言葉って
Jul 24, 2017 · 2 min read
よくよく考えてみたら、私はいつからこうやって文章を書いたり、読んだりすることが好きになったのだろうか。
遡ること約10年、高校生時代の私は国語を苦手としていたよ。理系だったし。行間なんて読めるか!と、国語のテストは点数稼ぎが出来なかった。
たまたま模試で出てきた現代文の問題が、その言葉や雰囲気がとてもとても美しくて、終わってからその小説を買った。
「国境の南、太陽の西/村上春樹」
なんて美しいんだと思って買ったのだけれど、中身は不倫の男女の話で、わーお!(語彙力)という感じだったのだけれど、思い返せば、それが私と言葉とのきちんとした出会いだったかなあなんて。出会いってそんな大げさな。
それから、好きになる人が結構な確率で読書好きだったのもあって、私も本と一緒に生活するようになるのだが、そうやっていくうちに好きな言葉の雰囲気みたいなものが私の中で作られていったのだろうか。
自分の知らない言葉であったり、自分では使わないような表現をしている人に出会うと、とても素敵だなあと思うのと同時に、私も負けたくないなあという謎の対抗心が芽生える。言葉の豊かさはその人自身の豊かさに通ずると思う。
文章の言葉ひとつひとつが、私の中に取り込まれて入っていく感じ。これを一度味わうと、言葉から離れることは出来ないなあと思う。もっともっと蓄えていきたいなあとも。
そんなことを読書の合間に思ってみたり。お供は「スプートニクの恋人」。ハルキ。
