アイドルについて

安藤です。

Mediumを開設した割には記事を書いていないので、ここらで一発書こうかと思いました。

話題はアイドルです。

なぜアイドルなのかを申し上げますと、最近韓国のTWICEというグループにハマり始めてしまいまして…

僕自身アイドルにハマった経験は少ない方でして、2012年位のAKB48にハマり、握手会に行って卒業前の前田のあっちゃんと握手をし、なけなしのお小遣いやお年玉でグッズやブロマイドを買っていたぐらいの経験しかありません。
(先日引越しのために部屋を整理していたらブツを発見し、心が変になりました。)

まあこの記事で僕が言いたいのは、「TWICEはかわいいよね」ってぐらいの話なんですけど、MVとかメディア露出の仕方とかを見ていて、日本のアイドルと韓国のアイドルの違いみたいなものがフワッと見えてきた気がして、自分の備忘録的な意味でも書いておこうと思った所存です。

アイドルの価値をどこに設定するか?

ここ数日TWICE含めて、韓国のアイドルをYoutubeで見まくってたのですが、そこで感じたことは韓国は「アイドルがアイドルらしくしている」というところです。

「いや、アイドルなんだから当たり前でしょ」的な意見は多数あると思いますが、その「当たり前」をしっかりとやっているのが、韓国のアイドルなんだな、と思います。

第一次K-POPブームから今まで見ていても、韓国は一貫して「アイドルのアイドルっぽさ」というのが非常に強い。

例えばTWICEだったら、メンバーが全員可愛いんですが、その子たちが言葉通りの「かわいいこと」をしてるんですよね。

TWICE - TT

なんだろう、言葉にするのは難しいけど、女の子っぽい歌詞とか、投げキッスとか猫の手するとか、可愛い衣装着るとか、振りが可愛いとか。

純粋に「かわいい〜〜!!!」って言えることをやってるってのは、結構重要で、見ていて無理がない感じがする。
その子たちの価値を最大化させた結果が、うまく出てる気がするんですよね。

これはガールズグループに限らず、イケメンのボーイズグループでも同じことが言えて、

防弾少年団 — 血、汗、涙

かっこいい男の子がキレのあるダンスをして、細マッチョで、クールなビジュアルで、めちゃくちゃ格好いい音楽で歌ってるっていう、そういう単純さを突き詰めてる。

昔BIGBANGをめちゃくちゃ聞いていた時期があり、G-DRAGONのHeartbreakerを日本でレンタルしようとしたらどこの店にも置いてなくてショックだったことがありましたが、
彼らも昔からスタンスを変えないまま、ただ進化している感じがあって、今でも純粋にカッコいい!って人気な理由は理解できます。

ただこれはよく見ると、昔の日本のアイドルの売り出し方とほぼ同じことをやってるよね、ということなんです。

自分は生きていなかったですけど、キャンディーズとかピンクレディ、おニャン子、伊代ちゃん、マッチみたいに、「かわいい・かっこいい」を打ち出していた時代は日本にも存在していて、しっかりと商業的成功もしていますよね。

じゃあ今は何が変わったのかなというと、前述したこれまでのような「外面的」な部分の打ち出しから、「コンテキスト性・コンセプトの付与」を通じた内面的なコミットメントが行われている風潮を感じます。

これに関しては顕著な例があると思っていて、同じ秋元康がプロデュースする「AKB48」と「欅坂46」というグループがありますが、

右からAKB 欅坂

ご覧の通りです。全然違うね、という。

おそらく2005年代から2010年ぐらいまでは、どのアイドルにおいても「アイドルっぽさ」の部分で世に出てたと思うのですが、

きゃりーぱみゅぱみゅやPerfumeの出現あたりから、アートワークやサウンドが重視されるようになった傾向と、それに応じて「なぜそれをやるの」という部分の答えとして、「コンセプト」をやたら書くようになった。求めてもいないのに。

それが結局、グループとしての指針や、全体のディレクションにまで幅を利かせてきたことで、こういうことが起こったのだと感じます。

じゃあこういうやり方が上手くいっているのか、というと、それは確実なことが言えないですよね。

どのグループも、他との差別化のためにコンセプトを作り上げ、独特な衣装を着て、ショートフィルム的なMV制作、メッセージ性のある歌詞を歌わせられたり、地方を盛り上げるために特産品のCMをやってみたり…

「どうなんですかね…」というのが正直な感想です。
上手くいく場合もあれば、上手くいっていない場合もある。

商業的な面から言えば、謎に複雑にさせる方が、かつてのアイドルを見ていた年齢層の人には理解されにくいし、直感で情報を判断してる若い人たちにもウケにくい。

そして何よりこのケースでかわいそうなのは、アイドル当の本人たちだな、と感じます。

彼女たちは壮絶なオーディションを勝ち抜いてきて、可憐な容姿とカリスマ性を持ち合わせていながら、大人たちの思惑によって、本当の部分が潰されている。

韓国アイドルへの考察に対するものとしては、「無理がある」という言葉が一番合う気がします。本来の彼女たちが引き出されずに、「見せかけのエモさ etc…」を纏わされているような。

しかもそこにつくファン層というのは、全く代わり映えがしていないんです。同じような年齢層の男たちが、低い声で名前やコールを叫んでいるのは変わらない。

グループにつけられた、内面的な部分に理解をもって好きになったファンがどれだけいるのか。おそらくほとんどいないよな〜と思います。


今回の記事はかなり偏見が入っていると思いますし、すべてのアイドルグループをみたとか、めちゃくちゃ知識を蓄えたから書いたわけじゃないので、その部分はご理解いただけたらと思うのですが、

メジャーな二、三組のアイドルを見て直感的に感じたということは、おそらく他を見ても覆ることはないと思うので、自分の考えとして書こうと思いました。

自然に日本のアイドルを卑下しているかのような文体にはなってしまいましたが、どちらがいいとか悪いとかを言いたいわけではないです。

ただぼくとしては「可愛い子は可愛くあるべき」と思いがちなので、韓国の方に寄っちゃうという、、、、

これがわたしたちです」を打ち出すことは大事、しかし、アイドルという性質上、「何が求められているのか」という点には忠実であるべきとも言えるので、非常に難しいよね?という話でした。