Rubber Room No.0001 (3)…4分類

Room No.0001
Aug 29, 2017 · 6 min read

この一連の写真は、ラバー・フェティシズムにおいて、自分がどのような位置にあるのかを示したものだ。

まず、分類してみよう。

(0) 見て楽しむ(写真や文章を含む)

(1) ラバーと接する

(2) 遊ぶ

(3) 場所を見つける/作る

この4階層は、モノを扱う限りにおいて何にでも当てはまることだ。

ここから多岐に分かれる。(0)〜(3)のどの段階を最も好むかで、掘り下げ方が根本的に変わってくる。


(0) ギャラリスト:見て楽しむ(写真や文章を含む)

ラバー・フェチで忘れられがちなのが、自分は身につけないが、パートナーに着せるのが好きという(0)の発展段階だ。この場合、パートナーがラバー・フェチである必要はないし、買い与える側がラバーに触れたときに興奮する必要もない。それでも、パートナーがラバー・アイテムを身をまとっている姿を見て、買い与える側が(どのようなレベルであれ)高揚/興奮する。DS(支配と服従)と融合した場合もあるかもしれない。買い与えず、貸すのが多数かもしれないし、買わせるかもしれない。

自分はこの階層ともやや密接だ。ラバー・フェチではない人間がラバーに触れている様子を見るのは興奮するし、大勢が楽しんでいるところを客観視するのも好む。自分自身が着ている必要はない。そもそも、自分以外の人間が全員ラバーをまとっている条件が最も良い。

写真や文章の方が、結局のところ良いとする者も多いだろう。


(1) ラバリスト:ラバーと接する

ラバー・アイテムに触れる、または、身にまとう。アクセサリーや鞄などから、グローブ(炊事用ゴム手袋も)、全頭マスクやガスマスク、靴、コルセット、トップスやボトムス、キャットスーツなど、さらにバキュームラック(バキュームベッド)、呼吸管理グッズ……。

ラバーのフェティッシュ・アイテムで身をまとうスタイルを好む者をラバリストと呼び、その徹底したスタイルをヘヴィー・ラバリストと呼ぶ。フェティッシュ用語は、各国、英語圏の文化が参照されたものであり、英語版Wikipediaが上のような命名を採用しているのだから、世界的にそれが一般と見ていい。

自分は工業用ラバーシートを最も好む。クッションラバー、コースターとしてのラバー、立方体ラバーなど、抽象的なものが好きだ。ゆえに(3)との接点がある。ラテックスを基本とした上記ラバー・アイテムも二次的に好む。合成ゴムも、まあまあ好む。タイヤやコンドームはヒエラルキーとして低いが、基本的にゴムであれば何でも好む。ラテックス・グローブというのが自分において象徴的だが、これは(2)との接点がある。


(2) プレイヤー:遊ぶ

ラバーでいかに遊ぶか。そのなかでも、性的にいかに扱うか。奇譚クラブの投稿欄に見られるように、当時市販されていたゴム製レインコートを裸でまとって雨の夜を歩く、という一人遊びがある。それをキャットスーツで行うパターンから、お風呂やプールで、一人以上複数で遊ぶというのも楽しい。身にはりついたラバーは第二の皮膚としての効果があり、それを経てのウエットなプレイは独特だ。拘束感のある内側は汗だくになり、拘束具(ラバーであれば尚良い)と組み合わせ、これを追究する者も多い。BDSMの領域との接点が強まると、プレイという言葉で言い切っては物足りないほどシリアスな行為にも近づく。

ここで重要なのは、一人遊びを好むのか、二人との親密な関係(擬似的でも良い)を好むのか、だ。ともに、複数で成立させる場合もあるが、還元すれば一人、または二人となる。三人以上の世界の根本は、誰かが主役というわけではない、もしくは、それぞれが皆主役として振る舞う、パーティーの世界だ。それは性的ではなく、いかに遊ぶか、もしくは、いかに社交の場を生みだすか、という話に繋がる。

自分はウエットとラバーの合せ技をわりと好むが、それを置けば、使い捨てゴム手袋を沢山使うスタイルでほぼ一貫している。だが、より重要なのが、二人で遊ぶ、ということだ。上記写真では、その世界観を広げることの可能性を、強く訴えかけている。収入源に関するリアリズムの問題を別の領域へ切り離した上での、生活もまた、プレイだ。


(3) クリエイター:場所を見つける/作る

場所というのは、遊ぶ上で重要なファクターだ。

室内で遊ぶのか。ホテルを使うのか。ロッジを借りるのか。協力的な店や敷地の広い家を持つ人と遊ぶのか。ハコを借りてパーティー会場を作って遊ぶのか。街に限らず、川辺や雪原など、外という手もあるが、なによりも、店を持ってしまう、か。遊ぶ人数、規模もあるだろう。クローズドなパーティーなのか、知人以外も訪ねられるオープンなイベントなのか(この場合、ドレスコードや料金設定がより考察される)。

いかなる空間にするか、というのも重要だ。装飾、音、ブースや屋台的な発想の有無、ゲストを招くのか、タイムテーブルは必要か。ある程度異種混合にするのか。着替えスペースの有無もラバーの場合重視される。

ラバーは社会上、異質な性質のため、室内にしろ会場であるにしろ、ある程度閉ざされた場所でなければなかなか遊べない。それが、ラバー・ファッションにおいての、いつ遊べるのか、という問題を招く。

自分は、ここまでを総合すれば、大勢が遊んでるのを見るのは好きだが、基本は二人で室内派ということになる。空間において、人だけじゃなく、モノもすべてゴムであって欲しい。ゆえに、何年もそのままにしておけるラバー空間が理想とされる。写真前半に見られるように、フラットなブラックラバーの空間を好む。写真後半にあるような、ラテックス・グローブズによる表現は、自分にとって、これらすべての以後の世界だ。

自分が望むラバーのヴィジョンは、ラテックス・グローブズ・アートとも別のそれは、まだ世界に存在していないのかもしれない。

_underline,2017

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Room No.0001

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http://lineunder.blogspot.jp/

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