東大入試 足切り点近辺の攻防

受験シーズンまっさかり。1月のセンター試験のあと、国立大学の二次試験の申し込み期間が完了した。

■二次試験の足切り制度

1月のセンター試験の結果により、二次試験の足切りを行う大学がある。たとえば東工大(東京工業大学)では一律に600点が足切り点。この点数に届かなかった人は二次試験を受験できない。これは分かりやすい。

■足切り点が変動する場合

ところが東大では、二次試験の応募者の得点を上から数えて定員の2.5倍になった時点で足切りとする。たとえば定員が1000人だったら、応募者のセンター試験の点数が高い方から2500番目の人の点数が足切り点となり、それ未満の人は門前払いされる。つまり応募人数が足切り点を左右する。

■予想点と駆け引き

センター試験が終わると、大手予備校は各国立大学の足切り点を予想する。駿台予備校は東大の理Ⅰの足切り点は740点だと予想した。そして東大理Ⅱは710点。

するとセンター試験の自己採点が740点近辺の人は東大理Ⅰをやめて理Ⅱにする。すると理Ⅰの応募者が減るので実際の足切り点は下がる。逆に理Ⅱが上がる。年によってはここで理Ⅰと理Ⅱが逆転したこともある。

ちなみに東大理Ⅰは理学部と工学部、理Ⅱは薬学部と農学部向けの分類。しかし、理Ⅱで入学しても、3年の学部に入る時点で理学部や工学部に進むこともがんばれば可能だ。だから入りやすい方を選ぶ人も多い。

■ギリギリまで様子を見て

応募人数は途中経過が公表されるので、ギリギリまで様子を見てからどちらを受験するかを決める人もいる。ここでの駆け引きが受験できるかどうかを左右してしまう。

中には様子を見すぎて願書を出すのが遅れてしまう人もいるようだ。

しかし、受験できるかどうかがこんな駆け引きに成功するかどうかで決まってしまうなんて。。。

このシステム、どうにかならないのだろうか。

もっとも、足切り点ギリギリで受験したところで、二次試験でその分挽回しないといけないから合格できる可能性は低いんだけどね(^_^;)。

※いつも読んでいただいてありがとうございます。
 がんばれ受験生! あともう少しだ!

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