活動の募集がされています。サークル活動というと、大学生団体を想像してしまうかもしれませんが、例えば、一緒にランニングしましょうであったり、ママ友を募集することもできます。
「商圏」が最も重要なコンセプト
このアプリは「地域」や「ご近所さん」のように、アプリ利用者の商圏に特化したサービスを提供しています。要は、目黒に住んでいるのであれば目黒付近で売買されているモノを探したり、目黒付近のサークル活動を探すことができます。
アプリの一番上を見てみましょう。
このように、サービス利用者の商圏で提供されているモノやサークルを調べられるようになっています。
「なんでも募集できる地域コミュニティアプリ」と紹介されている理由がわかるかと思います。
0円カテゴリを使ってみた
さて、だいぶ前置きが長くなってしまいましたが、今回の引っ越しにおける不用品処分で、先述した0円カテゴリを使ってみました。この機能がかなり優秀です。
先に結果だけまとめてみます。
出品手続きは簡単
今回は、不要となった家具家電を計5点、無料で出品しました。出品時は写真や募集内容を記載するだけです。初めてであれば、所要時間は5~10分くらいです。
購入時の注意点として、自宅まで引き取りにきてくれる方限定とだけ記載しています。
お金は不要
出品するにあたり、お金はかかりません。その点、ゴミとして出してしまうよりかもお得感はあります。
但し、当たり前ですが、「0円カテゴリ」に出品したため、これによる儲けは一切ありません。アッテのアイテムの通常カテゴリやメルカリに出品すれば、1万円くらいの売上があったかもしれません。
しかし、相場を調べて値段設定をする手間や、兎に角早く捌きたい(出品から購入者決定までの時間を減らしたい)ことや、自宅まで取りに来て欲しいことを加味し0円で出品しました。
結果、ほとんど手間がかからず捌けたので、0円で出品して正解だったなと感じてます。
2日以内に全ての処分が完了
スピードが凄いです。出品してから3時間(もっと短かったかも)くらいで、誰にどの商品を譲るかが決まりました。人だけではなく、具体的にいつ引き取りに来てもらうかの日程調整も含めてです。
結果的に、5商品に対して、29人からの応募がありました。需要過多だったので一番早く受け取りに来てくれる方にお譲りするようにしたり、ある程度僕の中で選択肢を持つことができました。
また、メッセージ内で電話番号と住所を伝えているので、信頼できそうな人を選ぶのがベターです。メッセージをくれた方のこれまでの取引実績や評価を見ておくのがよいでしょう。
ノンストレスで不用品を処分できた
譲る人と時間が決まれば、当日家で待っているだけです。当日も時間通りみなさん来て下さり、とてもスムーズに引き渡しが終わりました。体力的なコストはほとんど払っていないように思います。
また、さすがメルカリだけあって、アプリ自体が作りこまれていると感じました。特にメッセージ機能です。スマホアプリではなくWebサービスの場合、このやりとりのスムースさは実現できません。友達とLINEをしている感覚で購入者の方とやりとりができました。
出品から引き渡しまで、このアプリを中心に動いていた訳ですが、使っている最中に大きなストレスを感じなかったということが、作りこまれていると感じる一番の理由です。
とにかく早く捌きたい時には「0円カテゴリ」
お金稼ぎとかは一旦置いておいて、「とにかく時間も体力もかけたくない」という場合は本当にこの0円カテゴリが便利です。
前章のPart1の比較表に、アッテを入れてみるとこんな感じでしょうか。
是非、みなさんも引っ越し時の不用品処分に困ったら、アッテを開いてみてください。
アッテ体験記は以上となります。次回はPart3(最終章)として、使っている最中の気になった点などを簡単にまとめてみます。