UIデザインとサービスの使いやすさってなんだろう

見栄えだけのUIデザインを、本気で作ろうと思っている人は、流石にもういないと思う。もしそんな人がいたら、10年くらい時の流れが止まってる。

FacebookのデザインVP ( ヴァイスプレジデント )、Julie Zhuoさんのブログから引用。冒頭部分だけ。 ※ It is a quote from Julie Zhuo’s blog.
The Year of the Looking Glass
2004年のデザイナーの仕事は「見た目を良くすること」
2014年のデザイナーの仕事は「楽しくて使いやすいモノをつくること」

「見栄え」だけにこだわる仕事は、10年以上前の遺産。

デザインの仕事は、UXとユーザビリティを強く意識する方向に変化してます。

そして表現も。

2012年 スキューモーフィズム → 2012年 途中からメトロUI → 2013年 iOS7 フラットデザイン → 2014年 Googleマテリアルデザイン → 2015年 タイポグラフィとアニメーションの波 → 2016年 ミニマリズム , Less is more , Complexion Reduction ( コンプレクション・リダクション ) の流れ , Evernote , iTunes , Instagram , AirBnB , 最近ではYoutube TV などが。そして 2017年現在へ。

ほぼ1年ごとに表現のトレンドが変わってます。( Complexion Reductio は Medium で検索すれば記事があったと思います)

UIデザイナーの役割やデザイン表現も、過去から大きく変わりました。

UX、ユーザビリティ、インタラクション、トランジションアニメーション、これらの言葉は5~6年前にはあまり聞かなかった気がする。加えて、ここ数年のアニメーションはトレンド感が上がってる気がする。

使いやすさ (ユーザビリティ) ってなんだろう?

ってことなんですが、模範解答はあって、ISOという組織の国際ルールがそれです。また、このルールはJIS規格もあります。

使いやすさ ( ユーザビリティ ) のルール

ISO 9241–11 : ISO:International Organization for Standardization(国際標準化機構)

JIS Z 8521 : JIS:Japanese Industrial Standards (日本工業規格)

日本語訳のサイトが見当たらないので無いのかも。Googleで調べるか、 日本語だとこちらが分かりやすいです。

「ユーザビリティ・HCDの定義」

上記サイトで、なんか難しいこと書いてますが、だいたい下記の内容を覚えておけばよいかと。

ユーザビリティとは

・有効:正確に目標を達成できる

・効率:最短で目標を達成できる

・満足:目標の達成までに不快さが無い

・利用の状況:利用者が危険な状況になることが無い

これらはデザイナー自身が、サービスを評価する際の指標にもできるのでオススメです。

UXデザイナーの同期に最初に薦められた、D.Aノーマンの「誰のためのデザイン」。この本は色んな意味で衝撃なのでオススメです。この本のおかげで、いろんなことに興味を持つことができました。大学では油絵の勉強しかしなかったので、目新しくて面白いものでした。

サービスにとって大切なユーザビリティという考え方ですが、「ユーザビリティエンジニアリング原論」を書いた Jakob Nielsen 博士は、
”システムの受容性※を最上位概念とし、その下位概念としてユーザビリティが存在する”と言っています。
※システムの受容性=ニーズ
ユーザビリティ・HCDの定義

ニーズが満たされていれば、ユーザビリティはその下位にあっていい、という考え方は、サービスの真理のように思えて納得してます。

ただ、サービス環境は様々に変化するので、完璧なユーザビリティなんて作れそうもありません。

けれども理想の状態を思い浮かべて目指したり、定義することはできます。UXデザインというやり方がそれをサポートしています。

まずは理想の状態や作りたいサービスの姿をはっきり描く。

地道にコツコツですね。

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