ブロックバスターは技名ではありません

前回LARPの事を調べている過程で興味深いキーワードを目にしました。
 「Blockbuster LARP」
 なに、その強そうな名前!!?

複数のLARPWIKIの記事内容を統合してみるに
 “国際的にプレイヤーやメディアが注目を集める、大規模、高予算、名前の知れたLARPルールによるイベント”
 ノルディックスタイルのLARPの概念が基幹としてあることからもわかるように、発明は北欧。
 2014年には一度衰退し始めるのですが、キャラクターシートなどのゲームチックな要素を排除しストーリーテリング重視な方向(前回PBW?と思った要素重視)へシフトすることで再度ブームが起こっているそうです。2018年には有名なLARPのイベントが6つ控えているとのこと。

宿泊型の大規模イベントで、簡単な観光なども含めてイベントの世界観を確立するために衣裳必須で宿泊施設もその趣向に合わせている……前回少し触れた『Armistice Arcana』がこれに分類されるようです。

海外ではどこでもこのスタイルでイベントが行われているもんだ……と思ったら、そうでも無いようですね。
 アメリカではノルディックスタイルを取り入れた『New World Magischola』がブロックバスターLARPとしては大成功するんじゃないか? と2016年時点で予想されていてKickstarterでの資金調達は有言実行。2017年には10のイベントが開催されたそうです。

『New World Magischola』はハリーポッターの世界観を彷彿とさせる新しい魔法の世界で、メキシコからカナダまでが5つの州に分かれています。400年以上の歴史を持ち、大陸の植民地時代の歴史に絡み合って、先住民族の文化、西アフリカとカリブ海諸国、フランス語カナダ人、スペイン人/メキシコ人、アジア人、そしてヨーロッパの伝統の魔法が融合し独自のモノとなっています。
 また、この世界特有の魔法の謎とクリーチャーもいます。

プレイヤー達は「Magimundi」という魔法学園の州支部へ通っています。5つの家のうちから1つに選ばれ、6つの魔導の道もしくは1つの専攻を学ぶことになります。このLARPは未来はフィクションストーリーとして提供され、wikiによって世界観や出来事が共有されます。家を表す品物を身につけることで、家に忠誠を示し、メンバー全員で協力的なストーリーテリングをプレイすることで、この魔法の世界の一部となります。

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『Armistice Arcana』を実際に体験したコラムニストは、「システムメカニズムは“オープンメンテーションとナラティブな意思決定”と呼ばれていて、キャラクターに対刷るすべてのアクションは相手や同じ空間にいる人達の同意がなければならないファンシーな方法。PCの感情が高まっているシーンの最中に入り込んで良いのか確認するために手のジェスチャーによって三段階で示されました。またシーンを続けるか切るかを相手と意思疎通する際は“グリーン/イエロー/レッド”のキーワードをセリフに織り交ぜて確認しあうんだ。レッドは完全な終わり。相手が望まない限りその状況の続きをすることはできない。物語に沿った安全性はまさに完璧だった。筆者がRPに没頭して軽食を食べ損ねたことと、ヴィクトリアン服を買いそろえるのにはかなりのストレスがあったけどこれは個人的な問題。これは自分で改善していく」

みたいな感じに綴っていました。こういうレポートを見る感じに、ルールの軽量化は日本だけで行われているわけではないんですね。うーむ、ノルディックスタイルのLARPに興味がわいてきました。

日本のLARP界隈では、5月に野外宿泊型のイベントが予定されているそうな。
 これはちょっと行ってみたいかなぁ〜。


Originally published at 居眠りの街.

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