2017-03–11

6年。

忘れないでほしい、という言葉を聞く。

忘れてはいない、あの非日常的な日を。

私は会社の中にいて揺れを感じた。

PCの配線をいじる以外の理由で初めての机の下に潜った。

お昼ごはんもまだ食べてなかったので、会社の近くのテレビが見れるお店で食事した。

結局、家に帰る手段がなくて、開いてる居酒屋で女2人で飲んでたこと。

そしたら隣の席の、同じく家に帰れないサラリーマンにナンパされたこと。

普段、そんな風に声をかけたりするような人じゃないんだろうけどな。

どうにもならないので、会社に戻ってテレビを見ながら、椅子をくっつけて寝たこと。

次の日も、通勤に使っている電車は動いてなくて、いつもと違う経路で帰ったこと。

最寄り駅まで電車がなくて母に車で迎えに来てもらったこと。

家の近い友達も、車に乗せて帰ったこと。

その後も会社に行けなかったり、輪番停電で信号機も付かない街になったこと。

あんなに非日常だった時のことは忘れないと思う。

忘れないでって、そういう意味じゃないのかもしれないけど。


6年後の今日は至って普通の日常。

お昼食べに行って、ブラブラとIKEAに行って、夜ご飯の買い出しして、お家で晩酌。

3.11とは、こういう日常に感謝する日なのかもしれない。

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