2017年OSS振り返り

赤芽
4 min readJan 3, 2018

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昨年を振り返ると、無駄な時間を使っていたことが多くてコードを書いてなかったなというのが正直な反省で、今年はコードを書く量を増やしていきたいと思います。

npm-statでnpmのダウンロード数を見てみると昨年に比べ4倍程度増加していました。

https://npm-stat.com/charts.html?author=akameco&from=2015-01-03&to=2017-12-31

個別にいくつかのライブラリを見てみます。

## s2s
今年つくったもので、一番大きなものはやはりs2sです。
コーディングタイムコンパイルというおそらく新規性のある概念とその実装です。特に複雑なことはしてないのでコアは小さいけどmonorepoで運用してるので、レポジトリ以下に30パッケージがあり自然とコミットが増えました。また、えるきちさんのAST本で紹介してもらったり、多くのコントリビューターに助けてもらったり、donateバッジ経由でギフトが送られてきたりと実装以外でも非常に嬉しいことがたくさんありました。ありがとうございました。

## babel-plugin-react-intl-auto
react-intlのidにファイルベースのプレフィックスを自動で付加するプラグインです。styled-compoenetsの作者から

This is way nicer in terms of code! 😱 💯

とコメントをもらえたのが嬉しかったです。

## PixivDeck
一昨年にほぼ完成していたけど、今年の前半は引き続き改良していました。中国の方から翻訳のPRを頂いたりと良い経験が出来ました。
ただ、完全に趣味で作成しており、モチベーションが下がり気味。

## extract-react-intl-messages
react-intlのメッセージを抽出するツール。

## read-babelrc-up

一番近いbabelrcの読み込み。

## touch-alt

touchコマンドの拡張。特定のファイルのとき、テンプレートからtouchできる。今も常用。

## eslint-config-precure
自分がjsを書く時に使うeslintのルール集。flowやjest等全てのルールを網羅。今後も更新していくつもりです。

## @akameco/generator-nm
自分がnpmモジュールを作る際のyoテンプレート。基本的にこれを使ってライブラリを作っていました。

## babel-plugin-float-equal
floatの比較の誤差を消すbabel plugin。

## babel-plugin-react-remove-classname
プロダクションビルド時に`test-`とつくプレフィックスを削除する。

## babel-plugin-twitter
twitterからnpmモジュールをインストール

ブログ等

Qiitaには50記事ぐらい書いて計1000いいねぐらいでした。時期によって多く書くときと全く書かない時期があるのでコンスタントにアウトプット出来るようにしたいです。勉強会は2回参加し2回発表しました。非常に良い経験になったので、今年は2月に1度の発表を目標にアウトプットしていきたいと思います。

まとめ

後半はBabel Pluginばかり書いていました。今年は、昨年の10倍ダウンロードされるようにやっていきたいと思います。

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