夢に出てきたやつら
ちょっと離れたところにもうひとり、くしゃくしゃにパーマがかかった長髪の男がいた。彼も学ランを着ていたが、知ったやつではなかった。
彼はあたりをギロギロとにらみ回して、そこらじゅうを歩き回っていた。
落ちていた海藻を拾って、カツラのように頭に巻き付けたと思ったら、気に入らなかったのかまた地面に捨てた。ただでさえキツいパーマがかかっている頭なのに。
いくつか言葉を交わした。内容は覚えていない。だけどいいやつだと思った。友達になれると思った。なんの根拠もないけど、彼みたいな人間が将来ロックスターになるんだろう、そんな気がした。
ひとりはスカーフ?がないセーラー服を着たショートカットの女の子だった。高校生かと思ったら、もう高校は卒業していていまは看護学校の学生らしい。なんでセーラー服を着てるんだろうと思った。
もうひとりは小柄な茶髪のボブカットの男だった。少し話したけど大人びたトーンだった。病気で留年したから、いま高校5年生だと言っていた。なるほどと思った。
もうひとり女の子がいたのだけど、姿は思い出せない。だけど彼女はそこにいた全員をよく知っていた。ぼくも彼女ともっと話したいと思った。
Email me when amojo publishes or recommends stories