チームで仕事をするための「お約束」
その2「正直であれ。」


前回のブログでは、「ビジョン」について書いたんですけど、
全てのチームで「ビジョン」を描くことができるかと言われたら、
必ずしもそうじゃない。
というか、「ビジョン」がしっかりチームとして機能するためには、
別の前提条件が必要だと思うんです。

「ビジョン」の難しいところは、
チームに参加する人数が多くなるにつれて、
同じ言葉を聞いても人によって思い描くイメージはバラバラで、
こんなはずじゃなかったというようなイメージ格差みたいなのが起きやすいことだと思うんですよね。
で、それを埋めようとしてトラブルになって、
誰の解釈が正しいのかっていう、正しさの議論になりがち。
まさに、船頭多くして船山に登る。

つまり、いきなり『海賊王にオレはなる!』とか、
バンドやろう。おれとバンドで心中しよう。』って宣言されても、
『でも、それってお前の人生の問題じゃ…』って、なることの方が多いわけです。
それでも心動かされた人がいたから、
海賊団はグランドラインを目指すし、
サンボマスターは結成されたわけです。
じゃあ、そうさせたものは、一体何なのか。

僕は、こいつなら信じてもいいって思える直感みたいなものだと思うんです。

じゃあ、何でそれを計るのか。
僕は、「正直であれ。」ってことなんじゃないか、と考えています。
チームで働いていると、仕事のクオリティーって人によって違いますよね。
自分としては完璧だと思ったことでも、見落としていることがあったりします。
というか、だいたい何かしら見逃してます。
で、誰かから指摘されるわけです。
それも、苦手な上司とか、年下のスタッフとか、お取引先やお客様とか。
その時に、自分の過ちを素直に認められるかどうか。
もしくは、相手の過ちの背景に何があったのかを考えることができるかどうか。

正直であることって、
常に開かれた態度でいることだと思うんです。
寛容と言ってもいいんだけど。
いいことがあっても、悪いことがあっても、
ローマのことわざにある、
「ローマ人は勝ってもおごらず、負けてもくじけなかった。」みたいに、
態度が普段と変わらない、もしくは変わらないように努める姿勢が大事なんじゃないかな、って思うんです。

仕事に対するノウハウとか、
仕事がデキる人がやっている10のこと!みたいなものがあると、
自分のパフォーマンス上げたいからって読んでしまうこともあるけど、
そういうことより、雑誌にもネットのまとめにも取り上げられない、
その人自身の「正直さ」ってものに目を向けるほうが、
結果として仕事ができることにつながるんじゃないかと考えています。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。