大学生活は別にいやでも無かった気がする


僕の数少ない親友の1人であるタコが以下のような記事を書いてたので、修士論文を提出して多少余裕が出来た今、タコと比較しつつ自分も何か軽く書こうかなあと思いました。

大学がいやで仕方なかった理由

https://medium.com/p/aa1e75686c9c

受験勉強が楽しくてしょうがなかったタコの気持ちはとてもよくわかるんだけど、世の中には他に楽しいことも多数あるもので、僕はニコ動とかネトゲとかばかりやってました。自宅で勉強したことはないし(そもそも机がない)、成績も飛び抜けて良くはなかったです。それなりにポテンシャルがあることは自覚していたので、とりあえず最低限旧帝大には行こうと思ってました。英単語覚え始めたのは高3の12月とかだったんで1浪を経て九州大学に合格しました。

進学先は工学部のエネルギー科学科だったんですが、そこを選んだ理由は割としょうもないです。太字にしてそれぞれ詳しく書くほど大したことではないので普通に書くと、

(1)元々は物理が好きで物理学科を目指していたけど、現役時代に九州大学理学部物理学科にAO・前期・後期と落とされて、人を見る目のない物理学科を見限った。

(2)せっかくなら就職の良さそうな工学部に変更しようと思った。学科を選んだ理由は、エネルギーという横文字がカッコ良かったから。

無難に機械航空工学科に行ったほうが専門性あったしよかったかなあと思わないでもないけど、幅広い分野を学べて普通に楽しかったし悪くなかったかなと思います。学部1年から学部3年までは今振り返ってみると天国でした。幸い座学は苦にならないタイプだし、授業が終わったら即帰れるなんて最高の環境でした。3年後期には126単位くらい持ってて卒業要件は満たしてました。

ここまでは良かったんですが学部4年での研究室生活が結構苦痛に感じました。何が辛かったのか考えると、あまり研究に興味を持てなかったことに加えて、指導教員が放置気味だったことです。研究に興味が持てれば自分でどんどん進めてたかもしれないし、あまり興味のない研究でも指導教員が細かく指示をしてそれに従うだけならコツコツ進められたと思うので、これらが重なったのは最悪でした。また、卒論発表など、人前で発表するということも嫌で嫌で仕方がなかったです。研究室に来ては研究せずにだらだら過ごして帰る生活を続けていたら、12月のある日、教授から「1週間後に進捗状況発表をやる」というメールが来て、何も準備ができてなかったので精神を病んで、その日を含む1週間学校を休みました。どうせなら1週間とか1ヶ月単位でミーティングやってくれたらサボりが累積することも無かっただろうにと思いました。その後は指導教員が面倒を見てくれ、吐きそうになりながらも卒業論文を完成させて、なんとか卒業することが出来ました。

4年の時に就職活動すればこれで終わりだったんですけど、うちの学科は8~9割がたが大学院に進学するので、4年時に就職活動をすることなど視野になく、そのまま大学院へ進学してしまいました。修士1年前期は授業がメインなので、大した苦は無かったです。あまり研究する気が起きなかったので、修士1年の段階で公務員試験を受けて、受かったら中退するつもりでした。対策はしなかったので、受かったらラッキー程度に考えてました。国家公務員総合は1次は突破しましたが、2次の記述試験+面接で落ちました。福岡県庁は1次の筆記試験は2位で通ったんですが、2次のグループディスカッション+個人面接で落ちました。今思うと、募集人員の多い福岡市役所のほうを受けてたら人生が変わってた可能性が高かったです。

前期が終わる頃に肺気胸になり、入院しました。ドレーンで治療してたんですが、治りが悪かったので手術しました。肺に穴開くとすごく痛いんですね。尿道カテーテルもなかなか苦痛でした。1ヶ月くらいで無事に退院しました。

前期でほとんど単位を取っていたため、後期には授業は数個しか取らず、12月からはリクナビが解禁されるので本格的に就活を始めました。なんとなくシンクタンクが格好いいイメージがあったので、いくつかのシンクタンクにエントリーして、その他は地元の企業をメインにエントリーしました。その後は、自分には県外に行く気が全くないことに気づいたので地元企業に絞って就活を行いました。就活の話は語ろうとすると長くなるので省略して、うちの研究室の2つ上の先輩と1つ上の先輩が1人ずつ就職した、北九州のとある会社に無事内定を頂きました。

その後は研究のためにスーパーコンピュータでシミュレーションを回そうとしたんですが、インストールに上手くいかなかったり、計算結果が滅茶苦茶になったりして全く進捗が無かったので、卒論+α程度の内容で修士論文を書き上げました。

ここまで振り返ってみると、大学生活はそんなに悪くなかったなあと感じました。研究室に配属されてからも、発表が大嫌いなので所々で精神的にはきつかったけど、成果がでなくてもなんとか卒業させてくれるような専攻だし、物質専攻の研究室みたいな拘束時間は無いし、どうにもならないことで焦ったり悩んだりすることが無意味なものだという事を学ぶことが出来たし、いいこと尽くめな気すらしてきます。大嫌いな発表もなんとかこなせるようになりました。そして、自分は何かをペースメーカーにしないと毎日だらけて期日前に相当ヤバくなる性格だということはいやというほどわかったので対策をしなければいけないということも学びました。多分これが一番の収穫です。

紆余曲折ありましたけど、ここでしか得られなかったことも多かったと思いますし、普通の大企業よりも自分に合っているだろう就職先を知れたのは本研究室の先輩のおかげなので、これでよかったんだと思います。大学生活よりも社会人生活のほうが圧倒的に長いですからね。

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