マンガ 宝くじで1億円当たった人の末路
末路の先に希望がある
鈴木信行著
「マンガ-宝くじで1億円当たった人の末路」(紙の本/電子書籍)
「末路」といいつつ、ハッピーエンドの話が多い
この本では、10本のストーリーをマンガで紹介したあと、解説文が載っています。10通りの仮想体験をして、どうあるべきかを知ることができます。
その10本のストーリーがこれです。
- 宝くじで1億円当たった人の末路
- 賃貸派の末路
- 事故物件を借りちゃった人の末路
- 友達ゼロの人の末路
- 教育費貧乏な家庭の末路
- 外国人観光客が嫌いな人の末路
- キラキラネームの人の末路
- 日本一顧客思いのクリーニング店の末路
- 電車で中ほどまで進まない人の末路
- ワイシャツの下に何を着るか悩む人の末路
ただし「末路」というものの、サブタイトルに「末路の先に希望がある」と言うように、悲惨な目に遭う話ばかりではなく、半分以上は希望につながっている話になっています。
宝くじで1億円当たった人の末路
1億円が当たった坂下さんは、怪しげな投資話に載せられてカフェの経営を始めます。最初はうまくいったので会社を辞めてしまいます。
ところがその後経営が赤字になってしまいます。当たってから贅沢していた妻と娘との関係もこじれて離婚。1億円が当たったために職と家族を失ってしまいました。
→これはいかにもありそうな話です。解説によると、親族トラブルが続発する、浪費が過ぎて宝くじに当たる前より貧困になる 仕事にやる気がなくなる という不幸になる可能性があるようです。
急にお金が入ると人は自分の才能を磨かなくなるようです。そもそも高額当選する確率は交通事故で死ぬ確率よりもずっと低いそうです。
宝くじなんて買わない方がいいようですね。すでに年末ジャンボ宝くじを買った人もいるでしょうけど。
教育費貧乏な家庭の末路
主人公の上野さんは、一人娘にバイリンガルの幼稚園に行かせて月に10万円。習い事は、英会話、ピアノ、バイオリン、スイミング、バレエ、プログラミング、書道、をさせて月に6万4千円。
それだけ教育費をかけてきた上野さん。その娘がアメリカの超一流大学に合格して留学費用もかかってしまう。
自分は子会社に出向になって給料が減った。それで教育費で破綻してマンションを売らざるを得ないことになってしまいました。
→教育費って、子どもにあれもさせたい、これもさせたい、と思っていると際限なく膨らんでいくものです。
親の収入を考慮して、いらないものはいらないものとしてカットしないと破綻します。本当に必要なものは何か、を見極めないといけません。
人生の勉強になるマンガですね。
「週末パパ講座で子どもに自分で考える力を着けさせる3つの方法」
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